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チューリップの花束の部屋


[169] うつ波
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]


1.
分裂回避か
少し気分がましになった
時間がこのごたごたの傷を癒すのだろう
冷静に考えれば自分はただの一匹のヲタだ
その柔らかい手に触れるチャンスは2度とないだろうけれど
それは当然のことで
昔のようにちょっとしたファンに戻るだけ
遠くで笑っていてね
その人は言った
そうだね
平坦な気持ちで
普通にいいものはいいと評価しよう
ただそれだけのこと
それが愛なのかどうかはわからない
それでも「いいものはいい」
そういうこと

2.
心を破壊され尽くされて
まだ畳み掛けるように人を攻撃する人がいたとしたら
そんな人の気が知れないけれど
神を恨んだことはない
全部自分で選んだ道だ
これでいい
静かに微笑んでいよう
金さえ儲けられればそれでいいならなんだって出来たはずだ
炎上芸で注目され作品もいいのだと知ってもらうとか
そんなことを考える人もいる
でもそれはどうでもいいこと
世の中には心の綺麗な人にだけに触れて欲しいものもある
いいや、誰一人にも触れさせたくないものだって...

3.
この身に起こったことを喜劇にしたくはなかった
ハッピーエンドにはならないだろうが
円満に、双方に悪い感情を残さず解決しないといけない
全ては気持ちの問題だ
自分は自分として強く生きなければいけないから
この体調不良も自分で何とかしよう
過去を悔いても仕方がない
前を向いて
深呼吸していいことだけを思おう
あなたが何を考えているのかは知らないけれど
あなたもリラックスして柔らかい気持ちでいてください

2016/01/19 (Tue)

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