詩人:安曇 | [投票][編集] |
真っ赤な顔して笑っていた。
髪の毛はボサボサで、苦しそうに息を切らしている。
『嬉しかった、会えて嬉しかった。』
恥ずかしそうにハニかんで、
すぐ、また走って行っちゃった。
―運動嫌いなくせに。
またね、
走り去っていく君の背中を見つめながら。
私の顔が熱くなるのを感じていた。
私は走っていないのに、
真っ赤になっちゃったじゃないか。
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ただ、ただ前へ
君が待ってるあの場所へ
重く熱いタスキを持って
終わりにしたくない
繋ぎたいんだ
ただ、ただ前だけを見て
汗も、涙も、何もかもを握りしめて
走って、走って
僕は1人じゃないから
ただ、ただ前へ
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このまま歩いていくならば
涙は隠して行きましょう
このまま歩いていくならば
転んだ昨日を笑いましょう
このまま歩いていくならば
笑顔を貰っておきましょう
道があるということは
とても幸せなことです。
当たり前の箱の中の
宝物
このまま歩いていくなら
涙は隠して行きましょう。
きっとあなたは笑ってくれるから
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嘘の言葉がペラペラペラ
嘘の笑顔がニコニコニコ
気持ちの悪い私が、鏡に写っていました。
せっかくの1日だったのに、
とても自分が情けないです。
楽しめなかった、私はなんと幼く幼稚なんでしょう
…後味の悪い夜です。
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ビー玉 ころころころ 光る私の小さな宇宙
ビー玉 くるくるくる まわる私の小さな世界
ひとつだけ握り締めて秘密兵器のように大切に
ビー玉 私をその小さな世界に映し出して
いつもの空も風も光も全てを閉じ込めて
ひとつだけ忘れたくない
あの日の思い出だけを逃がさないで
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すれ違った、あなたの影
立ち止まって振り返ったら、知らない人が居て
あなたと過ごしていた日々、どんどん遠くなっていくのに
あなたは私の中に居る
さよなら、何度も声が頭の中に流れて
さよなら、忘れられない
いつか夢が覚めるように、別の誰かに恋をする日がくるのだろうか
いつか消しゴムで消したように、この悲しみを忘れる日が来るのか
あなたの影、探している
小さく小さく、薄れていく影を
さよなら、今度は私が笑顔で言えるまで
探している、今もずっと
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他愛もない話でいい
慰めなんてなくていい
声が聞きたかっただけなの。
すごくすごく、悲しいこんな日は
あなたの声が聞きたくなる。
安心できるの。
声だけなのに、とても安心するの。
あなたは、私にとって
それくらい大切な人。