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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[6485] ナイト&ヌーン
詩人:どるとる [投票][編集]


通り過ぎた道にも咲く花があるよ

ペダルを漕ぐ足に力を込める

坂道がそろそろなだらかになってきたら

思い出をひもといて昨日を振り返ろうか

さよならって言葉でなんとなくあたためたり 隙間を埋めたり

繰り返される ナイトアンドヌーン 言葉を必要としない場所で


シャララって口ずさむ 忘れたあの歌。

2015/09/21 (Mon)

[6484] 冷えた夕飯
詩人:どるとる [投票][編集]


早く帰って来てねと電話をしてから

もう時計は何周 回っただろう

君はあの頃と少しも変わらないのに

気持ちだけ 心から離れてしまったよ

冷えた夕飯を 温めるみたいに

冷えた愛を温めなおせたなら

きっとまた 熱いキスを交わせるのに

きっとまた この手をつなげるのに…

夜の明かりが人懐っこく寄り添って

ぼんやりと帰り道を照らしている

君は寂しいと口には出さないけれど

本当は寂しいことも痛いほどわかってる

冷えた夕飯を泣きながら食べる真夜中

僕は大切なものからいつの間に目をそらしてた

寝ている君の唇にキスをして

愛してるって言っても聞こえない

離れ離れの心ならまた近づけばいい

たまに見せる優しさが憎いんだから

つないだ糸を ほどけない

冷えた夕飯を 温めるみたいに

冷えた愛を温めなおせたなら

きっとまた 熱いキスを交わせるのに

きっとまた この手をつなげるのに…

冷えた夕飯を泣きながら食べる真夜中

僕は大切なものからいつの間に目をそらしてた

寝ている君の唇にキスをして

愛してるって言っても聞こえない

だけどそれでも言葉にするんだ

愛してる。

2015/09/21 (Mon)

[6483] 四つ葉のクローバー
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離れ離れの 言葉と想いがつながらない

探していたよ コーヒーカップの底に

ビー玉をのぞき込んだ 向こう側の世界に

通りすぎていくいくつもの かけがえのない季節が色褪せてくたびに気付く

そして風は 君を置き去りに どこか遠くへ今日の思い出を運んでいく

どうしようもなくページはめくられていく まだ君は少しも変わらないね

あの頃と同じ 性懲りもなく あきらめられずに探している
四つ葉のクローバー
物語の真ん中で 爪先で上手に立って

コンパスみたいに器用に円を描く

君もまた この物語の書き手さ

未来は君の手に握られている

さああとは色付けをするだけだよ

そして風は 君を置き去りに どこか遠くへ今日の思い出を運んでいく

どうしようもなくページはめくられていく まだ君は少しも変わらないね

あの頃と同じ 性懲りもなく あきらめられずに探している
四つ葉のクローバー。

2015/09/21 (Mon)

[6482] 君のいない朝
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言葉が欲しいときそばにいて欲しいときに

誰もいないから寂しさに僕はのみ込まれてしまう

悲しいとか嬉しいとかちゃんと
伝えてくれなきゃわからないから

不器用な僕は気づかないふりで
君に背中を向けていました

本当は気づいていたよ君の涙にも寂しさにも

それなのにどうして僕は君を
一人にしてしまったんだろう

やっと気づいたのは
君がいなくなってからだったよ

僕を見つめる君の瞳が求めていたのはなんだろう

それはありふれたぬくもりとか優しさなんだろう

本当にそばにいてあげなきゃいけないときに僕は君を一人にした

君の頬を涙が伝う 雨が今も降りやまない

もっと優しさを 総動員して君を愛せばよかった

それなのに 何を勘違いして 僕は君の手を離したんだろう

気づくと君のいない世界で 今日も朝を迎えていた

窓に映る君の笑顔が悲しそうに

僕を見つめている そんな目をさせていたんだね

本当は気づいていたよ君の涙にも寂しさにも

それなのにどうして僕は君を
一人にしてしまったんだろう

やっと気づいたのは
君がいなくなってからだったよ。

2015/09/21 (Mon)

[6481] ちょっと早いクリスマスソング
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雪降る街は 君の思い出を映してる
大きなプレゼント抱えた子供は
お父さんお母さん早くって 嬉しそうに駆けていく

