詩人:あとりえ | [投票][編集] |
うたう練習をしていました
呼吸器は
せつなく傷みだし
PMの空には
見えない惑星たち
雲の向こう
詩を続けました
君たちという
せつなき惑星たち
君という星
かがやいて
ただひたすら光るよに
季節わたり凪がれました
ねえ君
僕の心の半分は
何処へ迎えばいい
アトリエには
そんな幸福な
せつなさ
散らばっています
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言の葉のロマン
言の葉の創造
言の葉の夢
その指先から伝わる
青春の旋律
きらり水玉
落ちる
ときめきの旋律
その言の葉の骨格は
育ち
大人の仕草で君語る
このせつなき
不思議な ときめきは
いつも
風の空の向こうから
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
君の場合は愛情だとおもう
君にしかない
君だけの伝え方
湧き水のよに季節わたり
巡り
天才鬼才能とは
逸脱した何か通常では無き
内心の奥の扉から発信しているような
でも君にはもっと
青空映える
赤いタータンチェックの
テーブルクロス上にて
恵みの想い言葉
語るよな
愛情
そんな才能
それはきっと恵みなのだけど
君は満足できてないよに
湧かすんだ
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
僕たちは地球の生き物
野生のたくましさ
その意識
遥か彼方の時の果て
忘れ吹かれたよに
僕の筆
か細い線
君は時に旋律のよに走らせた
野生の魂
隠し持ち
知的生物の迷いのような
コンビニで買えない
深い
しなやかな愛を
さ迷いながら
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
僕は相手が死にたいと
幾度も
伝えて来ると
深く辛く悲しくなり
深く傷つき
時と
場合 苛立ちます
辞めて
辛いから辞めてと
心の中
叫んで来ました
僕の知人や親しい人たちはもう
現在の治療では届かず
望まずして
この世から去りました
僕は辛さ堪えて
普通を装って来ました
そのため抑うつ状態もありました
人間誰しもが死にたくなる事が在る
僕も
だけど
あなたたちの中に意地悪気味な人が例え居たとしても
自ら命を経つ
辛さを深い悲しみの
相手が認知症状にまで
進行してしまうような
抑うつ症を与えないでと
でもこの世の中は
本当
花に濃い潮水を与え続けて
栄養を与えたのに何故
枯れたの
というような水を与えても気づかなくなった
問題が薄く放置されているような
気がしてなりません
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人と人の狭間の心模様
朝霧溶かすよな
チェロの低い音に包まれ
目覚めるような
朝も在り
インスタント珈琲の湯気では
謎は溶けない
湯気向こう垣間知るような
そうだよねそうかもね
そう報せ伝えるような
いつもの朝の空
謎さえ
青く白く
凪がれ溶かすよに
あなたの想い
その証を
ただ求め探すよに
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
大和時代
インターネットがもし在ったなら
奈良時代 もし
携帯電話があったなら
原始時代
もしコンビニが在ったなら
その未来の現代
現世はどうなっていたかと
どうでもいいよなこと考えてみた
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
シッポあるギャルソンが
注文の少ないカフェという看板立て
チェーン店
海の上のカフェ
銀河果てのカフェ
砂漠のカフェ
深い森きらきら温室カフェ
何をご注文されますか?
愛情です
愛の情です
ございま..せんよ
ああ いいえ
在りましたよ!
ただ
証明写真と証明書に
ご本人確認のため先に記載下さい
とギャルソンが
伝え終わる前
お客様は消えていた
カフェの庭には
季節の種から発芽した
夢や愛の花や果実
ギャルソンは
その果実搾った
グラスに
花浮かべ
消えたお客様に出してみた
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そのお客様は
夢を注文した
シッポある
ギャルソンは
お客様
夢の種や花
果実はうちのカフェにも
たくさん
ございますが
よく売り切れたり
在庫無し
または時に
うちのカフェ庭園にて
夢の
種を蒔いたり
苗を植え育て
水加減、栄養、陽加減
時に真夜中
宙庭園エリア
空海草原エリアまで向かう
扉を開きますと
生半可な姿勢であれば
夢を背負った過程
痛み傷みは軽くはございませんが
在は一番人気ある
夢の種 お茶 花
苗 果実と
揃っております
他のお客様たちが
ほら
カフェの季節の庭園で
種や苗を植えていますよ
ただ次から次
その次の
季節から
ぐんと人数は減りますが
極寒の雪降る季節など
その時は
温まるお茶を用意して
お待ちしております
ほら
春先蒔いた夢の種
花たちふんわり
咲いていますよ
あちらの皿上の果実は
そうやって
夢を大切に育てあげた
夢旅人さんの
夢果実シャーベットです
どうぞ
召し上がれ
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その日はカフェの窓外は
嵐のよな雨
にも関わらず
カフェ庭先
方角の空には一番星
風を切りながら
扉が開き
雨に濡れたお客様
濡れたコートを乾かすよに
ストーブを焚き
ヤカンから湯気吹き出す
タオルケットに
くるまった客に
ご注文は何なさいますか
と伝えながら
温かな
お茶を出すギャルソン
オムレツとスープを
お願いいたします
震える客が
あたたかいお茶を飲むと
扉から
別の客が入って来た
みなシッポがある
ギャルソンも
お客二人も
ただ皆別の動物で
考え方
行動
仕草
価値観が違うのだった
後に来た
客は
先に入った客に向かい
女は黙って
飯だけ炊いてろ!
何が..になりたいとか
ほざいてんだ
メスの癖して
このじゃじゃ馬
ギャルソンが客に向かい
こう伝えた
お客様ここは
雨風の日は雨宿りなどで
他お客様もいらっしゃいますので..
それと
..そのお言葉はあまりに
あんまりでは
ございませんか?
先に入った
客が
私も あなたのように
夢を奏でていたかったの
お皿を洗いながら
窓外の景色見ながらの
季節は過ぎて
いつも
あなたが羨ましかったわ
でも
あなたを愛しく想う気持ちは変わらない
外の雨風は
落ち着いて
庭先の夜空には
満開の星
浮かび
濡れたお客様は
あたたかな
スープとオムレツを頂き
二人お帰りになりました