詩人:ゆにこ | [投票][編集] |
原色にひかるあの空を
背景にして飛ぶ鳥が
重いリアルをひたすら背負い
か細い声で痛そうに鳴いて
瞬きのあいだの一瞬に
既に眼前から消え去って
次の瞬間にはもう
なんでもなかったように
あの遠い遠い場所で舞っていた
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いま、わかっていること
もう失いたくはない
おなじ後悔は、くりかえさない
強がりに疲れたはずなのに
ねぇなのに、どうして
この手は信じたいものを
まっさきに選べないんだろ
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メールも電話も
一切シカトで
存在ガン無視。
途切れた2人、、、
こんなの意味ない
ぜんぜん楽じゃない
腐りそうなほど
まるで音沙汰ない!
あー夜はさみしい
すこし苦しい
なぜか思い出す
幸福な日々ばかり
あの日の言葉が
ぜんぶ嘘なんて
そんなの絶対
嘘にきまってる!
走馬灯のように
振り返るとき
君のPLAYBACKに
あたしは居るの?
この空は誰かも
見上げてる空、、
感傷の渦の中
目の前の総ては溶けて
すり抜けてるのは
君のほう?
それともあたし?
もうどっちだっていいけど。
抱いた期待は
かすめ取るように
泡となって消えたよ
ほんと、恋なんて楽じゃない
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集団に流されて、目指していたところが
何処にあったのか、それは何だったのか...
とうに忘れてしまって遥か化石のよう
今いるここはどこ?目の前のひとはだれ?
どうして生まれたの?
なぜ死んではいけないの?
クエスチョンマークで埋め尽くしても
答えなんて降ってきたりしない
ネットで一発検索!の時代に
方位磁石すらも持たない僕らは
すべて取り上げられたらもう二度と
ふるさとには帰れないような気がして。。。
知識と知恵は別物
慰めるような生き方で足掻くが如く
君が残した嘘は形見となって
いまも刺のように心を刺している
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誰かの言葉が
仕草が 眼差しが
脳にも心にも巣食ってる
解っていながら
伏し目がちな あたし
既読スルーでやり過ごす
否定の言葉が
むなしく響いても
いまだけは 強がりで
まもらせてよ
だって これがもし
恋だってんなら
運命 見極めなきゃ
愛を品定めしなきゃ
夜ごと募らせて
爪を噛んでる?
べつに焦らしてる
わけでは ないけど。
だけど なりふり構わず
走り出せないの
空模様 無視できないの
君だけが好き なんて
そんなこと
死んでも言えない
言わないよ!!!
あたしだけを好き なんて
そんなこと
期待してない
言わないで!!!
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どうせ過ぎてく時間なら
すこしでも幸せ感じてたい
リア充、には程遠くっても
それなりに自分積み重ねてたい
思いめぐらす今朝のわたし
らしくないなんてことない
どうもしてない!
そろそろ何処か
遠くへ行きたいって思うだけ
探してる幸福は
きみのとは別物だったし。
このポケットにはちいさすぎて
おさまんないみたい
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うすぐらい夢の中に
ほんのちいさな
野望の影....。
芽吹いたあとで
光と雨を待った
あなたの幻を
みつづけているよ
あなたも知らない
わたしだけのあなたが
もはや別人のような
あなたの姿かたちをした
だれかの輪郭が
日に日に
育ってゆくばかり...。
妄想にすらも
心が追いつかない
確かにあのとき
その腕を掴んだ
気がしたけど。
荒れた砂漠の
ど真ん中
嵐を期待するような
開花を夢見るような
向こう見ずな
気まぐれが
いつもいつも
自分さえも狂わせる
孤独となれあう
意味はあるかな?
ここで待機する
必要があるかな?
答えのない道で
矢面に立つのは
良くも悪くも自分ひとり
後にも先にも
自分ひとり...。
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諦めることがやさしさなんて
そんなのぜんぜん、信じない
身を引くことこそ愛だから。なんて
そんなのただの、きれーごと!
欲望に従順で
こころとカラダに誠実な。
その未来ごと迷わず奪いさる
潔い強引さに憧れる
生か死か、、、ここまでくれば
振り返ったりなどしない
すべからくキミは道連れ♥
失うくらいならこの手で壊す
そんな激しすぎる情愛をしりたくて
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まぁそーカンタンに上手くゆくわけないよね
ときどきちょっぴり不機嫌になっちゃうけど
ねーでも上手くゆかないほうが面白いよね?
退屈より刺激のが飽きなくてすむからね
願いごとなら飛びきりの最上級
甘ったるいサイズでちょうどいいはず
ハードルは自分で低くしておくものよ
今夜もすてきな詩を聴かせてね
とりあえず後悔をうすめるために
手つかずの過去から片付けましょう
あの星が瞬いてるあいだに
きみとの妄想、ホントに変えたい!
夜明けがくればこの関係もリロード
あたらしい味が恋しくなるように
ラブリー中毒!いつも浸れるほどの
とろけそうなチョコレートがここに欲しい
永遠なんて形を知らなくっても
信じることはいつだってできると
きみが言ったの。そうきみが。あの時!
思えば心はすでに奪われていたんだわ