マフラー首に巻いて寒くないように
サンタクロース待ちわびた 子供は寝ないように頑張ってる

いつの間にか夢の中
目覚めたら大人になっていたみたいだ

誰の心の中にも
きっとある素敵なクリスマスの思い出

今だけ ちょっと引き出しから取り出して
のぞき込んでみよう

ちょっと早いクリスマスのプレゼント
君の心に灯すから ひもといてごらん

溢れだす 涙は あなたがまだ
子供だって 言ってる
素直さを残してる
子供だって 言ってる。

2015/09/18 (Fri)

[6480] いつもの二人
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行ってきますとドアを開けて
今日も元気いっぱいに出掛けてく

君の背中に声かけた 気をつけてね

優しすぎるのがたまにきずのあなたは
不器用だけど何より笑うと可愛い

夕暮れの道 ふと寄り道
あなたの顔が浮かぶと
あなたに会いたくなって
駆け足で家に向かってく

ほんのささやかな君の思いが その優しさが 誰かの明日の糧になるよ

笑ってみたり泣いてみたり 時々はけんかもして それがいつもの二人です

ふんわり ふわふわ
お日さまいっぱい浴びた布団のように
今日もやわらかな気持ち オーライ

ほんのささやかな君の思いが その優しさが 誰かの明日の糧になるよ

笑ってみたり泣いてみたり 時々はけんかもして それがいつもの二人です。

2015/09/18 (Fri)

[6479] ただいまを言えばよかった
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「おかえり ただいま」

何気なく 言葉にしているけれど

あとどれだけ言えるかな
あなたにいつまで言えるかな

エプロン姿のお母さんがドア開けて
あなたの帰りを待ちわびてたように

笑顔で今日も出迎えてくれる
そんなことも知らずに
ちゃんとまともにただいま言えなかった

家に帰ってもお母さんはもう
出迎えてはくれないよ
だってもうお母さんはいないから

もっと もっと 困らせたい
まだまだあなたの世話になりたい
でもそれもかなわない願いになってしまったんだね

ああ ただいまを言えないままの
絡まった気持ちだけが残ったまま

あなたにもらったおかえりの声だけ
いつまでも僕の胸につかえたまま。

2015/09/18 (Fri)

[6478] ヒーロー
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六畳一間 ベランダでは家庭菜園 自給自足の家庭的なヒーロー

月5日のアルバイト 時給千円の高収入 貧しいながらも幸せです

ママチャリで近所を一周 パトロール
挨拶を忘れずに おはよう こんにちは
おまけにこんばんは

今日も あなたの住む町を ひそかに見守るヒーロー

誰も知らない覆面の下の素顔 感謝されなくてもかまわない

一人でも多くの人が笑ってくれたならそれが感謝の代わりだ

夕暮れの町 寂しくなる 人気のない町は

なんだか 切なくて涙が覆面を濡らす

明日も 明後日も この町を守るよ
心に正義の証 誰もが誰かのヒーロー

今日も あなたの住む町を ひそかに見守るヒーロー

誰も知らない覆面の下の素顔 感謝されなくてもかまわない

一人でも多くの人が笑ってくれたならそれが感謝の代わりだ。

2015/09/18 (Fri)

[6477] 勇気のつぼみ
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雨は止むことを拒むように降る
それは命が踏ん張るように見える

最後の滴が落ちて涙が降りやんでも
心にはさっきまでの悲しみが残ってる

無理してみんな笑ってるんだろうか
生きる辛さを我慢してまで笑ってるのかなあ

もうこれ以上歩けそうもないよ
足がもつれて前に進めない

それでも生きたいと願うのは
気まぐれなんかじゃなくて

強くなろうとする心が覚悟を決めた
歯を食い縛るたくましい勇気だ

今にも花開きそうなつぼみが
必死に今を生きようとする勇気だ。

2015/09/18 (Fri)

[6476] 望むなら
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生きていることが時々曖昧になってしまう

それは誰のせいでもなくて誰も悪くない

明日に届けと 叫んだ声はすぐに風に消えた

望むなら この世界で誰もが笑うような

幸せな未来を僕は願います。

2015/09/18 (Fri)
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