詩人:どるとる | [投票][編集] |
リュックサックには夢を詰め込んで
旅立ちの日にあなたは笑顔を浮かべた
涙を流したっていいのになんだかしみったれるから
泣かないわってみえみえの強がりを言った
何度も発車時刻を時計をにらんで確かめる
そうこうしてるうちにあと少しだね
悲しいでもない だけどうれしいでもない
どっちつかずの思いを不安と一緒に抱えながら
期待できるほどまだ 見えないままの明日だけど
不安と一緒に鞄に詰め込んだものは小さな星屑程度の希望
発車のベルが鳴る 君に手を振る
だんだん遠ざかってもう 見えない
月に一度くらいは手紙か電話を寄越せ
なるべく声を聞かせて 生存確認みたいで
少しうざったいけど 本当はあまり嫌じゃない
今日旅立つあなたへ
この歌を歌おう 餞別がわりに
ページをめくるように景色が移り変わる
季節も もう春が目と鼻の先に近づいてる
最近、気づいたよ 離れたときの寂しさやら
あなたの存在の大きさ
大げさだねってあなたは電話越し笑うけど
本当は少し 泣きそうだったんだ
その声の向こうに あなたを描いたら
よく知ってる優しい顔になりました
声が聞きたい そんなときには何より
あなたの声が 負けそうな僕の支えになる
ありがとうだったり おはようやおやすみだったり
そんな 何気ない日常会話さえ離れてたら向き合ってはできないけれど
頑張ってねなんて 声をもらうと
どこからか力が わいてくるんだ
僕は一人じゃない
たくさんの人の支えのもと やっと生きてる
悲しいでもない だけどうれしいでもない
どっちつかずの思いを不安と一緒に抱えながら
期待できるほどまだ 見えないままの明日だけど
不安と一緒に鞄に詰め込んだものは小さな星屑程度の希望
発車のベルが鳴る 君に手を振る
だんだん遠ざかってもう 見えない
その向こうにはあなただけの明日がある。
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僕のこの手を 君のやわらかな
指先が離れていくとき
咲いた花が 散っていく
イメージを抱いたよ
もう会えないんだね 僕らは今日から
背中あわせで 名残惜しそうにしてる
二人して 店を出なよって 言い合ってた
そんな微笑ましいやりとりも今日までなんだね
さよならをしようねと決めた日に
今まで一番 あなたを愛せたと思う
君も 同じ気持ちかな
別れるって決めてはじめて
荷が降りたようになったけれど
同時に 今さら 僕はやっぱりあなたを
愛していることに気づいてしまったの
こんなに人を愛したことはない
またできるかな こんな素敵な恋が
何度も消そうと思ったアドレスが
今も 残ってるのはなぜだろう
君が 上手と唯一誉めてくれたギター
つくったラブソング 弾き語りをした
二人で 見た 桜もこの手に降った雪も
思い出す場面には必ずそばにあなたがいて笑ってる
今どうしてるかな 誰かを君は愛してるかな 僕はというとまだ恋人もできないよ
毎日寒いですが いかがお過ごしですか?
