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快感じゃがーの部屋


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詩人:快感じゃがー [投票][編集]


特別な夜に
取っておきの愛

仄めかす
恋と羞恥心

格別の好待遇 でして



けれど
男なんて

こりゃまた単純で

ど偉く
鈍感な生き物でした



騒がしい隣室

尻目に
飲んだくれ

怒ってるんだよ
あたしゃあ



本能は

女にだって
備わっているのに

時々
使い分けたがる

誤魔化しようのない宴



自棄も
いいとこよ

器に並べたら

さあ
選んで頂戴



亀のレースで
素肌を晒せば

男は単純

ずっと
見つめとき

ほら附いてくる



目配せ
掻い潜り

嗚呼 接待ばかり

こんな乱痴気



上目遣いしとき
確かな奉仕

そうすりゃ

ほら
突いてくる

結果は
ついてくる



今更
逃げるな

腰抜けどもめ

お前らが
好きなのは

そういう行為だろ

2008/06/05 (Thu)

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