ホーム > 詩人の部屋 > evansの部屋 > 新着順表示

evansの部屋  〜 新着順表示 〜


[95] 人生の開花日まで・・・
詩人:evans [投票][編集]

若いときの苦労は
買ってでもするように

昔から言われてるよね

悩みや困難に出会わない
人生なんてないから

辛いときや逆境のときにこそ
その人の真価がわかるんだと・・・

そこを乗り越えていけること

それが本当の幸福なのかなあ

若い時期っていうのは
種を蒔いているときなんだよね

40代になってから
50代になってから
はた又
還暦を過ぎてから

人生の花開く人も居ると思うから

 いまは自分の可能性を信じて

  忍耐と努力で人生を築いてゆこう!

  他人のことで悩める自分を築いてゆこう!

「生涯青春」なんだよね・・・

2004/10/05 (Tue)

[94] 桜梅桃李
詩人:evans [投票][編集]

春の新出発のころ
美しさ桜花が咲き誇る

まだ寒い早春の青空に
香り高く咲く梅の花

卒業式 入学式
別れと出会いのころ
淡く咲く桃の花

清清しく白一面に
咲く李の花

人間も同じなんだね

勉強ができるひと
運動が得意なひと
絵が上手なひと
こころ優しいひと

詩心のあるひと

なかなか詩は書けないけど
想いを共感できるひと

みんな みんな

誰にだって善さがあるね
誰にだって欠点もあるね

みんながみんな
同じにはなれないよね

違うから素敵なんだよね!

2004/10/05 (Tue)

[93] 太陽の人生を・・・
詩人:evans [投票][編集]

・・・太陽は輝きつづける・・・

・・・太陽は希望の光を送りつづける・・・

どんな嵐の日も

どんな厚い雲に覆われた日でも

大空に舞い上がり
そこを突き抜けてゆけば

黒く渦巻いた雲を遥か下方に望み

銀色の翼は ひかり輝きつづける

・・・人は歩みつづける・・・

・・・人は慈愛を送りつづける・・・

どんなに辛いときでも

闇のトンネルで希望の光が見えないときでも

あの雲のように覆われた現実のなかで
輝きつづける太陽のように

ひとり一人を照らしゆく
そういう人に私はないたい

何があっても絶対に
負けない自分になって

いつか きっと 友と
太陽に照らされ光輝いて
視界に広がる雲を望みながら
喜びを分ち合いたい

2004/10/03 (Sun)

[92] 旅の思い出B 時計台
詩人:evans [投票][編集]

1878年から
開拓の歴史を見つめてきた
白い木造の建物
赤い屋根と星印

「あぁ 北の街へ来たんだなあ」
改めてそう感じた

写真で見たのと違うイメージ

思っていたよりも小さかった

ビルの谷間にひっそりと
佇んでいたからかもしれない

明治時代 
開拓使の苦労のお蔭で築かれてきた
碁盤の目のように整備された街

遠く山々を望み
ポプラ並木の美しい
路面電車の走る北の街

ロマンのまち さっぽろ

♪この道は いつか来た道♪
  ♪ああ そうだよ♪
♪アカシヤの花が 咲いている♪
(北原白秋 作詞 山田耕筰 作曲)

札幌駅ホーム
夜行列車を待ち列に並ぶぼくらの耳に

鐘の音とともに聞こえてきた
優しく懐かしい郷愁のメロディ

あの感動的な音色は
いまも耳から離れない

2004/10/02 (Sat)

[91] 旅の思い出A 津軽海峡
詩人:evans [投票][編集]

深夜の青森駅の階段を
昇りゆくと
町の灯とともに海が広がる

乗船名簿を書きながら
まだ見ぬ北の大地に
想いを馳せた

初めて海峡を見たのは
16歳の高2の夏

中学時代の友と二人

上野駅7:30発の
ひたち5号で旅立った

原ノ町から終着青森駅まで
鈍行を乗り継いでの旅は

若さと時間という
あのときでしかできない
お金では買えない貴重な体験

旅の本や雑誌などで何度も見た
演歌の歌詞でも良く聴いていた情景
やはり
実際に見ると感動が広がった

0:30
海峡の女王「八甲田丸」は
ゆっくりと桟橋を離れる

甲板に流れる「蛍の光」

宝石を散りばめたような
夜の港町がだんだんと
小さくなってゆく

やがて漆黒の大海原を
ひたすら進んでゆく

目覚めると
白みゆく空につつまれた
函館山と坂のある港町が

ぼくらを優しく迎えてくれた

2004/10/02 (Sat)

