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evansの部屋  〜 投稿順表示 〜


[306] 旅での幸せ … 銘菓の思い出A
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それは

疲れた旅人たちを
幾度となく
癒してくれたことだろう

それは

地元の人たちの
地域復興の熱き思いの結晶だ

疲れた旅人への
ひとときの労いの結晶だ

そして

留守をしてくれた
家族や仲間への感謝の結晶であり

農家や酪農家
作物や家畜たちへの

深き感謝の結晶でもあるのだ

学生時代の冬休み
夜行バスで訪れた

白壁が立ち並ぶ
歴史ロマンの街

鍼灸師の筆記試験が
終わった翌日に

息抜きに訪れた街

ときは流れて

鍼灸の全国学術大会で
滞在したアイビースクエア

カステラ生地に
包まれた優しき味わい

これを食すと今でも思い出す
これを見ると今でも甦る

美しき運河と柳と白壁の街

(2014年2月2日)

2014/02/02 (Sun)

[307] 旅での幸せ…銘菓の思い出B
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それは

青葉城の夜空に
美しく輝く月の如く

疲れた旅人たちを
幾度となく

癒してくれたことだろう

それは

震災復興のシンボル
希望の月光の如く

地元にお住いの
多くの人たちに勇気と希望を

与えてくれたことだろう

それは

地域復興の熱き思いの結晶だ

しあわせを呼ぶ
黄色く丸いお月さま…萩の月

これを食すと今でも思い出す
これを観ると今も甦る

2003年6月

新緑に輝く杜の都は
新鮮でとても眩しかった

通教スクーリング「倫理学」

感動的な講義
人間の生き方の何たるかを
学ばせていただいた

そして

初めて訪れた
ジャズ喫茶「カウント」

一の蔵 ホヤ塩辛 牛タン 牡蠣

あの初夏の日
美しき街の輝きから

誰が8年後の出来事など

想像できたであろうか

ああ一日も早く
多くの人たちを癒してほしい

しあわせを呼ぶ黄色い月

それが萩の月

2014/02/03 (Mon)

[308] みぞれ模様
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霙交じりの夜

家路へ向かう道がある

地面に落ちては消えてゆく

それは まるで
切ない恋心のように

降っても降っても

次第に溶けて
消えてしまうのかな

それとも

美しき雪化粧となって
積もりゆくのかな

きっと誰もが感じた
切なき恋心

そんな気持ちを抱く

立春の夜

ああ霙交じりの夜

2014/02/04 (Tue)

[309] 旅での幸せ…銘菓の思い出C
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それは

吹雪の北国をゆく
多くの旅人達の心を

温めてくれたに違いない

それは

美しき信濃の流れ
万代橋を渡りゆく人々の

真心の結晶であり

それは

米どころ越後
農家の皆さんからの

温かな贈りもの

またそれは

大切な食料を笹の葉で
包み込んで保存した

先人たちの
暮らしの知恵でもあったのだろう


これを食すと今でも思い出す
これを観ると今も甦る


学生時代の春休み

マッサージ師試験に
合格した自分へのご褒美に

阿賀野川沿いの
ローカル線に乗って

訪れた越後の街

そしてときは流れ

2004年
私が詩を書き綴っていた頃

自然の脅威に苦しまれた

越後の皆さん

この銘菓が
どれほどの勇気と希望を

与えてくれたことだろう

それは

青々とした
自然からの恵み

先人からの
知恵の贈りもの

しあわせを呼ぶ
香り高き味わい

それが

越後の銘菓

(作詩:2014年2月5日)

2014/02/05 (Wed)

[310] 旅での幸せ…銘菓の思い出D
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それは

幼少の頃から
ずっとずっと口にしていた

思い出の味わい

それは

信濃の国の自然の恵みを
ぎゅっと詰め込んだ

芳醇な果実の味わい

それは

ゼリーでもなく飴でもない
何とも不思議な触感

硬すぎず軟らかすぎない
素敵な自然の味わい

ああ 我が思い出の銘菓

これを口に入れると
あなたを思い出す

忘れもしない10年前の秋

幼少の頃からいつも
私を可愛がってくれた貴女は

92歳で霊山に
旅立っていったのですね!