そんなメールさえ できないけれど
君の幸せを願うことくらいならできるから
別れたからって嫌いになったわけじゃない
でもこれ以上関わるのはやめようと僕から言ったことを 後悔してる
寒さを ごまかすように手をこすりあわせる
待ち合わせは いつものあの場所
いつもの時間
待った?って聞く君に僕はきまって 言うんだ
待ってないよって
そんなありふれた時間が 何より大切な思い出だと
気づいた僕は あの日のさよならをかき消したい思いだ
さよならをしようねと決めた日に
今まで一番 あなたを愛せたと思う
君も 同じ気持ちかな
別れるって決めてはじめて
荷が降りたようになったけれど
同時に 今さら 僕はやっぱりあなたを
愛していることに気づいてしまったの
別れてはじめて愛されていたことに気づいたの。
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僕はのぼってゆく 空に続く階段を
踏み外さないように確かに生きて
呼吸は 命を繋ぐためだけのものではない
子供からお年寄りまで 命は等しく
誰にだって 命の重さは同じです
行こうあの空へ
行こうあの空へ。
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僕らの明日は宛もないまま
どこまでも ただ流れていく
電車の車窓から 眺める景色のように
昨日今日明日と乗り換えながら
明日また明日と 過ぎてく 毎日を
指折り数えながら 増えてく思い出を
手にしたぶんだけなくしていく大切な何かを
数ある場面を胸の中に刻みながら 引き出しの奥にしまったヒストリー
押し花にしよう 今日という一日を
涙もきれいな花になるでしょう
変わらないもの 変わってゆくもの
色褪せては色づいていくすべて
生まれた意味さえわからずにさまようように生きてる 僕らは
悲しみに泣いて喜びに笑って 誰かを愛し誰かに愛されて
そのためだけに生きている 明日も生きていく
ふと 立ち止まる道の上に
咲いた今日が 新しい命の産声のように
長い夜が明けて 君が目を覚ます 世界に
絶え間ない幸せがありますように
明日また明日と 過ぎてく 毎日を
指折り数えながら 増えてく思い出を
手にしたぶんだけなくしていく大切な何かを
数ある場面を胸の中に刻みながら 引き出しの奥にしまったヒストリー。
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夕暮れに包まれた 街並みが
流れる景色を 優しく抱きしめてる
混みあう 道を走る車を横目に
なかなか見えない空を眺めていた
どうしてだろう この切なさは変わらない
日暮れ前の 僕の心もあの空と同じ色に染まるんだ
「夕日に染まった顔が赤くなってる。僕の背中に かかる君の重さが 心地いい」
さあ 家に帰ろうか 今晩の夕飯まだ決めてないよって 笑う君を見て 僕も笑う
そんな 毎日が ずっと続くように 願う
終わらない旅路の果てに何を夢見てる?
「何のために」なんて 答えのない問いかけに
決まりきってるというような顔で
意味ありげに笑ってみせた
生きる意味なんてものはないに等しい
「なぜか幸せです」 そんな瞬間を積み重ねて行こう
時計に追われて 忙しくしている
でもその忙しさは君に会うための小さな頑張り
広く見渡した世界は たくさんの笑顔と涙に あふれてる
こんな幸せの中に僕もいるんだね
それだけで幸せだと思う 気持ちを忘れない
背中あわせで 話しかける 声は届かない
ふれるだけで すべてわかりあえたら
どんなにいいだろう
でも すべてをわりあえないからこそ
知りたいと思う
知ってほしいと思う
「夕日に染まった顔が赤くなってる。僕の背中に かかる君の重さが 心地いい」
さあ 家に帰ろうか 今晩の夕飯まだ決めてないよって 笑う君を見て 僕も笑う
そんな 毎日が ずっと続くように 願う。
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遠い昔から ずっと思い描いてたすべては
大人になるたびに色褪せてしまったよ
見えている この世界が憧れの未来というなら 悲しすぎる
人は皆、気づかず誰かに
愛されているって誰かが
下らない迷信を言っていた
愛を信じられないのは愛を信じようとしないから
この世界に愛があるなら
僕もいつかは誰かを愛するのかな
そして 僕も愛されるのかな
なんて 思ってはただ過ぎるだけの毎日を
行ったり来たりして
何の理由もなく 愛を毛嫌いしていたことに
気づいたこんな僕はとても 悲しすぎる
家族と並んで 記念写真を撮る 日曜日
はいチーズなんて 言ってみたい台詞さ
今はまだ遠い未来の話だけど
いつかはこの道の先で出会う今
いくつもの 期待を背負わされて
きっと 大きなことをしてくれる
そんな邪魔な レッテルを張られた
すっかり行き場のなくなった僕は 自分を見失った
君がもしも 僕を愛してくれるなら
汚ならしい下心まで愛してくれ
僕はきっと 君が思うような
真っ白な 心は似合わないから
悪魔と渡り合うつもりで
あまり期待をしないでさ 気楽に向き合おうよ
その先にきっと楽しい未来がある
踏み出した一歩は とても小さく頼りなかった
月面にはじめて 降り立った 飛行士も
こんな気持ちだったのかなあ
未来はそれほど遠くいくら
追いかけても追い着けやしないものだから
今だって昨日までは未来だったんだ
この世界に愛があるなら
僕もいつかは誰かを愛するのかな
そして 僕も愛されるのかな
なんて 思ってはただ過ぎるだけの毎日を
行ったり来たりして
何の理由もなく 愛を毛嫌いしていたことに
気づいたこんな僕はとても 悲しすぎる
だから せめて 目の前に君くらいは
幸せにしたいと 心から思う。
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あなたには大切な人はいますか?
