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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[8271] 僕の生き方
詩人:どるとる [投票][編集]


砂時計の砂の一粒が落ちていくみたいに
時間は 少しずつ確かに 消えていく
僕は 歳を重ねて そのぶん何かを知って
多分何かをなくして
代わりに何かを得て
「大人」という ものに変わるんだろう

何者かもわからない 自分はなんだろう
それさえもひどく曖昧なままだ

繰り返される 毎日の中に
意味もなくただ あるような
今日という一日を どれだけ
無駄にしていくんだろう
可能性なんて 別にほしいとは思わないよ
適当に生きれば いいと思ってしまうよ
落ち着くのは 安泰
どうだい?恥ずかしいだろう
でもそれが 僕の生き方だ。

2016/09/19 (Mon)

[8270] 体温
詩人:どるとる [投票][編集]


この人と決めた誰かを愛すると
永遠さえ 誓ったその言葉に嘘はない

あいにくの雨で 外はどしゃ降り
抱きしめるのは ごまかすためだよ

こんな 汚い僕が人を愛せるはずもなく
傷つけることがあっても
最近 麻痺してきた

孤独にさせて でも傍にいてほしい
矛盾している心が それでも
誰かを求めて

愛を叫ぶよなすすべもなく 抱かれ
快楽に からだを委ねた
見せかけの優しさなんていらない
ただ互いの体温を 感じてたい

君が僕以外の人の話をしてると
とたんに機嫌を損ねてしまう

暗闇に灯した明かりは 君と僕の未来さえ照らすかな

最後に求めるのは君だと 知ったとき
もう君は僕の傍にはいなかった
あの日も今日と同じ雨

愛を叫ぶよ もっともっと汚したい
僕と同じ色に染めてしまいたい
見え透いた 嘘なんていらない
溺れていくんだ 深い蜜の海に

この夜は 明日をどこまでも遠ざけてく
朝なんか来なくていい 君とこのまま

孤独にさせて でも傍にいてほしい
矛盾している心が それでも
誰かを求めて

愛を叫ぶよなすすべもなく 抱かれ
快楽に からだを委ねた
優しさなんていらない
ただ互いの体温を 感じてたい。

2016/09/19 (Mon)

[8269] 少年
詩人:どるとる [投票][編集]


何も変わらない日の落ちた街並みで
ただ僕は 前に向かって歩いてく
十年前も同じ 夕暮れを見上げてた 誰かの小さな瞳

叶えたい夢はあるかと聞かれて
結局空白のまま 出したアンケート用紙

何をすればいいかもいまいちわからない
見えない明日を探していた
あてもない 僕たちはどう仕様もなく少年だった
大人の 心と子供の容姿を持ち合わせて
どっち付かずの半端なままの僕を
大人にさせていたのはたまにつく嘘と
顔にできた悩みの種のにきびくらいだ

買い食いした 商店会の肉屋のコロッケ
半分こして 君と食べた
人並みに恋をして 幸せだけじゃなく
悲しみにも打ちひしがれた

大好きな歌を真似て作った歌
習いたてのアコースティックギター

夢なんて多分大人になるための口実で
何も出来ない自分を悲観した言い訳で
あてもない僕たちは暇があれば空ばかり見上げていた
大人の狡さと子供の素直さを 持ち合わせて
何が正しく何が間違いなのかを判断する
目を 大人の背中を見て考えていたんだ
たまに見せる弱さが何故か僕には輝いて見えた

優しさや思いやりがないがしろにされてる世の中で
例えば優先席で 自分の前にお年寄りが
立ってるとき 譲れる勇気を持ちたい
たとえ 譲ったときに どんな顔をされようとも
むげになる感謝などこの世の中にはないはずだ

何をすればいいかもいまいちわからない
見えない明日を探していた
あてもない 僕たちはどう仕様もなく少年だった
大人の 心と子供の容姿を持ち合わせて
どっち付かずの半端なままの僕を
大人にさせていたのはたまにつく嘘と
顔にできた悩みの種のにきびくらいだ。

2016/09/19 (Mon)

[8268] さよならなんて言えないよ
詩人:どるとる [投票][編集]


運命という言葉が嫌いな僕が
運命を信じてしまうほどに
その出会いは僕に幸せをくれました

箇条書きにすればとても ありふれた恋で
だけど それが何よりだと 思った

誰かに 恋をすることなんて
まだ知らなかった頃の僕にはなかった
自分以外の誰かを幸せにしたい
そんな気持ちを 君がくれたんだ
手のひらの上で 雪が溶けて消えた
どうしても永遠には続かない恋だった

名前で呼ぶのが 恥ずかしくて
でも頑張って名前で呼びあった
お互い照れながら顔を隠してたね

いつか消えてしまう そのぬくもり
足りない時間は 幸せが埋めていた

もう会わないほうがいいとさえ思った
でも離れてしまえば寂しさに耐えられない
だから何度でも離れそうな手を握った
白く染まる街並み 春まではまだ遠い
冬がこの街を去る頃 終わる命がひとつ

わかっていた でも僕は一緒にいたかった
さよならなんて言えないよ 君に出会ってしまったから
感謝しても 憎むことなんて何もない
この幸せは 僕にはじめて人を愛する
喜びを教えてくれたから

誰かに 恋をすることなんて
まだ知らなかった頃の僕にはなかった
自分以外の誰かを幸せにしたい
そんな気持ちを 君がくれたんだ
手のひらの上で 雪が溶けて消えた
どうしても永遠には続かない恋だった

