激動の時代
昭和初期を生き抜いた偉い人の本を読んだ
幾つもの罪と悪で現代を作り上げた人だ
矛盾のかたまりのような生きざまに
本当の人間らしさを感じた
戦後の日本を支えてきた者の正体が何となく透けて見えるこの頃に
二十歳そこそこの僕に示す事の出来る物など有るのだろうか
あなたが立ち上がった歳まであと五年
僕は僕の生きざまの中でそれをそれを見つける事が出来るのか
あなたが残した功績を讃える時代では決してないけど
志は認めざるを得ないものだとそう感じた
吐き気がするほど狂気なこの本をもう一度読み返した
2003/04/23 (Wed)