| 詩人:ゆなぎ | [投票][編集] |
愛着のないこの世界に
さよならバイバイって
お別れをして
僕は今 歩き出した
行く宛てのない旅路に
僕を必要としてくれる
日常は
あるのだろうか?
僕なしでも廻る世界と
僕なしじゃ動けない世界は
どっちが楽に生きられる?
救うんだこの世界を何て
言ったって心にもないのに
救世主のフリして 『あぁ。』
旅路の途中で飽きちゃって
握りしめた剣放り出して
また別の日常を歩きだす
愛されたいと嘆く悪魔と
愛なんてと吐き捨てる勇者は
どっちが正義なんだろう?
命をかけてこの世界を何て
言ったって心にもないのに
聖騎士のフリして 『あぁ。』
誓いの意味を忘れちゃって
護りたいものも放り出して
また別の配役を生きる
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応答なき世界で僕は叫びつづけます。
こちら地球、
君は何処に居ますか?おーばー。
マンホールの中叫んでみても
万華鏡の中覗き込んでも
君が何処にも見当たらないのです
海の中潜ってみても
空を気球で泳いでみても
君の応答が聞こえないのです
愛して と呟いた君を
愛する為にやって来たのに
君の涙が拭えないのです
アローハロー!
君を迎えに来たのです、
この手を取って笑って下さい。
応答なき世界で、僕は叫びつづけます。
こちら地球、
君は今、何処で泣いているのですか?おーばー。
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笑った分だけ幸せになれるのなら
私は キミの分まで笑うよ
笑えないキミの代わりに笑って
たくさんの幸せを半分こしよう
キミの唄があれば
私は笑ってられるから
一緒に 未来を描こう。
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すれ違う人の眼は濁っていて
僕も今そんな顔してるんだろう?
情熱も執着心も生まれない世界で
僕はあとどれくらい息をしてくんだろう?
変わらない世界を嘆いてる毎日だけど
変われない世界にどこか安心していたり
矛盾だらけの心を置き去りにしても
強くなれるというのなら
誰かの為とか 世界の為とか
そんなヒーローに なりたいわけじゃない
命をかけるなんてできないし
足は震えて動けやしないよ
出来るならばとか 叶うならばとか
他力本願に いきたいわけじゃない
この手にあるものは守りたい
エゴだけれど 足は進むから
飛び出した世界で
ヒーローになるわけじゃない
信念に生きる 輝く瞳に惹かれたから
誇りを見つけて 強くなりたかった
すれ違う人の眼は濁っていて
僕は僕の為に
輝きを失いたくはないんだ。
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自分に価値を求めたくはなかった。
求めたら期待する。
期待したら裏切られる。
寂しい考え方だ、寂しい生き方だ。
誰かに愛されたいと思った。
誰も愛せやしないのに。
好きになれば嫌いになる。
孤独な考え方だ、孤独な生き方だ。
心臓のあたりが痛むのは
きっと何かの間違いで
目の前の景色がボヤけるのは
きっと疲れてるだけだ。
歯を食いしばって耐えた。
それでも堪えきれないものが
冷たい水となって流れて。
本当はもっと違う生き方がしたいのに
それ以外の生き方を知らないから。
自分を殺すことになれたら、
世界で生きることができた。
無意味に笑って生きることができた。
寂しい考え方だ、孤独な生き方だ。
それでもきっと生きるのは
いつか誰かを愛したくて、
愛されたいからかもしれない。
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独りで泣く癖ができた。
暗い部屋で声を殺して
息を殺して泣く癖ができた。
そうして独りで泣きながら
だれかと上手く笑う癖ができた。
苦しくて、辛くて
それでも笑う癖ができた。
そしたら
きみが、ヘッドセットごしに
約束って、言うんだ。
独りで泣く癖を治そう。
二人で痛みを分かち合う癖をつけよう。
約束しよう。
辛いなら、約1日の時差を越えて
きっと迎えに行くから、
抱きしめにいくから。
約束した。
独りで泣く癖がまだ抜けないけど
いつか隣で分かち合う癖がつけばいい。
独りで泣く夜の絶望を
二人で分かち合う希望に変えたいから。
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大切な何かをなくした気がして
独り ぽつり 歩いていたら
道端に咲く花が
どうしようもなく
強く、思えて
巣に餌を持ち帰る蟻が
どうしようもなく
かっこよく、思えて。
何でもない事の方が
世界にはきっと溢れていて
気にも止めず
人は、生きるのだろうけど
何でもない事の方が
きっと儚くて、美しくて
どうしようもなく
羨ましく、感じた
あぁ、ただきっと
純粋なものを
焼き付けたかっただけなんだろうな。
少し世の中の汚い部分に
慣れてしまった自分が
悲しく思えてしまったんだ。
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痛いものは痛い。
慣れたって痛い。
ふさがっても引きつって
違和感ばっか残って
どうしてよって問いかけてみて
答えなんてなくって
諦めてみて、終わったフリしても
違和感が拭えなくて
気づけば膿んでて
悩みなんてなさそうなんて
勝手にきみは言うけど
本当は色んなもの抱えて
必死に生きてんだって
みんな誰だって
じくじくした痛み抱えて
幸せになりたいって
幸せだって
笑って生きてんだって。
泣いて生きてんだって。
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生まれた日が過ぎてった。
あっと言う間に、あっさりと。
実感がわかないのは
実感したくないからだった。
あの頃から老けないキミと
キミをおいて行く自分と。
あの日のキミから離れてく自分。
あの日からのキミに近付いてく自分。
嬉しいのか、悲しいのか。
結局は瞼閉じるまで
約束を守るんだ。
世界一幸せだと言える人生を。
優しいキミの
優しい願いを叶えるために
今年もきたよ、
ハッピーバースデー、僕。
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「仕方なかった」で済ませられる
傷跡ならよかったのにね
ぐるぐるぐるぐる渦巻いて
フラッシュバックする夢の中
ふたをする、おわりにする、わすれる。
そのどれもが、幸せになる為に
壊れそうな心を守るためにした事だから
強がって笑うその奥の
辛いって叫ぶ君のその文字に
そっと線を引かせて