ホーム > 詩人の部屋 > 大蛇の部屋 > 新着順表示

大蛇の部屋  〜 新着順表示 〜


[128] こうゆうの
詩人:大蛇 [投票][編集]

部屋に響くのは
自分の怒鳴り声
携帯に
流れるのは
無機質な貴方の音。

こんな終わり方しか
できない自分に腹が立つ

2005/12/11 (Sun)

[127] 永眠
詩人:大蛇 [投票][編集]

3に1と
ろうそくの火が消えて
3に1と
ろうそくの火がともった

真っ白く力抜けた身体は今夜のように冷ややかに冷め上がり。

目に黒い陰を作って黒い列に同化した

華の茎が真っ白な手で折れたように

3の1は
紛れもなく貴方自身だったから。

貴方が安らかに眠れるようにとただ祈るばかりです。

2005/12/05 (Mon)

[126] No title
詩人:大蛇 [投票][編集]

優しすぎるから

心が締め付けられる

いっそのこと迷惑だなんて

言って突き放してくれないだろうか

強くありたい

いつだって

優しくありたい

貴方にとって

好きだから

気持ち届かないってわかってるから

2005/12/04 (Sun)

[125] 砂時計
詩人:大蛇 [投票][編集]

サラサラと時を運ぶ

腐り歪みかけた
過去に
未だに苦痛を虐げられる日々

どうしたらいい?

返ってくる言葉などあるわけないのに

自問自答の繰り返し

腹を這上がる虫達
が一斉に口から出ていくのを

ただ泣きながら水に流れて逝くのをみた。

苦しいなんて
言わない
苦しいなんて
言えない

当たり前のように自分が血生臭く腐っていく姿を毎日見送り

何事もないように笑うんだ。

おろしたての剃刀を手首に当てつけた今日の午後。

その時、沈んで消えて逝く砂時計をひっくり返した。


2005/12/04 (Sun)

[124] 一線
詩人:大蛇 [投票][編集]

これから先は踏み出せないと

本気でそう思った

何を想おうと貴方と私は友達で

見つめる先は全く違う人。
あの時触れた優しさに涙しそうになった。

ただ一緒に居るだけで嬉しくて苦しいから

これから先は踏み出せないと思った。


2005/11/26 (Sat)

[123] 朝の眩しさ
詩人:大蛇 [投票][編集]

朝の一服
途絶えながら
煙は巻いた。

今すごく私の心が汚いのは

君から連絡がこないから

悲しい君が我慢してるから

泣いてるんだ

声を抑えて

泣いてるんだ

傷を抱えて

2005/11/26 (Sat)

[122] 一部。
詩人:大蛇 [投票][編集]

全て殺して消してしまいたくなる思考。

嘔吐さえ押し込めない。

心の底が焦げ付いた。

2005/11/20 (Sun)

[121] 故に。
詩人:大蛇 [投票][編集]

時間は刻々と過ぎてゆく

君と出会った頃が色あせるくらいに

もっと今以上に愛しく想いたい

君を
貴方を

これからも

もっと…

2005/11/06 (Sun)

[120] 病。
詩人:大蛇 [投票][編集]

自分の手元ご覧あれ
テーブルにたくさん置かれる料理。

お茶碗に盛られた
真っ白な蛆虫

味噌汁に混じった。
ミミズだらけの汁。

食える訳ない

貴方が吐き出した濁った白い液体より

生々しさ増すから

途絶える事なく
頭痛と嘔吐は繰り返し

胃液さえ出てこない。
涙さえ枯れる。

弱音吐こうがおかまいなし

逃げる事のできない悪夢。

いや…病。

2005/11/05 (Sat)

[119] 今頃。
詩人:大蛇 [投票][編集]

フザけて
ばかりいるのは
そろそろ
おしまい

前を見て
現実を見据えて

こんな所で
後ろ振り返って
貴方ばかり
気にしてちゃ

旅立つには
まだ先に
なってしまう。

自分のペースで
ゆっくり歩けばいい
自由に
楽しく生きるには

苦労や
苦痛を
伴う事。

よく分かってるから

2005/11/05 (Sat)
152件中 (71-80) [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >> ... 16
- 詩人の部屋 -