桜が咲くまでには
終わる命がひとつ
行かないで
まだ傍にいて
願う声は届かない明日を探してる。

2016/09/19 (Mon)

[8267] 夜明けまえ
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もう何度目の おはようかな
新しい暮らしにも 慣れたわ

慣れない手紙を 書いて君に届けた
下手くそな文字で 綴る思いの丈

今日もまたこの街に新しい一日が
近づいてくる夜明けの足音が
聞こえたなら 僕は二度寝をするよ
わざと君に起こしてもらう算段だ
君は 怒るかなこんないたずらな僕を
でもそんな君も また素敵だと思う。

2016/09/19 (Mon)

[8266] 雨上がりの午後に
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あくびひとつして 思い出し笑いをする
雨上がりの午後に 見つけた七色の虹

ありふれた 幸せがひとつまたひとつ
昨日までの僕の世界が変わってゆく

悲しみもいつしか優しさになって
君を照らしているよ
手のひらを開いて
光が 溢れんばかりに零れた

いつもの SUNDAY
余計な言葉は いらないよ
愛してる ただそれだけで
どこまでも行けそうな気がする
だから 踏み出そう
買ったばかりの スニーカーで

屋根の上で見上げた星を 数えていた
すぐ傍にある夜が どこか遠くに見えた

スタートを切って 走り出すとき
迷いは跡形もなく消えてしまった

流れていくよ あたたかい涙
優しい雨が 思い出を輝かせる
他愛ない 時間の中で育まれたストーリー

近道なんてないから 遠回りでいい
君が笑ってる 世界に僕もいたい
なんだってやれそうな気がする
だから 振り出しから
また 歩き出そうか

振り返る 瞳に
映るいくつもの
昨日が どれだけ
美しくても
前に進むだけだ
それ以外に道はない

悲しみもいつしか優しさになって
君を照らしているよ
手のひらを開いて
光が 溢れんばかりに零れた

いつもの SUNDAY
余計な言葉は いらないよ
愛してる ただそれだけで
どこまでも行けそうな気がする
だから 踏み出そう
買ったばかりの スニーカーで。

2016/09/19 (Mon)

[8265] 泣き虫
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悲しいときこそ笑ったほうが勝ちよ
悲しいときに泣いたって辛いだけだよ

泣き虫はどこだい?
弱虫は誰だい?
出ておいで
君の中の素直な君よ

涙は自分を強くしてくれるのさ
そのために僕らは涙を流すんだ

目には見えない 人の痛みに気づくための
きっかけを与えてくれる

悲しいときこそ笑ったほうが勝ちよ
笑えないなら変な顔をして笑わせてやる

ほらいつの間にか
泣き虫の君も笑ってる。

2016/09/19 (Mon)

[8264] 夜明けまえ
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夜が明けるのを待っていたよ
ずっとここでうだうだしながら

地団駄踏んで 言い訳も並べて
嘘もついて 誰かを困らせた

海鳥が 飛んでく
追いかけるように 風が走る

太陽が街に落ちてきて 目映い光に
包まれた街 朝が迫る足音
新しい ページに最初の一歩を刻め
その一歩はやがて 君を夢の場所に導く

いくつかの言葉とメロディ
道連れにした 昨日までの僕の影

重ねた思い出に 微笑みかけて
まだ夜明けまえの空をにらんだ

見上げた空には 星がまだ輝いていた

お皿に割り落とした卵を かき混ぜて
レタスを切って 盛りつける
パンが焼けたなら 席に着こう
窓から吹き込む風がカーテンを舞い上げる

いつかたどり着く
明日は あてもない
空に消えた ささやき
花はつぼみを抱いて
命を未来につなげてく

太陽が街に落ちてきて 目映い光に
包まれた街 朝が迫る足音
新しい ページに最初の一歩を刻め
その一歩はやがて 君を夢の場所に導く。

2016/09/19 (Mon)

[8263] ビッグウェーブ
詩人:どるとる [投票][編集]


遠い 昔の人たちが
築いた 階段
僕も今 のぼってるよ
浜辺の黄色い砂の上に寝転がって
貝殻に耳をあてて
波の音を 聞いてる

弧を描いて 落ちた
あの星の名前を
僕は知らない
だけど なんて
きれいな輝きだろう

花も 風も
人の手では
つくれないすべて

呼んでるよ
遠い 思い出の向こうで
波が 立つのを
待つように
今長い夜が明けるところです。

2016/09/19 (Mon)

[8262] ライフ
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積み重ねてく 僕らの他愛ない日々
笑いながら 泣きながら
時に 向かい風に逆らって
きりもなく繰り返すナイト&ヌーン

もっと傍に来て 君の話を聞かせて
殻から抜け出して出ておいで歌声よ

夜明けと共に目を覚ます 心とカラダ
離ればなれの二つが一つに重なって

吐き出されるため息もきれいに結んで
今日という日をただ素直に喜ぶのさ

小説を書き連ねてくような作業だ
誰かが敷いたレールは歩かない
傷ついたっていい 輝ければ
そこにある夢に向かって行くのさ

いつかここにあった輝きを 手に
何度だって生まれ変わる 心とカラダ

僕らが暮らすこの街のドラマのあらすじは
神様も知らない ところで始まり終わる

ああ 探してる言葉
まだ見つからず
消費と生産の日々
もどかしいライフ

夜明けと共に目を覚ます 心とカラダ
離ればなれの二つが一つに重なって

吐き出されるため息もきれいに結んで
今日という日をただ素直に喜ぶのさ。

2016/09/18 (Sun)
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