詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕の彼女
とても素敵な人だ
でもだけど
わがままなとこもある
時にはケンカなんかもして泣かせてしまうこともあるけど
好きな気持ちはずっといつでも変わらず同じ大きささ
ずっといつまでも
君だけを愛し続けるよって誓ったあの日から僕は心に決めてたのさ
どんなことがあっても君を守るんだと
だから僕が途中からリタイヤしたりしたら君を守るどころか泣かせてしまうから
だから 約束どおり僕は君と永遠だっていっしょに居るよ
だからねふと隣を見れば僕が笑うように
君も僕の隣に居てね
いつまでもこの二人の関係は他人には誰かがどこかでちょっとつまずいたくらいにくだらない出来事だけれど
それでも僕らにとっては命と同じくらい大切な大切なものだ
いつまでも
愛してる…
いつまでも
好きだよ…
そんな気持ちで
居られるように
互いが互いに
考えてゆこうね
焦らないで
ゆっくりゆっくり
その中で愛を
適温にあたためて
「世界で一番
愛してる」
そんな言葉も
ためらわず
恥ずかしがらずに
言えてしまうから
ちょっとイタいけど
本当のことだから
笑って聞いてね
もう一度言うよ
世界一愛してる
僕の彼女
ああ だから いつまでもいつまででもこんな日々が続きますようになんて
二人 いっしょのふとんの中 祈ろう
そして僕らの日々は誰かさんや誰かさんとは違う方向へ折れ曲がり
そこで僕らは僕らにしか見えない未来を幾重にも積み重ねてゆくことだろう
断言をしよう
僕は何十年後でも君と居るよ
僕の彼女
僕だけの愛する人
言葉だけでは
愛の証明にはならないけれどこの気持ちはもう永遠に変えないつもりだから心配は要らないさ
だから黙ってキスをしよう
部屋の明かりを消して
モザイクの嵐の中であれやこれやしよう
それだけで。
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花のように
人は時が迫れば枯れてゆくけれど
それでもいくら時が過ぎ去っても永遠に変わらないものもある
それは例えば
心の若さや誰かへの思いだったりするんだ
散っても枯れても
美しいのが花ならば
僕らも同じだろう
命は散っても輝くから
悲しみが残るけど
それをサダメだと割り振る事の難しさを僕は今も抱えてる
それでも花は美しい
だからさ僕らも美しい
いつまで経っても
どれだけ経っても
生きてる光
その魅力
それに勝る美しさは無いけれど
どうせ散るならば散る前より美しくなっていたい
僕は花のように
生きていくから
どうかどうか
その生き様を
見守っていておくれ
神様
いるのならば
お願いだ。
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かなしみとよろこびのなみだ
どこからながれてくるのかわからないけれどいつのまにかかんじょうをふるわすできごとがあるとほほをこぼれてる
かなしみとよろこびはちがういろのなみだだからうまれてくるばしょもちがうのかな
だけれどなんだかわかるきがするよ
なみだのゆくえそしてうまれるばしょ
なみだはこころからうまれてまたこころへとかえるのだろう
いまわかったんだ
ちがうばしょではなくおなじばしょからうまれること
そしてそのいみ
なみだはきょうもながれてはかえってゆく
こころに
こころに
ぼくのようにいってきますとただいまでいったりきたりをくりかえすのだろう
そしてぼくがしんじゃえばなみだもおなじくしてしぬのだろう
かなしいね
だけどなみだはそれでもなみだをながせないんだよ
なみだそのものがもうなみだなのだから
なみだはなみだをながせないんだ
そのあとのゆくえもしらないんだ
なみだのゆくえ
そうしてぼくのゆくえも
どこへゆくかは
わからない
みんなもすべてのなみだもただいまはいえない
じゃあどこへゆくのかな
とてもとてもわからないね
だけれどくりかえすひび
なみだとともに
なみだみたいにながれるようにいきて
ながれるようにきえてゆくんだね
あとかたもなく
はながさいたら
かれてくように
なみだと ぼくは。
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いつかまた
笑えるだろう日を待つ
今は涙に時間を奪われてても
いつかまた
泣かずにいられる日を
今はじっと待ちながら
笑えるだろう日を待つ
いつかまた
泣かずにいられる日を
いつかまた
偽りの笑顔なんかで喜びを騙すことなんかやめたいから
本当の喜びに本当の笑顔浮かべられる日まで
僕は待ち続ける。
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マボロシのような
イチニチが今日も
静かに終わってゆくよ
少しの物音もさせないままで僕の記憶からも今日はだんだん遠くなる遠くなる
なぜだか涙があふれて止まらなくなってしまう
だから僕はなるべく1日の終わりには幸せな顔でおやすみと夢の扉ひらくまえにそっとつぶやくんだ
今日の日を僕は忘れない
今日あったことのひとつひとつをムネにいつまでも
たとえ今日がマボロシになっても僕は忘れないだろう
こんな旅路の途中で僕は何度もため息ついている
生まれてこなければよかったと思う日も多々あれど
今日を生きてみて楽しかったよとなんだかんだ言っても思えたら明日も変わらず生きるから
明日もマボロシのようにアトカタもなく消えてしまってもね
僕は僕はくたばるまでこの命をまもり続ける
なぜだか自分の終わりを考えてしまう
まだいくらも人生のページめくってないというのに
マボロシにマボロシを見ているような錯覚に陥っているようなマボロシ
最果てには何がある?