いま涙で霞みゆく
幼少の夏休みの風景

「たーちゃん お茶だからおいで…」

幼き私に語りかける
優しきあなたの笑顔

そこには
いつでもスイカ・トウモロコシと一緒に

この銘菓が並んでいましたね

ああ 忘れ難き

祖母との思い出の味

そして

たくさんの苦労をしてきた
わが母に贈りたい

感謝の銘菓

ああ これからも
信濃の人々に いな全国の人々に

愛され続けて欲しい

思い出の銘菓

2014/02/06 (Thu)

[311] 旅での幸せ…思い出の銘菓E
詩人:evans [投票][編集]

それは

疲れた旅人たちを
幾度となく
癒してくれたことだろう

それは

地元の人たちの
伝統の技が受け継がれ

古からの味わいが
ぎゅっと詰まっているだろう

それは

疲れた旅人への
ひとときの労いの結晶だ

口いっぱいに広がる
ニッキの香り

ほのかな甘みの
小豆の食感が

とても
豊かな気持ちにしてくれる

その味わいは

時代を越えた青春の
思い出の1ページとも言える

忘れもしない1月7日

大垣で夜行列車を降り
普通列車で到着した

碁盤の目の
美しき古のまち

駅構内で配られる号外

62年の激動の時代は
今日を限りに終わりを告げた

同じ日
東京へ向かう夜行列車
平成に向かう夜汽車の窓

ああ
僕は時代を越えて生きる旅人

流れゆく夜景は涙で霞んだ

日本中が
深い悲しみに包まれた夜
そして
新しい時代への期待

それは

そんなことを思い出す

時代を越えた思い出の銘菓
古深き街の伝統の銘菓

笑顔が素敵な
FB友達が暮らす街の銘菓

(2014年2月12日)

2014/02/11 (Tue)

[312] 即興詩 「曇り空の向こうに」
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曇り空の向こう側に

希望がある
青空がある
太陽がある

曇り空だからこそ
たくさんの感謝ができるんだ

いつか必ず見る
青空と太陽に

人間も同じだね

誰もが胸中に輝く
久遠の太陽

熱く燃えているんだね

この現実社会に
心が雲ってしまうことも

あるに違いない…

でも
久遠の太陽が

一人一人の中に
輝いていることを信じて

今日も前進しよう
そして
皆で前進しよう♪

(作詩:2014年2月13日)

2014/02/15 (Sat)

[313] 即興詩「希望の積雪」
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ああ
今日も東京は雪化粧

美しき雪化粧も
あまりにし過ぎると

いろいろ
支障をきたしてしまうね

人間も同じだね

地位や名誉…
お金や外見という

雪化粧ばかりしてると

どこかで
無理が来てしまうのかなあ…

心の中に
平和への想いという
人への優しさという

たくさんの雪化粧

していきたい

(2014.2.14)

2014/02/15 (Sat)

[314] 即興詩 「自己との対話」
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久遠の太陽が

今日も必ず
輝きつづけるように

あなたの中に
輝きつづける金剛石

私の中にも
輝きつづける金剛石

でも いつの日か

社会という霞が
矛盾という霧が
理不尽という壁が

輝きつづける金剛石を

覆い尽くして
隠してしまうんだろうね

だから
毎日、まいにち、朝に夕に

ぼくたちは

濁った金剛石を
磨いていかなければ

いけないんだね

それは いったい
どうやったら磨けるんだろうね

それは
すべての人に備わる可能性
自身の中にある可能性

それを
ただただ信じて
歩みゆくしかないんだね〜!

原点に顧みて
蘇生しゆくこと

そして
すべては 有りのままに
プラス思考に変えゆくこと

原因と結果を考えて
ひたすら行動しゆくこと

この心の作業の
地道なるくりかえしこそ

日々 磨きゆくこと…

(作詩:2014年2月27日)

2014/04/26 (Sat)

[315] 即興詩「春の情熱」
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春はひとときの間もなく

冬という厳愛なる友
そして
夏という熱き友

その狭間で
それぞれと助けあい
手を携えながら

やがて
冬に別れを告げて

芽吹き 咲き誇る

そして
夏に迎い入れられて

やがて
その花を散らし青き情熱とも言える

たくさんの葉を茂らせる

それは
寒風 大雨 濃霧という 
順風ではない日にも耐えながら

必ず燦々と降り注ぐ
久遠の陽光を信じつづけることで

くりかえし演じられる
大自然の偉大なる

情熱の舞台 春の舞台

いつ どんなときでも
全てを味方に変えゆく

そんな生き方
それが僕ら人間の晴れ舞台

春の情熱を感じる
生命の大舞台

今日も久遠の太陽とともに…

(作詩:2014年3月5日)

2014/03/10 (Mon)
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