詩人:三連符 | [投票][編集] |
僕の髪が
風に靡くたび
君は僕の心が変わると
不安になるの
君の目の届く範囲で
僕は微動だにせずに
立っているのに
風が揺らす
コートの裾にまで
不安になってしまうの?
僕は風に飛ばされるほど
薄っぺらな紙切れに
見えてしまうの?
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かの魔法使いは
魔法は使えぬが
彼の予言は
必ず現実となる
ほら今まさに
「くたばれターミネーター!」
最新式高性能の
ターミネーターの
眼の輝きが
消えてゆく
詩人:三連符 | [投票][編集] |
一時期の高騰は
どこへやら
地価はぐんと
下がっているのに
ペンペン草の生えた
痩せた地だろうが
御構いなしに
新宿一等地並みの
価格じゃないと
売らねえや
そんな頑固じじいの
土地が僕だから
お買い得が好きな
君には
見合ってないよ
詩人:三連符 | [投票][編集] |
何ヶ月も前から
「一番傷つける
最高のラストシーン」を
考えていて
「年内のクランクあっぷを
目指していた」なら
エンドロールも
さぞ艶やかなことだろうね?
だったら
もう泣き言言うなよ
僕はもう映画は
観ない