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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[4282] 天気になあれ
詩人:どるとる [投票][編集]


明るい 歌を歌おう
あなたの頬に降る雨が早く止むように

君は僕のアンブレラ
雨が降ってきたなら
君がそっと僕の傘になって優しく守ってくれる

人生は山あり谷ありだから
そんなに簡単にはいきっこないね
それでも大切な人が傍にいたら頑張れることもあるよ

楽しい歌を歌おう
ひとつの喜びに二人で笑いあえるように

君は僕のサンシャイン
悲しいことがあって落ち込んでるとその元気のいい声で励ましてくれるんだ

人生に無理は禁物さ
急がず慌てず歩いて行こうよ
いくつもの朝と夜繰り返して 生きるのが嫌になったら
歌を歌おうよ

悲しむことなんかばかばかしく思えるほどのくだらないうた

言葉じゃない
でも、幻じゃない
ここにあるさ

君の心よ
天気になあれ
晴れ渡れ。

2012/10/01 (Mon)

[4281] 単純なようで難解な僕らの日々
詩人:どるとる [投票][編集]


ありふれていることを幸せに思えること

それだけで他人の痛みが見えてくる

例えば誰かを一途に思うように
気遣うように生きる

ただそれだけで見せかけの心が熱を帯びる

単純なようで難解な僕らの日々はつづく
計算も策略も本当は必要はない
秋めく街並みに色はまた再び帰ってくる

ただまっすぐに人らしく 歌を歌えばいい

大切に思うような人に 歌を歌えばいい。

2012/10/01 (Mon)

[4280] 幸せの咲く場所
詩人:どるとる [投票][編集]


戦争や虐めの
関係のない
世界で
僕ら二人
手を繋いで
笑いあえたなら

暖かな陽射しが
ゆるやかに差し込む
幸せの咲く場所と
今日から呼ぼうか

何気ない日常の片隅にあるいくつもの心満たされる場面に
目を閉じていた
瞬きしてその瞬間を見逃していた

ここには何も特別なものは何ひとつない
だけれど 不自由はしない 必要なものならすべてそろってる

あなたの笑顔やかわいらしいその仕種
少しずつ愛らしさ増してゆく
流れ行く季節の途中に 見つけた けなげな花 素敵に咲いてる

摘んでしまうのはもったいないほどに
それでも一緒に僕と歩んでくれるならば
どんな困難でさえ乗り越えられそうな気がするよ
不思議だね

ここには何も価値のあるものはない だけれど何物にも代え難い宝物がある
それは君だよ 気づいているのかな

幸せの咲く場所とでも名付けようか

幸せの咲く場所と今日から呼ぼうか

気づくより前から
ここには咲いていたんだね とびきりの幸せが。

2012/10/01 (Mon)

[4279] 夜と夜
詩人:どるとる [投票][編集]


淋しい夜があるなら
僕の夜においでよ
いつでも窓を開けて
待っているから

悲しい夜があるなら
僕の夜においでよ
涙も言い訳も好きなだけ流せばいい

夜と夜が重なって
ひとつの夜になる
君と僕の夜が

光と影が重なって
今日という日を形作る
その時はじめて世界はなくした色をとりもどす

傷ついた夜があるよ
傷つけた夜もあるよ
いろんな夜がこの窓から広がる世界にあるよ

夜と夜が入れ替わっても
誰もそれに気づかない
唇を塞ぐように

光と影は教えるよ
今日という日のその意味を
僕がいて君がいてそして歩き続けるこれからを

夜と夜がありまして
遠い昔のあの夜が
時をこえたこの世界に嘗ての空を映し出す

夜と夜のそのまた夜もずっと変わらず夜は夜さ
この淋しさも切なさも変わらない

だけど淋しい夜ならば 僕の夜に割り込めよ
そして、少しでも
君の心癒せたなら

たったひとつしかない唯一の愛をあげるよ

唇と唇が重なって
あるはずもない永遠を呼ぶ
君と僕だけの

夜と夜に。

2012/09/30 (Sun)

[4278] 君に贈りたい歌
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大切に人に贈りたい
言葉があるんだ
「ありがとう」や「愛してる」をこえた気持ちがあるんだ

どうして言葉は気持ちを追い越せない
本当はもっと伝えられたらいいのに

昨日寝ないで綴った
手紙を書いたんだ
字は相変わらず
へたくそだけれど

なぜだか一人がいいって強がったけれど
やっぱり一人だと心が淋しがるよ
夜も眠れないよ

簡単な言葉だけれど
伝えたい 届けたい
ラララ うまく言えないな でも、君がいないと…
世界が終わったみたいになるんだ

お世話になってる
人が沢山いるんだ
一人一人に違った愛を教えてもらった
血の通った言葉も

どうしても人は痛みを分かち合うことでしかわからないことがある

だからこそ 時には心を尖らせて 背中合わせで 別々の暮らしをしながら 互いの大切さを思う時間が必要なんだ

くだらないことだけど
知ってもらいたいよ
ルルル いつか言えたらいいな そう僕は君の存在に支えられて
この世界にいられるんだと歌うよ

君に贈りたい歌がある

大切な人に贈りたい
言葉があるんだ。

2012/09/30 (Sun)

