是非 僕を引き裂いて。赤と青の光が混合する中、『此ノ身ヲ壊シテ』とどれだけ願ったのだらう。流れの早い雲追い駆けて隠されて 泣いてた月を見つけてしまった朝に見た此ノ世の成れ果て。騒音の夜を認められなくて、静寂の夜を求め何処に彷徨え。暗い朝は静寂の夜を彷彿とさせる。僕を惑わせて世の果てに連れていって突き落としてよ。
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