詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
ごめんね
もっともっと素直になれたら
よかったのかな
もっともっと大事に出来たら
よかったのかな
でも結局は
ごめんね
でもいまでも好きなんだよ
ほんとに
でも
ごめんね
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
もしもあのとき
泣きじゃくって
泣きじゃくって
あなたの足にしがみついていれば
違ったかな?
そんなふうに考えるのは
思い上がりだよね
出来なかったし
でも
そうしたかったんだ
泣きじゃくって
泣きじゃくって
泣きじゃくって
あなたにしがみつきたかったんだ
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
お元気ですか?
秋になると思い出すよ
あなたと観た夜景を
繋いだ手の温もりを
あの日のことを
あなたはもう忘れてしまったかな?
いいんです
あなたはもう忘れてしまっても
もうあなたへの想いは
一方通行だからね
忘れてください
でも忘れない
私は忘れない
あなたへの想いがあるから
あなたがくれた
大事な大事なたからものだから
忘れられるわけないじゃん
お元気で
私の大事な大事な想いの人
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
もう恋なんてしたくないんだ
あなたに告げられた「さよなら」が
想くて想くて
悲しくて悲しくて
寂しくて寂しくて
もう怖いんだ
あんなに一人の人を想うのが
もう辛いんだ
あんなに一人の人を想うのが
あなたのせいにするなんて
卑怯だよね・・・
でもね
ほんとにほんとに
もう怖いんだ
だから
もう恋なんてしないんだ
もう恋なんてできないんだ
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
「とき」が解決してくれるよ
そんな陳腐な言の葉が
心をえぐる
腕に付けた傷跡
「とき」はなにもしてくれない
あなたと離れてから
「とき」は日々の想いを心に想く積み上げるだけ
「とき」が解決してくれるよ
なにを?
その問いにも
「とき」はなにも答えてくれない
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
何年も前の記憶が
少しずつ色褪せていく
忘れたくない
何もかも
あのときを
ずっとずっと
忘れたくない
でも
もうあのときから
千日以上の日を刻んでいる
もうあのときから
あの場所やあなたや
そしてわたしも
変わってしまった
そして忘れたくない記憶も
色褪せ
少しずつ忘れていってしまってる
忘れたくないのに
記憶から薄れてく
でも
あなたのことだけは
心が記憶してる
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
訳は聞かなかった
訳は聞けなかった
ただ「さよなら」だけが
そこに響いていた
訳なんてどうでもよかった
その「さよなら」が
とてもとても遠くから聞こえて
現実だって思えなかったんだ
だから
訳なんて聞いても仕方ないじゃない
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
ラジオから流れる歌
聞き覚えのある歌
想い出される風景
想い出される薫
想い出される温もり
想い出されるあの人
想い出すから
ずっと聴かずにいた歌
避けてた歌
そんな歌を
ラジオは残酷にも
容赦なく流す
歌も
残酷にも容赦なく
あの頃を
想い出させる
かなり切なく
かなり寂しい
そんな気持ちにさせる
夕方のラジオから流れる歌
そんなラジオを
切れない
切りたくない
ラジオの魔力に取り込まれ
陽が暮れてく
そんな休日