[90] 旅の思い出@ 早春の銀河鉄道
詩人:evans [投票][編集]

初めての一人旅

高校へ入学する前の春休み

新宿駅のホーム
登山客や旅行者で
できた長蛇の列

0:01
歌舞伎町のネオンに
見送られながら
信濃路へと旅立つ

硬い座席に揺られながら
眠れずに早朝の小淵沢へ

AM5:00過ぎ
雪に覆われた暗いホームに
ディーゼルカーの
エンジン音が響きわたる

闇が暁に変わり
紫色の空が次第に
白みゆく頃

列車は高原に向けて
走り出した

雪に覆われた白樺林の中
エンジン音を高らかに
急勾配を登りゆくと
進行左手に八ヶ岳が・・・

やがて
「1345.67m
国鉄最高地点」

看板が視界に飛び込んだ

「銀河鉄道の朝」という
言葉が似合う幻想的な風景

宇宙に一番近い鉄路

はじめて見る高原の風景
15歳の私の感動は
いまも鮮明に思い出す

2004/09/30 (Thu)

[89] 秋の思い出(彼岸)
詩人:evans [投票][編集]

釜を開けると一斉に
湯気が立ち昇る

炊き立ての懐かしいもち米の

擂り鉢から漂う香ばしい黒ゴマの

大きな鍋に沸きあがる小豆の

器に入れた黄な粉の

部屋一杯に広がってゆく

秋の香り

大皿に並べられた
白く丸いお餅

グレー 小豆色 くすんだ黄色

次から次へと色ついてゆく

秋の彩り

祖母 母 妹と
ともにつくった

幼い日の

秋の思い出

2004/09/23 (Thu)

[88] 人類のジャングル
詩人:evans [投票][編集]

「人種差別を解決するにはどうしたら良いのか?」

黒人解放運動ゆえに27年もの長いあいだ
牢獄で過ごした彼は訴えた

「それは教育です」

わが人生の師匠
わが学び舎の創立者は語った

そして続けて言った

「あなたは大地に根を張る立派な大樹です
 あなたのような大樹が何本も生い茂る
 大地こそが希望のジャングルとなるでしょう。
 そのために人間ひとり一人の心の中に平和の
 砦を築くのが真の教育なのです」・・・と

この精神こそが
国を越え人種を越え文化や習慣の違いを
越えた平和の源泉となってゆく

ぼくもそのことを
深く心肝に染めながら
学びの日々を過ごしゆく・・・

2004/09/22 (Wed)

[87] ひとりへの愛情
詩人:evans [投票][編集]

その人の幸せを
本気で考えるから

厳しくなれる

その人のことを
心から想えるから

見栄を捨てられる

これが

本当の友情

これが

本当の愛

でも 焦っては
その気持ちは

伝わらない

2004/09/20 (Mon)

[86] 銀の器
詩人:evans [投票][編集]

「決して忘れてはいけませんぞ
  この銀の器は正直な人間に
   なるために使うのだと
    あなたが私に約束したことは・・・」

最大のロマン主義
フランスの詩人は綴った

彼の永遠のテーマ

それは

人間の不運をなくすこと

奴隷制度を禁じること

悲惨を追放すること

無知を教育すること

病気を手当てし夜を照らし憎悪を憎むこと

「愛と正義」の旗を翻し

教育を施し社会に還元

全編をつらぬくヒューマニズム
そして 愛の力で人間を救おうとする物語

人間の道 平和の道

なんのために学ぶのか?

味覚と芸術と勉学の秋が
いよいよ訪れる

2004/09/18 (Sat)
363件中 (281-290) [ << 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >> ... 37
- 詩人の部屋 -