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碧の部屋


[2] 安易な言葉と弱さ
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心に温かさが生まれた

でも
それと一緒に
小さな穴が空く

日を増す毎に
大きくなっていく

気づかない内に
隙間風が冷やしていった

これはきっと罰だから
しっかり受けなければならない

唇が震えても
瞳から涙が溢れても
体に怖気が走っても
空虚な心があたしを捕らえた


貴方にだけ愛を捧げると約束したのに
今でも貴方しか心にいないのに

他のものに手を出したから?
欲張ったから?
後悔が纏わりついても
もうあとには引けない


せめて
このどうしようもない心だけ
添わせることを許して下さい

最後の高潔な想いが
空の向こうの貴方に
届いてほしい

2007/06/30 (Sat)

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