詩人:あとりえ | [投票][編集] |
師走の天の河
美しかった
綺麗事でなかったため
鈍い貪欲な愛しさ
表現の調べに取り入れて
その部屋で
逢えないならば
僕のバカげた宇宙へ来てよ
千代紙散乱した
健忘症状の森より
逢うに
適した環境だと
自己表現を療法とす
君に逢えない
逢える
自己表現の療法
天の川のよな文字流れ作業に
浮かべた千代紙の舟
君は
ある時から
あなたとなった
誰かの元で
宇宙の星きれいな季節から雪降って
現実の空白に僕は
わたしと戻る
検査値は善くて
MRIに頭部検査に
ひっかかった
すてきなレトロな千代紙をまた
揃えて
回復するかなと
ばかかもしれない夢を
現実のなか
宇宙ではもう君に逢えない
君は誰かのもと
あなたとなるから
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
存在を
詩吟色に溶かしながら
少々
ごまかしてみれば
ごまかしは
誤魔化され
更に誤魔化され
詩吟のよな世界で思想は
独りぼっち
君という存在のため
孤独で
その上の僕という存在は
健忘つきの詩吟色の涙のなか
変調を
調えようとして
さらに変調
ごまかし
誤魔化してきたツケ
更に誤魔化す
くすくすと笑うよに泣く
シナリオなど要らないよ
ねえ誰か
自己表現してよ
僕よりもっと
上手く
誤魔化さず
変調に囚われず
そう想いながら
誤魔化しが
あまりに
くすくすと笑うよに泣くから
詩吟色の涙というシナリオを消した
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
誰かが
誰かを愛しく想い
その連鎖
魚たち
詩吟色の思想
時の飛沫
冷たい愛を
あたたかくしたいと願う
あの人たちの
うた
僕は何を忘れて生きて来たの
君は何を一番大切にしていたの
判っているから
逃げたくなった
それは僕が
無意識の扉の扉向こう
閉じ込めた物語
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
みんな夢というエナジー 庭に蒔いて
青空吸い込んだ
恵み慈雨
陽気のうた
風に乗って
未来へ向かう夢
君のこころ
飛ばした季節
そのエナジーから
ほとばしる
僕たちは
微笑みさえ忘れ
いつまでも
それは夏がいつまでも
けだるさ忘れるくらい
きらめきを日の陰
隠しながら
いつまでも続く季節のうたのよに
だけど季節変わり
夢も変わった
変わらない人たちの群れのなかで
冬景色
吸い込んで
その年
春は消えたけど
君たちのエナジーは
移り変わりながらも
存在している
この星で
君のエナジー変わらない
青く溶け込む
夢エナジー
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
それは さよならを
含んだ韻に
包まれながら
あたらしく
はじまる季節に君は
行ってしまうかもしれない
けれど
それはもしかしたら
僕もそうで
それでも
いつものように
ことばを下さい
もう何年も
そうやって
そうやって来た歳月は
嘘では無く事実で
はじまりの季節に
至福の音色の詩うた
響きますように
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
月夜
朝焼け
昼の時に静かな喧騒
夕暮れ 見つけたよな
まだ知らない
笑顔のような
知らない君を
幾度かそんな仕草を
ことば一つ見かけた日常
何かが変わっていく
時の境
さらさらと
緑揺らしたよな
言の葉たち
雨の音
さまざま
元気でね
また出来たら
明日か あさってか
未来
生まれ変わってからでも
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
飲み水が
こんなに
かけがえのないものだったとは
ペットボトルに水を注入する人の姿
マイナス面を持つものが
プラスのエネルギーに変わることも
課題のよに
問いかけた
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
清濁、洗いながす
紺碧の石の緑苔の匂い
何か交代する物語の
中に存在しているのなら
経験は
何か報せて来るだろうか
雲の白さから降って来る
清濁併せたグリーンシャワー
人の心も時の途の
グリーンシャワーに打たれ
また次の時へと向かう
詩人:あとりえ | [投票][編集] |
空も海も青かった
悲しみと比例しながら
星も
昨晩 月無しの暗さ
この星は自然と宇宙と
一心同体で
その恵みでここまで来たの
そのことを忘れてはならない
私たちは遥か遠い昔
アミノ酸から
この星と共に生まれ
創造を超えて
話したり創り作る生き物となった
この星を傷つけ痛めるものは
無くそう
繋がって来たんだよ
あの星とも
あの月とも
人間だけが住む星ではないんだよ
繋がっているんだよ
未来とも