詩人:あとりえ | [投票][編集] |
赤ちゃんに水道水を飲ませてはいけない
そのニュース後
なぜ自分は食事を摂って
いるのだろう
子供たちは手に持つことさえ
無く時過ごして
そしてその晩
食事後 吐き気がし
吐きました
何度も
何度も
一晩中 吐いて
昨日まで貧血気味で
今は牛乳、肉などが
食べれません
食べれなくなったなら
その分は 子供たちに
回ればいい
そう願った
願い届くなら
もうたくさん届いているはずの食料
実行力が必要な時に動けない
いい方法が見つかるよう
気を集中させたい
食料届ける先に
またコンタクト取る
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一度も逢ったことは無い
親戚
母に尋ねてみました
その地域が今日
画面に映りました
映った家族たちは
子供たちは
うちの姉妹と
そっくりでした
食料は届きましたか
そればかり
そればかり
どうしたらもっと
食料が届くのか
行き届くのか
おばあちゃんが
再婚しなかったら
親戚付き合いしていた
人たち
お母さん
子供の頃 住んでいた地域
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薫りある
美味しいお茶を煎れて
嗅覚から満たすよな美味しいご飯を
僕の再婚した
亡くなった
おばあちゃんの
故郷の会った事も
話したことも見た事も無い
一番か二番目くらい
過酷な被災地に住む
親戚へ
画面に映った
子供は
お母さんの子供の頃と
そっくり
小学生の子は
子供の頃の私と似ていた
青年はうちの兄弟と
似ていて
その父親は双子のように
そっくりの
面立ちだった
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文学の森に
さ迷いなさいと
まこちゃんに
森の妖精さん
アドバイスしたという
森は迷うよ
迷い
時に迷路のように
あの街はすでに森
あの人は妖精のよに
飛んで
誰か
雨降る夜
下駄で走りながら
こけた日に
幼い頃
幾度も聞いた
転び方
上手かったねという
リフレイン
妖精さん街の夜飛んで
朝なれば
夢だったのかと
跡形も無く
消えたメッセージ
文学の森へさ迷いなさい
まこちゃん
君は誰だったの
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地球に住み
暮らしています
もうじき
桜咲きます
また若葉芽吹き
濃き緑に雨打ちながら
夏の
メロディーの入り口
たまたま
この詩を詠んでいる
あなた
表現するという事は
災難により
時に想い出さなくてはならない
記憶中
忘れ去ってしまった幸福さえ
蘇らせることがあり
地球で暮らしていく僕たちのこころに
そのエナジーを
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空をアトリエにした季節
何ページも
雲の凪がれ
月のような灯
幾度も虹を
詩にして
消えた青空には
新たな風吹いて
空をアトリエにして
意味を無くした
辛い季節
桜はそれでも美しく
どの空とも重なり
入道雲の季節
みんな
蝉みたいに
鳴いたよに
どこか飛んで
同じ色
同じ空なのに
季節により
深さ広さも移り巡り変わる
君のことば
空キャンパスにして
飛んだ
時に
地下の窓から飛び立つような
また桜の季節
空のアトリエにいつか
また虹
架かるでしょう
消えた後には
また新たな風吹いて
空は時に
君のこころのキャンパス
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若葉のメロディーを
いつか
君も詩ってよ
風いつか巡り変わり
その季節
心地好くうたいだす
この星に
若葉 芽吹く季節来て
想い出す
くだらないくらい普通だった日々
かけがえなき
普通の
ごく普通の暮らし
そんな季節
再び
若葉のメロディーを君も 詩ってよ
その記憶
蘇るよう
普通の愛しい日々を
蘇らせるような
若葉 芽吹く詩を
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カゴの中
安全な果実
根菜
ペットボトルの水
詩集
小さなラジオ
音楽聴ける
小さなスケッチ帳
いつか
未来や在を
描いて
小さな子供たち
描く
未来にその夢を
子供たちは運ぶ