詩人:CHAOS | [投票][編集] |
また夜が来る
怖い…
また夜が来る
恐怖の音が
すぐそこに
部屋の片隅
うずくまり
どうか
近付かないで
触れないで
首を
絞めないで…
そして…
また夜を
むかえなければ
いけないのですか…
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どんなに苦しくとも
泣かない
どんなに辛くとも
痛いと言わない
頑張ってきたね
貴方が関わる人々
生きてゆく中で
恥ずかしさ
弱さを見せるのが
嫌ならば
あたしは
存在しない者と
なりましょう
あたしの前でなら
どれだけ泣いても
痛いと叫んでも
それは
存在しなかったこと
あたしは
貴方だけの
存在しない者
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「すき?」
って聞かれて
「きらい」
って言えるか?
そんな脅迫じみた
「すき」なんて答えが
嬉しいのか…?
聞かなくても
ちゃんと言ってやるさ
大好きだよ
ってな
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始めから聴いてた
終わりの音はAm
無駄な戯言を
ただ虚しく
奏でていた
雨の日も
月を探したのは
寂しかったから
傷つかない為ゆえに
自ら流したAm
今もこれからも
聴いてゆく
終わりの音
笑っているのは
泣かないように…
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夜は味方
麗しき月影よ
非情線造りて
人間を睨む
独り唄うは
声嗄らすまで
懲りない恋の
夢うつつ…
愛を恨み
愛を喰らい
愛を拒み
愛を慈しむ
今宵の月に
潤ます瞳
綺麗なさよならなど
あるものか…
夜の闇間
笑顔の裏に
隠した涙は
誰が為…
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赤ちゃんの
手の平のよう…
貴女の手に
小さな椛を
乗せてみた
嗚呼、いつか
貴女の手に
僕の赤ちゃんの手を
そっと優しく
重ねてくれませんか…
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一日一日忙しく
過ぎる時の中
何をしていても廻る
あたしの思いは常に
あなたに向けられてる
今頃はあなた…
何処かにあなた…
誰かとあなた…
一日一日忙しく
過ぎる時の中
少しの時でもあなたは
愛しくあたしのことを
思ってしまうなんて時が
あるのでしょうか…
本当のところ
自分の気持ちさえ
分からないけれど
きっとこれからも
結局あなたを愛しく
思うあたしなのです
こんな些細な
疑問さえも…
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なんて我が儘
なんて勝手な奴
そう思って下さい
今宵ふった思い出に
泣いてんのは
どなたでしょう
愛唱え
胸焦がれ
感情を抱き
夢描いた日々共
さよなら
溺れる前に
飽きられる前に
嫌われる前に
そして
あたしである為に
ふったあたしも
泣いております
ごめんな…
せめて
二人語った音だけは
忘れないでいて…