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黒烏の部屋


[5] 流星
詩人:黒烏 [投票][編集]


久々に夜空を見上げた

今まで空が遠かった気がする

仰げど 仰げど

それは私には広すぎて



「見て 星が綺麗だよ」

指差した先 流星火

奇遇だね、すごいねと

あなた 笑っていた



きらきらと光る星々が

この想い映し 流れてく

いつか孤独癒したその空は

今はあなたへの思慕で 重い



『泣かないで』
『私が代わりに 泣くから』

流れ星は
夜の涙


これから先 私は

独りで泣けるだろうか



きらきらと光る星空に

ひとつ ひとつと流れ星

今も誰かが

誰かの為に 祈ったのだろう



今は過去と未来を繋ぐ為にある

あなたの言葉信じて

これからも 生きようと思う

2009/01/02 (Fri)

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