詩人:ゆにこ | [投票][編集] |
息継ぎの仕方もままならず
溺れる魚。。。
ジャンクな妄想
世界のすべてを
フィクションに変えた
漫画のようだよ
余計な描写も背景もいらない
主人公はかならず
救われる展開
醜いシーンは削ってしまう
スポットライトが足りないなぁ
つぶやいた君は
月と太陽
めがけて羽ばたいた
美しいものだけ
目に映して
かっこよく死んでいく?
近年はびこる奇妙な病。
それは見えない包囲網に隠れた
心と脳を侵す病原菌
気もそぞろだよ
僕は眠れない夜の
溝に落っこちて
時代錯誤かな?
痛さに邪魔され
あの輪の中にすら
入れずに鳴いて
檻のなかには
自由も真実も
見当たらない
奴はホンモノの予言者か?
それともただの
オオカミ少年?
効能と副作用...
戦利品と遺失物...
たわごとつらつら
泡のように弾け
見返りもなしに
希望という
ぼんやりとした光
ひたすらに求め
その幻覚を追いかけていく
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躊躇ったり恥じらったり
する暇もなく
これからの人生は忙しいはずなの
浮き沈みあっても
さいごには同じ
自分に振りまわされて
自分を見失う日々は終わり
すべての時間を隙間なく
贅沢に消費するには
ねぇ、体力が足りないよ
すべての欲望を絶え間なく
満たしてあげるには
そぅ、お金も必要だし。
関係を終わらせた瞬間に
清々してる
こんな気分も久しぶり
心置きなく
騒げる朝が来る
そしていつだって自由になれる
誰かが迎えにこないなら
こっちが捜しにゆくまでよ
スカートをめくりあげる
ほどの全速力
たくさんの風を吸い込んで
新しい日々
遠慮なんてもう要らない
好きなだけ旅に出ましょう
なりふり構わぬ今が
いちばん好きと
誇って言える自分を
いちばん好きになりたいから
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もっと触れようと
わかろうと、してよ
その在り処を
つきとめてみたいよ
冷たく凍った
その心ごと抱いて
痛いんだから
痛いんだから...。
今夜きみのユメを見て
眠れるように
地上に降る星の
ビジョンを映した
今日が昨日と
同じだっとしても
明日もそうとは
かぎらないもの
世は泥船、なんて
ぬるいこと言って
うつむく下弦の月
もういい加減にして
踏みだしたいよ
眼差しの先に
わたしがいなくても
この一線踏み越えたい
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曲線美透ける下心
鼓動が先走ってる
生きているのを
謳歌してるみたい
突然に腕を組まれると
ふいに顔がほころぶ
本能があまりにも自然に
上手に動くから
感心するほどなの
すでに虜だね
この恋は何処へもゆけない
痛みだってね
いとおしいとさえ思える
いつだって眩しいね
太陽を飲み込んだ
あの瞬間に
あなたは光そのものに
なってしまった
そばにその陰に
なんとなく居たいよ
ずっと隣に居たいよ
それとなく二人...
クエスチョンを
おわらせないで
そんなにはやく
大人になれなくて
アンサーは急かさないで
言葉よりもっと
確かなモノで
繋ぎとめたいだけ
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目を開いたまま
現実の夢に飛び込むようだよ
鼓動がはやるたび
じっとりと汗ばんで
けれど不思議と嫌じゃないな
この恥じらいも
さっきまでのことは
もう過去の話で
これからの総てだって
すぐに昔になるのだよ
開戦前夜の高揚が
不安をなじって
空高く飛ばす
紅潮したまま
息遣いさえもきこえるほど
近い近い距離で
愛を見つめていたい
いまこの瞬間も
捧げるドラマ
命より確かなもの
主張するカルマ
有頂天のぼりつめて
そこからは新しい
ここからは新しい
きっと夢想以上の明日へ
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付け入る隙もない
その恋に
どうやって爪痕のこそうか?
むかつくから
言付けなんか
ほんとはしたくないけど
悲しませたくないから
やっぱりつい
微笑んじゃったりしてる...
わたしはどうやっても結局
あなたには勝てないね
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あとどれだけ
あなたを知れば
恋人になれるの?
近づいても
近づいても
遠ざかるのなぜ?
核心に
触れることもできず
ずるずると
片っぽの糸
萎えてく....
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虜のままで視線をそらした
どうでもいい風に装って、後ずさり。。。
あの人をとられた!
あの人をとられた!!!
こだまする現実といたいほどの
この恋しさの狭間に
取り残されて、ひとりぽっち
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どうしたらいいかな
この素直な感情
まるごと届けるには
どうすればいいのかな?
どうしたって
伝わらないのにさ。
うるさい雑音ばっかり
あの日からずっと
響いているんだ
現実と呼ばれる
幻想のあいだの
少しのまどろみと
穴埋めのような嘘
まだまだ諦めきれない
だって心は人知れず
走り出してもう止まらない