[4277] ジキルとハイド理論
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表は裏があるから
表になる

裏は表があるから
裏になる

表と裏は一つの存在

離れることも片方を消すこともできない

何故なら、片方を消せば忽ち裏でも表でも無くなるからだ。

2012/09/30 (Sun)

[4276] さよならの音階
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さよなら さよなら
今日の日よ
夜に食べられて
皿の上には
パセリだけ
残されて

夢の卵を割ったら
ほら黄身や白身のように
昨日と何ら変わらない新しい君が生まれる

さよならとは知らないまま 生まれてきた僕らは
途中で人には終わりがあることを知らされ 立ち止まった

さよならにたどり着くまでのマホロバの時を歩くこの旅の意味を考えた

さよならの音階が少しずつ 押し寄せてくる
さよならの音階は浮き沈みを繰り返す

悲しみや喜びや安らぎや痛みを 消化もできぬままに 次々に胃に詰め込まれるような 感覚に似てる

容量を軽くこえた
日々の重さに
悲しい笑いが
こみ上げる

それでも生きること
それだけでも誇らせて

それでも苦しむのも
仕方ないと堪えている

さよならを知らせて
その時が来たらどうか

静かな眠りが 夢のように 訪れるように。

2012/09/30 (Sun)

[4275] わたしの情景描写
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君が見た景色は この窓辺から見えるあの真っ赤な夕陽をまだ
記憶に焼き付けてる

僕が見た景色は あの丘の上から 見下ろす街並みと人の流れと 朝から降るにわか雨

少しアングル変えれば180度違う人生

君の瞳に映る景色が
今日の悲しみならば
僕の笑顔には追いつけない
僕の瞳に映る景色は
どの角度から見ても
憎たらしいほどの幸せだけだから

すべての人の瞳に映る景色はそれぞれに違うから 必ずしも心は重ならない

僕が見てる世界が君が見てる世界とは 360度違うように

私は私なりの情景描写をする

嬉しかったり
悲しかったり
それを思うのは
こちらの自由な意思で
それは誰にも責められないことだとわかっているつもりなのに

僕は君の瞳に同じ景色を求めて つい君の見てる悲しみが 頭から消えてしまう

僕は 雨の降る街のはずれまで きたけど
やっぱりこの気持ちには逆らえない

何度でもすれ違う景色だけれど

私は私なりの情景描写にのっとって
なおかつ君の景色も解りたい

同じものを見ても違う見方があるように
必ずしも心は重ならない それを知ったから

私は私だけの情景描写以外にも

興味や愛を注ぐよ。

2012/09/30 (Sun)

[4274] 線上の彼方から
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何かを探してる
何かを求めてる
何かを欲してる

何かを信じてる
何かを疑ってる
何かを呼んでいる

生まれては消えてく
1日を見送って
また夜明けが
そしてまた夜が
朝を平らげる

再生ボタンを押すように 動き出す人の波が
常に何かを壊すように時間に逆らえず
常識という引かれた線をなぞるように
はみ出すこともなく
立ち止まることもなく
直線の上から終着駅をめざして歩き続ける

線上の彼方から
日はまた昇り
そして沈む

その繰り返しの中で
僕はまた笑い泣く
その行為になんの意味がある?

街にまた夜が来て
灯りがともって
さみしさが
少しの窓の隙間からも流れてきて僕はとたんに悲しくなる

問うほどに迷いが深まるのを僕は遠い目で見つめてる

この線上の彼方から彼方へと 視線をとばしては 未来へも過去へも帰っていける

さよなら
さよなら
また会う日まで
神様も仏様も
関係のない世界で
通ずるリアルに
つまらない
理論をばらまいても

僕の心の景色とは
必ずしも重ならない。

2012/09/30 (Sun)

[4273] 悲しいときのお約束
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悲しいときは
笑わなくていいさ
無理しなくて
いいんだよ

君が笑いたくなったら
笑えばいいさ
無理して笑っても
悲しいだけだよ
涙流すより

人は不思議なもので
悲しいときほど笑いたがるけれど
無理なんかして笑っても見てるほうが悲しい気持ちになるだけだよ

悲しいから泣くのに
悲しいのに笑うなんて世の中がそうさせるのか

悲しいときも笑わなくちゃ生きられないような毎日じゃいたたまれない
だから
悲しいときのお約束をしておくれ
せめて僕の前では笑っておくれ

少しは救われるだろ
少しは楽になるだろ
打ち明けておくれ
君の心の闇を

僕ならいくら傷ついたっていいから
悲しいときのお約束だよ 指切りしよう。

2012/09/30 (Sun)
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