その人の背中を見たことがあるかい?
悲しみをきっとたくさん抱えてるのに
言葉にはしないで笑っているんだよ
強がりと言ってしまえばそれまでだけど
優しい人は 悲しくても笑ってしまうんだ
誰かのことを ふと何気なく思うとき
胸の真ん中に まず最初に思い浮かぶ
人は誰ですか?その人があなたの大切な人
夜の街にそっと灯った きらびやかな明かり
333メートルの 高い東京タワーに
君とのぼって 見下ろした街は
とてもきれいだった
今どんな気持ちだろうって
気づけば 君の胸の内をうかがう
でも 目の前にいる君は とても
愛らしい笑顔を浮かべてる
どっちが本当の君なんだろう
気になるけど 言葉にはしないよ
いつでも かっこよく立っている
そんな頼りがいのある人になりたい
約束はするけどなかなか会えないよ
この前会ったのはいつだったかなあ
キスをして 抱き合えば 愛なんて
伝わるものだと 思っていたのに
見えないもののほうが多いくらいで
見た目よりずっと 強い君も 時には悲しみに勝てず
涙を見せる でもきまって悲しいとは言わない
君と僕が住む東京の象徴のように
いつも僕らの暮らしを見守ってる
その役目はただの電波塔なのに
いつでも気づけば そこにある東京タワー
そしてまた僕は何かあるたびに
君にのぼっては 人には言えない悩みを
打ち明けに 来るんだよ
変わらないここからの眺めは今日も
僕にたくさんの大切なことを教えてくれる
今はただ不器用にすれ違いながら
ありのままを愛そうと思ったんだ
手をつないでまた 離したりして
どっちつかずで 身勝手な恋を
いつまで続ける気になんだろう
僕らは もう引き返せないとこまで来てるのに
あと一歩 もう一歩で僕と君は ひとつになれる
振り向いた 君に僕がやるべきことは
その笑顔を守ること。
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君が笑えば それだけでうれしくて
簡単に幸せになってしまうんだよ
君が泣いていたら 僕も泣いてしまう
同じ痛みを分けあいながら 生きてる
大切なことに気づくためには
痛みから目をそらしてはいけない
悲しみにちゃんと 向き合える目を育てて
花を咲かそうよ きれいな花じゃなくても
僕の瞳に映る 君のうれしそうな顔が
時折 悲しみに濡れるときは
適当な言葉を探すより 抱きしめてしまおう
何よりも そばにいる ことが支えになる
涙を流さなければ強くはなれない
悲しみを知らない人に優しさはわからない
目を閉じて 歩きながら 気づいた
大切なものは 目を閉じても消えないこと
見逃してしまった 君の涙を せめて今度ばかりはぬぐいたい
君の悲しみすべてを消すことはできない
でも涙をぬぐうハンカチくらいにはなれる
この世界でいちばん 大切な人の涙を
笑顔に変える魔法などあるでしょうか
空にたずねても わからないけれど
そばにいるよ それが君の助けになるなら
どれだけの涙を流せば
どれだけの痛みを抱えれば
僕は もっと 君を守れるような
強い 人になれるだろうか
そしてまた宛もなく探してる
君が笑顔を取り戻す 明日を
僕の瞳に映る 君のうれしそうな顔が
時折 悲しみに濡れるときは
適当な言葉を探すより 抱きしめてしまおう
何よりも そばにいる ことが支えになる。
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普段は言えない 素直な気持ちになる
何気ない優しさにふと気づいてしまう
