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Aの部屋


[24] がんばりすと自重
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世間ではよく
『努力もしないヤツが』
って言うけど

私からしてみれば
努力だけでなんとかなると思ってるヤツの方が頭どうかしてる



そういう発言に関して、
ヒガミだろうとかは言わない。

私はただ単に努力にすがって生きるだけの人間が嫌い

努力しました
と言えば何でも認める社会を馬鹿らしく思う

努力で佳く認められるのなら
誰だって口先だけで努力する



私の足りない言葉では
誤解を招くかも知れないけれど。

たしかにその努力がゆくゆく
何か大きな影響力を持つものなら
評価されるべきで当然。


大嫌いな
結果を生まない努力、

努力したね
頑張ったね
偉いね

でも何もできなかったね

その努力が何を変えたの
その努力で誰が得をしたの
その努力って意味あったの


損得勘定こそ主義


『実力』が『結果』
ってのはつくづく
大人だと感じる

評価の基準が『努力量』
それって
『才能』も無価値なの



周りは昔からみんなそう


結果を生むために努力して、
努力が形を成すことは当たり前のこと。
そこに何も無いのを、
努力という万能な盾で償うのはおかしい。

そう主張する私を
誰でもが可笑しく仕立て上げて
無駄で不必要な努力を強いる



大人でしょう

2007/12/29 (Sat)

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