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若いときの苦労は
買ってでもするように
昔から言われてるよね
悩みや困難に出会わない
人生なんてないから
辛いときや逆境のときにこそ
その人の真価がわかるんだと・・・
そこを乗り越えていけること
それが本当の幸福なのかなあ
若い時期っていうのは
種を蒔いているときなんだよね
40代になってから
50代になってから
はた又
還暦を過ぎてから
人生の花開く人も居ると思うから
いまは自分の可能性を信じて
忍耐と努力で人生を築いてゆこう!
他人のことで悩める自分を築いてゆこう!
「生涯青春」なんだよね・・・
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春の新出発のころ
美しさ桜花が咲き誇る
まだ寒い早春の青空に
香り高く咲く梅の花
卒業式 入学式
別れと出会いのころ
淡く咲く桃の花
清清しく白一面に
咲く李の花
人間も同じなんだね
勉強ができるひと
運動が得意なひと
絵が上手なひと
こころ優しいひと
詩心のあるひと
なかなか詩は書けないけど
想いを共感できるひと
みんな みんな
誰にだって善さがあるね
誰にだって欠点もあるね
みんながみんな
同じにはなれないよね
違うから素敵なんだよね!
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・・・太陽は輝きつづける・・・
・・・太陽は希望の光を送りつづける・・・
どんな嵐の日も
どんな厚い雲に覆われた日でも
大空に舞い上がり
そこを突き抜けてゆけば
黒く渦巻いた雲を遥か下方に望み
銀色の翼は ひかり輝きつづける
・・・人は歩みつづける・・・
・・・人は慈愛を送りつづける・・・
どんなに辛いときでも
闇のトンネルで希望の光が見えないときでも
あの雲のように覆われた現実のなかで
輝きつづける太陽のように
ひとり一人を照らしゆく
そういう人に私はないたい
何があっても絶対に
負けない自分になって
いつか きっと 友と
太陽に照らされ光輝いて
視界に広がる雲を望みながら
喜びを分ち合いたい
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1878年から
開拓の歴史を見つめてきた
白い木造の建物
赤い屋根と星印
「あぁ 北の街へ来たんだなあ」
改めてそう感じた
写真で見たのと違うイメージ
思っていたよりも小さかった
ビルの谷間にひっそりと
佇んでいたからかもしれない
明治時代
開拓使の苦労のお蔭で築かれてきた
碁盤の目のように整備された街
遠く山々を望み
ポプラ並木の美しい
路面電車の走る北の街
ロマンのまち さっぽろ
♪この道は いつか来た道♪
♪ああ そうだよ♪
♪アカシヤの花が 咲いている♪
(北原白秋 作詞 山田耕筰 作曲)
札幌駅ホーム
夜行列車を待ち列に並ぶぼくらの耳に
鐘の音とともに聞こえてきた
優しく懐かしい郷愁のメロディ
あの感動的な音色は
いまも耳から離れない
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深夜の青森駅の階段を
昇りゆくと
町の灯とともに海が広がる
乗船名簿を書きながら
まだ見ぬ北の大地に
想いを馳せた
初めて海峡を見たのは
16歳の高2の夏
中学時代の友と二人
上野駅7:30発の
ひたち5号で旅立った
原ノ町から終着青森駅まで
鈍行を乗り継いでの旅は
若さと時間という
あのときでしかできない
お金では買えない貴重な体験
旅の本や雑誌などで何度も見た
演歌の歌詞でも良く聴いていた情景
やはり
実際に見ると感動が広がった
0:30
海峡の女王「八甲田丸」は
ゆっくりと桟橋を離れる
甲板に流れる「蛍の光」
宝石を散りばめたような
夜の港町がだんだんと
小さくなってゆく
やがて漆黒の大海原を
ひたすら進んでゆく
目覚めると
白みゆく空につつまれた
函館山と坂のある港町が
ぼくらを優しく迎えてくれた
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初めての一人旅
高校へ入学する前の春休み
新宿駅のホーム
登山客や旅行者で
できた長蛇の列
0:01
歌舞伎町のネオンに
見送られながら
信濃路へと旅立つ
硬い座席に揺られながら
眠れずに早朝の小淵沢へ
AM5:00過ぎ
雪に覆われた暗いホームに
ディーゼルカーの
エンジン音が響きわたる
闇が暁に変わり
紫色の空が次第に
白みゆく頃
列車は高原に向けて
走り出した
雪に覆われた白樺林の中
エンジン音を高らかに
急勾配を登りゆくと
進行左手に八ヶ岳が・・・
やがて
「1345.67m
国鉄最高地点」
看板が視界に飛び込んだ
「銀河鉄道の朝」という
言葉が似合う幻想的な風景
宇宙に一番近い鉄路
はじめて見る高原の風景
15歳の私の感動は
いまも鮮明に思い出す
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釜を開けると一斉に
湯気が立ち昇る
炊き立ての懐かしいもち米の
擂り鉢から漂う香ばしい黒ゴマの
大きな鍋に沸きあがる小豆の
器に入れた黄な粉の
部屋一杯に広がってゆく
秋の香り
大皿に並べられた
白く丸いお餅
グレー 小豆色 くすんだ黄色
次から次へと色ついてゆく
秋の彩り
祖母 母 妹と
ともにつくった
幼い日の
秋の思い出
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「人種差別を解決するにはどうしたら良いのか?」
黒人解放運動ゆえに27年もの長いあいだ
牢獄で過ごした彼は訴えた
「それは教育です」
わが人生の師匠
わが学び舎の創立者は語った
そして続けて言った
「あなたは大地に根を張る立派な大樹です
あなたのような大樹が何本も生い茂る
大地こそが希望のジャングルとなるでしょう。
そのために人間ひとり一人の心の中に平和の
砦を築くのが真の教育なのです」・・・と
この精神こそが
国を越え人種を越え文化や習慣の違いを
越えた平和の源泉となってゆく
ぼくもそのことを
深く心肝に染めながら
学びの日々を過ごしゆく・・・
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その人の幸せを
本気で考えるから
厳しくなれる
その人のことを
心から想えるから
見栄を捨てられる
これが
本当の友情
これが
本当の愛
でも 焦っては
その気持ちは
伝わらない
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「決して忘れてはいけませんぞ
この銀の器は正直な人間に
なるために使うのだと
あなたが私に約束したことは・・・」
最大のロマン主義
フランスの詩人は綴った
彼の永遠のテーマ
それは
人間の不運をなくすこと
奴隷制度を禁じること
悲惨を追放すること
無知を教育すること
病気を手当てし夜を照らし憎悪を憎むこと
「愛と正義」の旗を翻し
教育を施し社会に還元
全編をつらぬくヒューマニズム
そして 愛の力で人間を救おうとする物語
人間の道 平和の道
なんのために学ぶのか?
味覚と芸術と勉学の秋が
いよいよ訪れる