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evansの部屋


[6] 急性副鼻腔炎
詩人:evans [投票][編集]


私が頚を動かすと誰かが反応した
私が歩くと誰かが反応した

ふと気がつくと
彼は何の許可も無く
私のところへやって来た

3月12日 金曜日 AM
汽笛一声新橋をと歌われる
由緒ある地 汐留
未来へ羽ばたく近代都市 汐留

ここで小宇宙保安部隊の隊長より
彼らが来たことを知らされた

そして彼らはこの小宇宙を
破壊する悪者であると教えられた

早速 隊長から彼らとの
戦闘命令が下される

彼らをやっつける
水色と白のペニシリン攻撃部隊
彼らを追い出す
白いムコダイン搬送隊
彼らの同盟軍を押さえ込む
ヒスタミン部隊
戦闘で傷ついた組織や周辺環境を
護り復興活動する
緑のセルベックス護衛艦隊
そして彼らの通り道を
狭めて阻止する青い最強の兵器
コールタイジンステロイド射撃砲

戦闘開始から4日目
部隊の活躍で彼らの動きは
沈静化している

停戦まであと3日

彼らを撃退し部隊の活躍を
援助するためにも

私も睡眠部隊に摂生部隊を
送り込むこととしよう

2004/05/11 (Tue)

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