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あとりえの部屋  〜 投稿順表示 〜


[26] 地球の秋
詩人:あとりえ [投票][編集]




ねえ

今 何が起きているのか

知らせてください

地球の秋に



雨は




傘さえ忘れて


しまいます

 

2010/11/09 (Tue)

[27] 文明変われど あの月は
詩人:あとりえ [投票][編集]

 
 

もし
地球から訳あり
別エリアの
宙域か
別次元へ移動した先


地球へ戻ると


地球?
この惑星はそんな名では
ありませんよ



返事返され


でも月が在るじゃないですか

あの月は
絶対 地球の傍に居た

月です

だからこの星は

地球のはずです

夜空見てそう想い


朝になれば

いつもと同じ太陽が


だから地球です

この星の名です

いつから変わったんですか


振り返ると

街は海の中に在り

ネクタイ姿のイルカと女子高生


この星は
地球でしたよね
以前は


玉手箱を開くと

イルカの姿へ変わり


他イルカがこう
呟く


そういや遠い昔

人間ていう生物が

この星には居たらしいけど

知を

誤ったんだろうな


陸は消えたし


その生き物たちが使っていた文明時代の

化石のよな物展示されてる博物館に
行ってみる?


その建物へ入れば

マネキンがスタイルブック手に

携帯のよなもの
パソコン



自転車
TV
時計
コーヒーカップ
炭酸瓶
酒瓶
歯ブラシ
椅子
ペン

...
タンス中
ワンピースと帽子


バイオリン
ピアノ
ギター

ラジカセが在り
聴けますよと
いくつかジャンル違い
CD

いつもよくラジオでかかる曲酷ノイズ込み流れ



浴衣姿みたいイルカたち

帯みたいな

幻想の緩やかな波


もしそんなこと見たとしたら

それは夢の中の光景かもしれないけど

夢の中でも


失った

切なさは リアル感じるだろう

2010/11/10 (Wed)

[28] こころ何処に
詩人:あとりえ [投票][編集]



朝起きて


いつも詠む





今 こころは


何処にいるのかと


探すよに


もうすぐ寒厳しい朝来ても


味噌汁と
卵焼きのキッチン前か後


ここを詠んできた


2010/11/10 (Wed)

[29] メイク
詩人:あとりえ [投票][編集]


いつまでも
ノーメイク

外出先で可笑しいって

コンビニで

帽子とれば

髪はみだしなみ注意報


あんなにオシャレ好きだったじゃない

なのに

そんな同じパーカーばかり
着て

最近

僕の外見見てそう伝える
人の
コミュニケーション重視したファッションや

ヘアスタイル



いつだって
僕は
いつまでもノーメイクな状態を

亡くなったあの娘への想いにすり替えて

あの娘が去ってから

手に触れていた

メイク用品さえ

記憶にない


コンビニの兄ちゃんが

帽子とった僕の姿見て

出ていく姿に

なんであんな外見で

外に出て来たんだろ

と聞こえるように隣の店員さんへ話していた


僕は昔
オシャレ好きだった
メイクアップして

サイドテールで出かけた日もあった

亡くなった
あの娘はオシャレ好きだった


だからとはいわないけど

こんなメイクもする気力失った

僕を

私のせいにしないでねと

言ってる気がして

メイク用品を買いに行こうかとおもう



今朝も地球の景は

澄みやかな空の下
 

2010/11/10 (Wed)

[32] 頁を破る
詩人:あとりえ [投票][編集]




頁を破る


びりびりと



誰かが


あたたまるたび


誰かが


冷たくならねばならぬ


ゲーム


誰かが


餌食



誰かのスープになるための



頁を


ひたすら破る




ゲーム内容の非情さに



餌食



誰かが

あたたまるために


誰かが


冷たくされていく


ゲーム内を


どうぞ


ご堪能あれ



2010/11/10 (Wed)

[33] 登録解除するかも
詩人:あとりえ [投票][編集]

 
 
 
死にたいと伝え

愛を得ようとすることは

脅迫により

例えば

相手の首に手をかけ

わたしを一番に愛しなさいと

脅かし

死にたいの伝え方により

相手の首にかけた手を強めるのと同じ

相手のこころの意識は薄れ
訳わからなくなり

愛していると

手をかけた相手に伝える

死にたいと脅迫し

相手から愛を得ようとすることは

それと同じだと思う
 

2010/11/11 (Thu)

[34] セントレイ♪
詩人:あとりえ [投票][編集]

 
 
昨日ラジオでかかった

サカナクション / セントレイ

を聴いた後


気分はかなり楽だった



2010/11/11 (Thu)

[35] 言ノ葉 天国の下
詩人:あとりえ [投票][編集]

 
 
 
言ノ葉の泉か沼


どちらとなるか判らぬ


土砂降りあと



蜘蛛の糸


言ノ葉と葉の間


するると
落ちて


掴む


なけなしの文学性とは


何求めて



言ノ葉の天国へと迎いたいのでしょう



言ノ葉の地獄では


愛無き世界こう


渦潮化した

情報文字のなか埋もれた

こころの腕数さえ


蜘蛛の糸

求める腕も在り


糸は掴まず


渦潮中の腕を掴む


そんな景さえ


言ノ葉のかがやく葉の下で

自転車通過し

蜘蛛の糸

切れ


そんな時の間も


美しく彩る


季節 うたい続けていました
 

2010/11/11 (Thu)

[36] 哀の物理学
詩人:あとりえ [投票][編集]



水は低い方へながれて

ボールは坂道下り転がり
引力無き世界で

哀はどこへ迎かと


大気のよに蒸発昇らせるには


2010/11/11 (Thu)

[37] 編み糸
詩人:あとりえ [投票][編集]



綾取りの糸

もつれて落ちてます

ますます

もつれたからと切れば

その糸でまた
あやとりするには

新しい糸でやり直すか


とにかく
あやとりはしたくない


糸あるならば編みたい

それが

電子世界で編まれた場合

2010/11/11 (Thu)
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