ホーム > 詩人の部屋 > evansの部屋 > 即興詩「平和の宝塔」

evansの部屋


[316] 即興詩「平和の宝塔」
詩人:evans [投票][得票][編集]

きょうも東京下町に聳える宝塔

それは
悲しみの歴史に泣いた人々を
理不尽な死を嘆いた人々を

戦後の焼け野原に立たれ
復興に命をかけてきた人々を

とむらい ねぎらうための

平和の宝塔

あの日
東京下町の人たちは

どれほど熱かったことだろうか
どれほど苦しかったことだろうか
どれほど無念だったことだろうか

大悪起これば大善来る

日本一のスカイツリーは

また明日からも

平和を願い
聳えつづけるに違いない

戦争ほど残酷なものは無い…
戦争ほど悲惨なものは無い…

戦争は人の心の中に生まれるもの

だから
人の心の中に

平和のとりでを
皆で一緒に築いていこう

(作詩:2014年3月10日) 平和を祈り…合掌

2014/03/18 (Tue)

前頁] [evansの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -