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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[6797] くず星
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少年の瞳には ただ果てしない世界が

宇宙服に 着替えよう 空を目指すなら

悲しみのあとに降る雨の冷たさよ

少しくらい優しさを覚えてもいいんじゃないかな

宇宙は 僕のイメージを簡単に覆す

だからまだ だからまだ行かないで

果てしない宇宙に迷いながら

悩みながら 僕らは旅をする屑星。

2015/11/10 (Tue)

[6796] ハルモニア
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花のつぼみは眠っている 遠い春を待ちわびて

今はただ 冬の寒さに凍てつかないように

君と寄り添って あたたかくしているよ

七色の風が走り抜ける午後に
赤 青 黄色のグラデーション

どんな色にも染まってみせるさ
忘れないでねあの 景色

ふくらんだ 希望のつぼみが今にも目を覚ましそうだよ ハルモニア。

2015/11/10 (Tue)

[6795] ブリキのロケット
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宇宙服に着替えよう 来るべき宇宙旅行へのデモンストレーション

まだ純粋無垢な少年は 真っ白なシャツをきれいに泥で汚して

金土日は絵の具で 染めたような 日々

行かなくちゃ夢を叶えに

果てしないロマンスを追いかけて

ブリキのロケットに乗って 行こう

あの頃はなんだってできるような気持ちだった

世界は 間違いなく
僕らのものだった。

2015/11/10 (Tue)

[6794] したたる赤
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途切れた世界からしたたる赤

時間を輪切りにしてしたたる赤

形がない見えないものにも血潮が通う

傷つけたら 傷つけたぶんだけ 涙になるの

いくつもの言葉は 知ったかぶりの言い訳

叩き込んだ 情報は イメージを追い越せない

空の終わりから したたる赤

水のように 川のように落ちる命

叫び声は聞こえない
泣き声すら聞こえない

だって すぐに闇の中
気づけば 音も光りも跡形もない。

2015/11/10 (Tue)

[6793] 夜間飛行
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窓の外の闇が うらやましい夜は

心だけ 空を飛ぶ 翼もないのに

窓の外のあこがれはイメージを具現化

光をまとったこの翼は闇を眩く照らす

何処へ行こうか 答えもないのに

問いかける ハナから計算づくの世界に惑わされて

地面に突き刺さるビル 赤いタワー

高速道路 パーキングエリア

曖昧な表情 優柔不断な 性格

あの言葉の意味 ひとつひとつ

順を追って 点を線で結ぶ 星つなぎ

独りよがりな夜間飛行 思わぬ風にあおられて。

2015/11/10 (Tue)

[6792] クレーター
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くそ生意気な 漂流者は
贅沢をしながらもまだまだ
貪欲にあれやこれやを欲しがる

1日三食 場合によってはそれ以上
洋服 選び放題 住む場所も申し分ない

それなのにあなたはこんな
満たされた生活を「貧しい」と嘆く

貧しいのは あなたの心でしょう

クレーター 自転する世界 引力で落ちる林檎

並び立てた理論 正論で この世の不思議を排除

そんなつまらないことはしないでと言って

土星の輪 遠目から見るから ドーナッツ

流れ星 光の幻想 近づけないロマンス

望遠鏡覗き込んでも見えない宇宙の果て

僕はそんな世界に 心踊らせていたいの

いわば僕らは都会の遭難者 幸せに血迷う
何を探してるの?大切なものは目の前にあるのに 節穴の目にはえてして見逃されてしまう

たとえばクレーターひとつ 取り上げて
そのすべてを頭で理解した気になっても

何一つ解決はしないことを 僕らは遠い昔に知ったはずだよ
あの痛みが答えさ

宇宙の闇に計算なんて通用しない

クレーター 自転する世界 引力で落ちる林檎

並び立てた理論 正論で この世の不思議を排除

そんなつまらないことはしないでと言って

土星の輪 遠目から見るから ドーナッツ

流れ星 光の幻想 近づけないロマンス

望遠鏡覗き込んでも見えない宇宙の果て

僕はそんな世界に 心踊らせていたいの

あまねく不思議を 残して 美味しいものはあとで食べるの

皿に残したクエスチョン すべてを解きたいでも知りたくない

そのモザイクをはぎとらないで

相対性理論が残した終わらない宿題

舌を出して ごまかすはアインシュタイン

あえて科学を不思議と名付ければ
この世界は いまだ謎めいて

遠く遠く心を旅させるように

イメージの彼方へ 魂だけ 夜間飛行

空には多分 手が届かないほうがいいの
だって知らないからときめきなんだ。

2015/11/10 (Tue)

[6791] 君の街まで
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季節は色を変え 散らした花を咲かした

押し花にした思い出がまぶたの裏によみがえる

はじけて落ちた雨のひとしずく
合図のように 僕は前に踏み出した

ここからが旅立ちのとき

君の街まで募る思いも連れて

はやる気持ちのままもう夜明けが待てない

窓の外の景色は 代る代る 服を着替えて

凍えるような冬の 白く塗りつぶした空

吐き出すため息が 風にさらわれて消えた

日記はいつの間にか途中で書くのをやめた

雨のち晴れ 今日も仕事 じゃあまりにつまらない

傘の上 落ちた 雨のひとしずく
泣けない誰かの代わりのように

生まれ変わるよ昨日よりほんの少し

君の街まで 悲しい思い出も連れていこう

くだらない旅の話も土産のように引っ提げて

新しい歌 新しい音 雨上がりの七色の虹

まだ見たこともない誰も知らない景色

想像してたら イメージだけで心が膨(ふく)れた

JRの 電車に乗ってなんとなく適当に切符を買った

とりあえず どこかに宛もなく 行きたくて
僕は 僕の知らない僕を探した

見つかるかな 出会えるかなあ

君の街まで募る思いも連れて

はやる気持ちのままもう夜明けが待てない

窓の外の景色は 代る代る 服を着替えて

凍えるような冬の 白く塗りつぶした空

吐き出すため息が 風にさらわれて消えた

2月の終わりにそっと降った雪のせいで

かじかんだ心が この手を握る誰かのぬくもりを求めてる。

2015/11/09 (Mon)

[6790] ぬくもり
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抱き寄せてあげるから 僕の海においで
肩まで浸かってごらん 深く沈むように

心にだって居場所が必要だってこと
知っているはずなのに 誰もが一人

孤独が 孤独のままなのは
誰のせいでも ないのにね 寂しさを言葉にしたら
本当に寂しくなってしまうよ だから強がるの

僕の目に映る 夕暮れ間近の空
夕闇に包まれた街並み あとは夜を待ちわびるばかり

ぬくもりは貸し借りできたりしないのかな この手を伝って僕の愛が届けばいい

夢の続きを見せてあげるから 僕の色に染まって
ゆっくりまぶた閉じてごらん

誰だって 一人じゃ時間をもて余すだろう
愛することも愛されることもない人生はさぞかし悲しいだろ

言葉が足りないとき 言葉がほしいときは ちゃんと言葉にして 気持ちを形にしないと 君の痛みは見えないままだよ
だからさらけ出してごらん

なくした愛を探すように さまよい歩いた日没の街 足元さえ見えなかった

理由もなく悲しかったり切なかったりするのは 生きていることを 心が確かめているから

鏡に映る醜い僕 同じように醜い君

重ね合わせたらたいした違いなんかない

僕らは 誰もが光と影を抱く イビツな生き物

僕の目に映る 夕暮れ間近の空
夕闇に包まれた街並み あとは夜を待ちわびるばかり

ぬくもりは貸し借りできたりしないのかな この手を伝って僕の愛が届けばいい

君に。

2015/11/09 (Mon)

[6789] 旅立ちの日
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期待と不安で 胸を満たしたら
旅に出ようか 名前も知らない街まで

君は笑いながら なるべく僕を
心配させないようにつとめた

新しい街では しっかりやるんだよ
誰かの声が 窓越し聞こえた

手を振る君が遠ざかると
駅のホームが視界の彼方に消えてく

旅立ちの日はよく晴れた青空だった

下手に上手く生きようとしなくていいよ

君らしく笑っていればいいよ

強がる君も 意地っ張りな君も

弱音を吐きながら寂しがる君も

みんな愛しくて抱きしめたくなるの

どっちつかずの表情が 不安にゆがむなら

ここにおいで 僕でいいなら手くらいはかすよ

どこまでも遠くを目指して季節は流れて
変わらないものもやがて色褪せてしまう

空の色もどこかしらあの頃とは違う
大人になって背が伸びたからだろうか

無理はしないで時々は手紙を寄越せよ
愛すべきはずの人たちが遠く見える

送られてきた封筒には 少しのお金と
涙が出るほど優しい言葉の手紙

たとえば何かが違っても僕は僕じゃない

あの日のさよならという言葉はきっと

悲しい言葉じゃなかったはずなんだ

わがままな君も 時折見せる暗い横顔も

隠してるつもりの抱えた傷跡も

君のことならばすべて知りたいの

いつか帰ってきたときに胸を張って

ただいまが言えるように 少しは傷ついておこう

誇らしい傷跡が またひとつ出来たよ

形には ならなくてもほら胸の中開けば

いくつもの思い出が記憶を染める

まるでそれは色とりどりの絵の具みたいさ

旅立ちの日はよく晴れた青空だった

下手に上手く生きようとしなくていいよ

君らしく笑っていればいいよ

強がる君も 意地っ張りな君も

弱音を吐きながら寂しがる君も

みんな愛しくて抱きしめたくなるの

どっちつかずの表情が 不安にゆがむなら

ここにおいで 僕でいいなら手くらいはかすよ。

2015/11/09 (Mon)

[6788] 涙くんさよなら
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悲しいときには 涙が出るけど
うれしいときにも涙が出るね

誰かの優しさにふれて僕は気づく
何度でも大切なことに

人は一人じゃ生きられない
そんな当たり前なことに
一人になって 気づいたんだよ

あふれる涙は誰のためでもなく
このほっぺたを伝い心をとかしていく

ふやけた心が優しさを思い出したら
また いつものように笑えるよ

だから涙くんさよなら 悲しみにさよなら。

2015/11/09 (Mon)
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