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ユズルの部屋


[131] ブルージー
詩人:ユズル [投票][得票][編集]


雲がのんびりとしていた
わたしはそれを見ていた

終電のベルが鳴った
わたしは急かされ走った

世界は どっちだ

どんな顔で迎え入れるの
正しい立ち位置はどこ
何にむかって飛び込めばいい

胸のきしみは無視して
走ったら靴がぬげて

雨が心を落ち着かせて
タクシーに運ばれた

世界は どこ

2009/04/09 (Thu)

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