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快感じゃがーの部屋


[1815] 結合
詩人:快感じゃがー [投票][編集]





温すぎる現実でふやけちゃった...

劣化した五感

繋いだはずの手錠は
するりと落ちて

空から。月が。

いなくなってしまった!

たしかに
たしかに私は見た



ないものねだりが
人を殺すって

いつか誰かは言っていた

そして
たぶん

ないものをねだるように

私たちは出来ている



平穏の中で
研ぎ澄まされる殺意

感染して、増殖して

それは君へと
きみのなかへと

一直線に注がれる



けれど
むしろそれこそ
素直な反応で

正しい成り行きなのだと

したら...?



汚いものに蓋をする
この悪癖

自分らしさ...

人間らしさ...

もう目を
逸らしたくはないから



夜の真ん中
震える心で抱きしめて

いざ、行かん!

二人の明日へ続く
未知

私の道



美味しくできたら
味見をしてね

心配はご無用!

私が。あの月。連れて帰るから




2013/07/03 (Wed)

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