野垂れ死にのその先に
ただマボロシを
そうマボロシを
この世のすべて
と信じて
僕は生きてる
なんだかおかしいんだ
もうすべてが
乱視みたいに
マボロシがブレて見えるのさ
二重の悲しみが
二重の切なさが
僕には見えている
現実のあれやこれやと並行して重なるように
おぼろげながらもミョウな立体感のあるマボロシが。
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明日の予報は晴れ
だけれど僕の心は引き続き雨模様です
明日の行方はわからないけれどそれだけは確かです
永久にやまない
雨の中で
どれだけの今を
どれだけの涙を流せばいいのだろう
費やしたって
費やしたって
減らない不安もあるし
ああ
明日の空が
見えない
見えない
見えない
永遠にやまない涙で
永遠に終わらない悲しみで濁ってしまって
明日が見えない
見えない
見えない
ああ
明日の空が。
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僕らの日々は
いつも楽しくて
悲しくなるくらいに
笑いと涙にあふれてる
そんな泣き笑いのあしたがまた来るよ
おなじ地球
おなじ空の下に
おなじような顔の
ちょっときのうとは変わった今日がね
そんなささやかな違いが幸せなんだね
きっとなにもかもがおなじなだけの繰り返しなら
たのしいものも楽しくなくなってしまうね
だから僕らは泣きもするし時には腹が痛くなるほど笑うんだろう
いつもの通りに
死にたいよ 俺は死んでやるんだなんて言ってもまた今日の中で輝く貝殻のかけら見つければ
あしたにもまたなんかあるかもなんてなんだかんだ言い訳つくり死ぬのを延期してしまうのさ
多分死ぬまで
延期してしまうのさ
雲みたいに真っ白で自由に生きていたい
旅人に悲しいだけの涙や重いため息は似合わないよ
だから あしたはあしたのカゼが吹く よくいうだろう
そうさ あしたはあしたでどうにかなる
無理矢理じゃないよ
そんな予感がどこかでしてるのさ
まだ僕にはあしたといわず輝く未知なる未来があるから
ムネをたたいて
足踏みをして
空を見上げて
口笛を吹いて
夕暮れ間際
落ちてく 夕陽に
向かって歩き出していく 楽しみと不安色のあしたへと
僕は泣いたり笑ったりしていつもみたいに心を満たすだろう
なにがあってもあしたには悲しみばっかりじゃないから
少しでも何時間かでも笑えれば幸せさ
そんな繰り返しだからね人生は生きれるんだね
気づけばみんな仲良く歳をとる
そんなあしたがつづく またあしたのあしたも
あしたはいつでも今日の僕には確かな未来
でもどんな今日でも変わらずあしたはあした
夢を見ていたはずの夢の地
よくいえばトウゲンキョウ
さあ おたちあい
あしたは何があるのかな
それはあしたの僕しかわからない事実
でも楽しみで泣きたくなるほど いつでも。
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昨日は昨日で散々で
今日は今日は散々で
きっと未来はきっと未来は そんな期待などはとうに自分の中でたやすく砕けて
今じゃ見る影もない
だけれど僕はなぜか明日も生きていたい
昨日と今日のはざまでまたそう思った
明日になるまえの夜の夢のその中でも思った
信じていた まだ
お近づきではない未来を今日も明日も今日と明日のはざまで考えていた
散々でもなあなあでも僕は生きていきたいから 輝く輝かないかはべつとして生きれるならばそれは得というものだろうと誰かが言いそうなセリフを尊重した
ラララ 何ひとついいことはなかったけどとりわけ悪くもなかったただ幸せなほどに退屈な今日に昨日と同じ思いを
多分未来でも同じ思いを抱くのかな
夕暮れ空のした明日になるまえに僕は二度とは来ないでほしいけれどどっちにしても願っても二度とは来ぬ今日の中で
幕が閉じていくか閉じていかないかのその少しの隙間から僕は何色でもない瞳で見ていた
大好きで大嫌いな今日を黄昏ながら
絵に描いたように何不自由なく
とても退屈だけれどとても充実した
ありふれた未来を
また夢見ながら
風のように自由に
浮浪者みたいに気ままにちょっとセレブリティに少しセコく貧相に僕は僕だけの未来を描く
その中でその中で生きるだけさ
昨日と明日そして未来がすべて片づくとき
そのはざまの今日ももう訪れなくなるとき
それまでどうか
時よ 偶然よ 運命よ
暫し お付きあいを
出来れば100歳まで生きるつもりでいるから
僕の瞳には今日も日が昇り日が落ちる
そしてまた昇る
そしてまた落ちる
いつでも それの繰り返しさ
されど それがまた幸せなのさ
昨日と今日とそして未来のその全部が
僕にはこの上もないほどにその全部が
涙も乾いていく
そのうち
傷も癒えていく
永久の痛みも。
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時には雨に濡れたいのだ
開き直ったみたいに
ずぶぬれになってあきらめつくまで濡れたいのだ
僕は雨に
冷たい雨に
まだ濡れていたいのだ
時には雨に濡れていたいのだ。
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ありふれた幸せとはどんなことをいうんだろう
多分それはきっと君とふたりいる時をいうのだろう
そうはいってもどんなに愛し合っていてもいずれは別れてゆくのが運命だから
生きているうちにたくさん愛し合い思い出つくりまくるのだ
そんな平々凡々な毎日をそれはもうだらしなく 情けなく
暮らしていければ最高さ
それ以外は何も望まない
それ以上は何も欲しくない
ただ 君だけ
君だけとの未来
それだけ叶えば
それが僕の幸せ
決まっているんだ
平々凡々でも
君といられれば
それは特別になるから
侮るなかれ
僕らはこれでも幸せさ
だから毎日笑っていられるんだ
平々凡々な幸せな毎日に笑っていられるんだよ。