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ユズルの部屋


[120] だめなわたし
詩人:ユズル [投票][得票][編集]


ゆらゆらとした もやが
目の前にずっとあるから
そうして世界を見ることに
慣れているから

君が 手を 引っ張っても
まだまだ足は重すぎて
三日月に笑われて
夜になりたいと願った

帰りたいな どこに?
所在のなさに 振り回されて
居心地の悪い 君のとなり
いっそ 空に放り出されたい

2009/02/08 (Sun)

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