空は茜色で包まれるようだったカラカラ自転車の音笑いあう帰り道あのときみたいな熱もときめきも今は彼方だね休む暇もなく遠い風が髪を揺らす胸の奥で鳴いていた鳥が飛びだす夕焼けは変わらない変わったのは僕だけふざけながら走り出してみよう思い出どおりにはいかないけどださくても空の下で太陽を目指すよ
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