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安曇の部屋  〜 新着順表示 〜


[446] 声を失った少女は
詩人:安曇 [投票][編集]

声を失った少女は


想いが伝わらずに


泣いたり、困ったり

時には怒ったりしました。


それでも自分の想いが伝わってくれません。


少女は最後に

にこにこと笑い出しました


想いが完璧に伝わることはなかったけれど


あの人も


にこにこと笑ってくれました



これでいいや、と


少女はまた笑いました



笑顔がいいや、と心が暖かくなりました。

2011/10/13 (Thu)

[445] ふいに
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締め付けられる痛みは
いつもふいに


例えば、あの日のような
こんな雨の日に


2011/09/26 (Mon)

[444] 育むということ
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あなたと出会ってすぐは

私は不安の服をがっちりまとい


嫌われたくないと

いい子ちゃん仮面を脱げずにいました



あなたはいつも

せかすわけでもなく

せめるわけでもなく


私を包んでくれていました




周りがどうとか

普通がどうとか

そんなことに振り回されていた私を



ゆっくり、ゆっくりと

包んでいてくれました



それぞれの形があって

私だけの服があって

あなただけの愛があって



いちまい、いちまい

不安の服をぬいで


すこしずつ、すこしずつ

いい子ちゃん仮面をずらして



今は不安の服も
いい子ちゃん仮面も

捨てちゃいました




あなたに出会えたことは

私の一番の奇跡で

一番の運命です





恥ずかしくて言えないけど

これは本当だよ


2011/09/11 (Sun)

[443] ふりかえると
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泣いて泣いて

そんな時もありました。



一生忘れられないと

あの人も、あの日々も



そう思っていたのに



今はゆっくり

とてもゆっくりと


記憶が薄れて、あの人も薄れて



こんなにも穏やかに

思い返す日が来るなんて


あの時は想像も出来なかったのに





泣いて泣いて

そんな時もありました。





泣き続けたあの日があったから

今の私がいるのでしょう





強くなりたいと、思えたのでしょう


2011/09/11 (Sun)

[442] りゆう
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私が無鉄砲に走れなくなったのは


守るべきものができたから




愛おしい、と


守りたい、と


そう思ったから




私は自分のことも守ろうと思った




あなたのそばにいたいから



2011/09/11 (Sun)

[441] ポケット
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偽りのない想い

溢れ出しそうな愛を

ポケットに潜ませて

あなたの隣にいる




あなたはさよならを

ポケットに潜ませて

青白い顔色を私に見せつけてる






どちらのポケットにも

嘘は隠れてないけれど


こぼれ落ちた瞬間に

お互いが

きっと

傷ついてしまうでしょうね





ふたりともわかっているから

なかなか

ポケットから出せないでいるんです。




2011/09/07 (Wed)

[440] ささやか
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いつも

私の先を歩いて

ぐんぐん先にに行っちゃうのに


振り返って

私を待ってるあなたに


愛を感じてしまいました。




あなたが照れてること知ってるんだよ

言わないのは


あまりにも

あなたが可愛いから


ついつい

もっと見たくなっちゃいました。


2011/09/07 (Wed)

[439] 青の日
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なくしたものは?


いつ?


どこで?


なにを?




あなたはなにをさがしているの?




なにをなくしたの?

2011/09/06 (Tue)

[438] なけない夜に
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出会えるでしょうか。

ささくれた心がきれいになるような恋に


出会えるでしょうか

穴が開いた心があふれ出してしまいそうな感情に


出会えるでしょうか

あなた以上の人に



今はただ

重い心とともに、笑えない私がいるだけです。



2011/08/19 (Fri)

[437] かたおもい
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暗くなったら
夜になったら
終わってしまう
目がさめてしまう、まだ終わらないでいて


いつからだろう
目で追っていた
君の姿も君の笑顔も
ねえ、こっちむいてほしいよ


手をつないで歩いたね、嘘みたいに嬉しくて
夢ならば覚めないで、あと少しだけ

あなたの視線の先に私がいないことは
わかっている、わかっている
だけどもう少しだけ終わらないで


君にとっては誰でも同じなのかもしれない事はわかってる
そう、これはごっこのデート

きっとあの子を誘うため、それでもホントに嬉しくてずっと
ずっと笑っていたんだよ


気を使って歩道側に引き寄せてくれたときは心臓が飛び出るかと
本気で思ったの


今日であきらめよう、そう心に決めたのに
嬉しすぎて、楽しすぎて揺らいでしまう



暗くなったら
夜になったら
終わってしまう
だけど、もう苦しいよ
ごっこのデートは終わりにしよう


あきらめるなら、気持ちを伝えてからにしよう
まだ夜じゃないから
勇気を振り絞って、いま


暗くなっても
夜になっても
君への想いは揺らがないから

いま




2011/08/08 (Mon)
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