ふれた手のあたたかさに冬を思えば
家族でも恋人でも友達でも変わらない愛のかたち
どんなふうに 言葉にすればいいだろう
愛されてるこの喜びを
簡単ではありますが君に贈るよこの歌を
もしよろしければ受け取ってくれたら嬉しいな
お手柔らかにお願いします
何しろとても不器用だから
ご不便かけることもございましょうが
気に入ってくれるならなお嬉しいな
感謝の気持ちを 拙くはありますが
この一言で 締めくくります ありがとう
思ってることを全部吐き出してしまえたら
きっと すれ違うことなんかないね
花が咲いて散るまでの間が人生なら
それまでの 短いようで長いような 時間を大切な人と生きたい
いつかはちゃんと言葉にして伝えるよ
もらってばかりいるこの愛を返すため
多少お聞き苦しい点もあるでしょうが
あなたにだけ 特別に素直になってもいいよ
とても 恥知らずで身の程をわきまえぬ
そんな僕が 命懸けで愛するあなたのため
身をけずって 夜通しかけつくった歌です
手紙を書くように 詩を綴るように
音を 形にして 見えないものが見えるような そんな歌になればいいな 愛してる
最後はやっぱり 笑って 君に見送られたい
どっちが先になるかは 今のところわかりきってるから
とりあえず 君が幸せなら 今はそれで十分だ
簡単ではありますが君に贈るよこの歌を
もしよろしければ受け取ってくれたら嬉しいな
お手柔らかにお願いします
何しろとても不器用だから
ご不便かけることもございましょうが
気に入ってくれるならなお嬉しいな
感謝の気持ちを 拙くはありますが
この一言で 締めくくります ありがとう
この命が 終わるまで
この体が 消えるまで
ずっと愛させて下さい
君の喜びこそが僕の喜び。
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君がいなくなって少しだけ広くなった部屋に
新しくカーテンを変えてみたけど
あまりにも思い出がありすぎて
君を忘れることなんかできなかったよ
あれからどれだけ季節が流れただろう
そんなことさえ見えないくらい
心ここにあらずで日々を生きてた
大事な気持ちがすっぽりと 抜けた
コンセントのように見えたんだ
もう一度だけ 君に会えるなら
どんな言葉を最初に言うだろう
あの日の 間違いをどう 償えるだろう
今も心に降り続いてる悲しみの雨に濡れてる
僕を笑顔にできるのは世界中でも君以外いないから
そばにいて情けない人ねって叱ってよ
生き方を間違えないように
誰より近くで僕を見守っていて下さい
桜が咲いても 雪が降っても
イチョウが 赤く色づいても
それを 一緒に眺める人さえいないなら
季節など僕には見えないんだ
君に似合う服を見つけても
プレゼントすることさえできないね
こんな勝手な僕が愛なんて語るには
きっと間違ってるんだろう でも
君に愛された記憶は消せないから
君がくれた思い出は変わらずずっと僕の宝物
目を閉じて 君をまぶたの裏に描いて
水面に浮かぶ光のように 笑ったり
泣いたりする いろんな君が見えたよ
こんなにも まるで昨日のことのように鮮やかに思い出せるのに
手を伸ばしても ふれることさえかなわない
何度も同じ夢を見る
君は 夢の中で 僕に優しく微笑みかけるのに
大事な気持ちがすっぽりと 抜けた
コンセントのように見えたんだ
もう一度だけ 君に会えるなら
どんな言葉を最初に言うだろう
あの日の 間違いをどう 償えるだろう
今も心に降り続いてる悲しみの雨に濡れてる。