詩人:るどるふ | [投票][編集] |
スイッチを押すように思ったことがそのまま出てくればいいのに
まわりくどい回路なんか使わないで最短距離で素直なままに
そうしたらみんな嫌なことが増えるから?
けどもう発信しちゃったほんとのことは一体どこにいっちゃうんだろう
出口が無いままグルグルと
僕の中の回路をグルグルと回って一体どこに行くんだろう
ほんとのことがいっぱいで
僕の中でいっぱいになっちゃったらどうなるのかな?
いつかそんな日がくるのなら
僕はその日が一番嫌で
一番恐い
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もし君が
もし君が淋しさに耐えられなくなったら
頑張れなくなったなら
その時は空に高らか手を振り上げて
その時できた微風を僕はきつと感じるから
どこにいても
何をしてても
振り上げられた青空の手の平
きっと僕は掴みにいくよ
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ホームを行き過ぎる電車には
溶けた数十の人の群れ
その時人生は混じり合い
マーブリングされた社会がうごめいてた
僕ももうすぐその中に身を投げ入れることになるんだ
一人でなんていられない
僕は一部ですべてになるんだ
そうやって今日も明日もうごめいていくんだ
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朝の陽が新鮮だと感じたらその日はいい日だ
自分が弱ってる証拠だから
当たり前のことに感動するのは当たり前にはいない自分がいるから
自分がいつもより弱ってると気付けたこと
それこそが幸せへの第一歩なのだから
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今で一体どれだけの人に出会ってきたのかな
その中で何人の名前覚えてる?
街中ですれ違う人の顔は妙に覚えてるのに
大切な時間過ごした人はどんな顔だったかな?
大事だとかくだらないとか関係なく僕は忘れていく
なのに明日のことまで知りたくなって昨日はほったらかしさ
見つめよう
忘れる前に心に刻み込むために
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さよならって言う間もなく君はいってしまったね
僕は追い掛けたりしない
僕はまだしなくちゃいけないことやしたいことたくさんあるから
いつか必ず僕もいくから
その時は笑って久しぶりって言うために
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ギャンギャンと噛み付いてくる犬に噛み付き返してたんじゃ話にならない
争わなきゃ解決しないなんてなんてお粗末なんだろう
くだらないと思う相手こそ自分なんだ
本当になんとかしなきゃいけないのは自分なんだ
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諸刃の剣とはよくいったもので
返された刀が自分にも斬りかかるんだとか
けど僕の刀をよくみたら柄まで諸刃だったんだ
これは危ない
斬り掛かっても素振りをしても
もはや柄に手を掛けるだけで僕の手は血みどろだ
意を決したところで
相手がどうあれどうでても僕の手は血みどろだ
僕が勝手に僕を傷つけるんだ
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考えて考えて
もういい加減疲れるくらい考えて
それでもやっぱり後悔するんだ
納得なんてしたことない
自信なんて微塵もない
考えて考えて
呆れるくらい考えたのにやっぱり後悔するんだな
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いつも頑なに握られた君の拳
そうの中には君の想いが溢れてるんだろう
口下手で不器用な君が大切にし続けたいっぱいの想いが
ゆっくりでいいから
順序だってなくたって構わないから
僕にそうの想いを聞かしてくれないかい
そしていつか全部聞かせてくれたなら
やっと開いた君の右手を僕は握るよ