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楠崎 志杏の部屋


[40] 招い手
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]


あなたが延ばした手を

迷わず掴み合いたいね


屁理屈ばかり並べた
あの街路樹の傍ら
忘れかけていた
思い出がざわめく
きっとまた思いだそう
招かれた手によって


つかみかけていた
あの夢さえも
今なら君に伝えられそう




君が延ばした手に

招かれて・・・

2006/06/14 (Wed)

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