詩人:アジス | [投票][編集] |
出会った頃は
僕<君
であって
僕はいつも君より小さくて
ただ君に追い付きたくて
ひたすら頑張ったら
僕=君
になれたよ
もっとも今は
僕//君
なんだけどね
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僕の隣で
猫を可愛がっている君
なんか少し猫が羨ましくて
ちょっと嫉妬してる僕
そんな僕の頭を撫でてる君
やれやれ
僕も猫も同じなのかな
それでも僕は
君が好きなんだ
この気持ち
少しだけ期待していいかな
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ガタンゴトン
ガタンゴトン
少し静かな帰り電車のなか
学生たちの笑い声だけが響き渡る
そんななか
僕たちのボックスだけは静かで
君が携帯に夢中なふりをしてるから
僕は外の景色を見るふりして
窓に反射した君を見つめることしかできないよ
でもま
そんな君を好きだったりするんだ
だから
いつか今日みたいな日に
笑って過ごせるときがくればいいな
ガタンゴトン
ガタンゴトン
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タオル忘れた
そう言う前に
お前はそっと俺の肩に
青いタオルをかけてくれた
些細なことかもしれない
だけどな
わかってるなぁって
そう思えて
俺はすごく嬉しいんだ
無茶ばっかするお前だから
俺がお前の後ろ
守ってやるよ
そのかわり
俺の前を走り続けろよ
お前は俺の目標であり
たった一人だけの
俺の相棒なんだからな
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Never put off till...
聞き慣れた着メロに
ペンを置いて携帯を開く僕
『今なにしてる?』
いつもどおりの
君のセリフ
『今はゴロゴロしてるよ。』
勉強してるなんて言ったら
君は謝るからね
『私も♪』
あ〜あ
こんなメール送られたら
勉強なんてできないよ
今夜もまた
徹夜決定かな
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輝くイルミネーション
響きわたるクリスマスソング
普段は静かなこの街も
今夜だけは別世界
街外れの静かな公園
ベンチに座る僕
『なんで公園なの?』
電話越しに伝わる君の声
ベッドに横たわって話す僕
『それは・・・』
午前0時
街が賑わい輝きを増す
ポケットから取り出した
小さな小さな箱
そっと開けると
君と口ずさんだ歌が響いた
『なんで公園なの?』
『それは・・・静かだから・・・かな?』
『あはは♪静かなクリスマスかぁ・・・あんたらしいね♪』
降り始めた雪に
遠い過去を思い出した・・・
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亡くなった
泣くな
とは言えども
泣くしかない
なくな、
なくな。
無くなった
好きという
感情が
いや違う
無くした
好きという
感情を
もう
泣くことがないように
なくな、
なくな。
鳴く鳥は
泣くことを知らず
ただ鳴くだけで
俺は一人
涙が無くなるまで
泣くことを止めない
なくな、
なくな。
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宇宙を見ることは出来ず
キミがあの空の向こうよりも
ずっとずっと遠くにいたら
ボクを見てはくれないだろう
ミルキーは甘く
笑ったペコちゃんに腹が立つのは
ボクが弱いから
着色料がたっぷりの
オレンジジュースが好きなのは
ボクも創られた存在だから
旅立つための翼は
1億の金よりも
1億の魂を要求し
翼を持たないボクは
今日も歩く
流れる涙に
気付かないふりして