詩人:どるとる | [投票][編集] |
さよなら 幻の日々よ
花びら散るように
訪れた夏の季節
蝉しぐれ長い坂道
汗流して
緑の中
あなたは笑う
見上げてみれば
ほら一面の星空
夏祭り 浴衣着て
あなたが手招きするよ
特別なことは多分何もなかったように記憶してるけど
かけがえのない夏だったよ
スイカの種飛ばし
縁側で競った
とれたての野菜に
かぶりついた
海にも行った夏休み
焼けた裸がひりひりするけどそんなこと気にしないで毎日
虫取りに 秘密基地ごっこ
日が暮れるまで
友達と街のはずれまで自転車で冒険したよ
そして夜が来て
みんなで行ったキャンプで見た星空は今も胸の中に広がってるんだよ
綺麗だったな
あの夏の思い出ひとつひとつ 思い出せばどれもこれも素敵な思い出だったよ
僕ら遊ぶのにも必死になって 夏を体中で楽しんでいたね
かけがえのない夏
今は遠い蝉しぐれ
だんだん遠ざかって
また もう少しで
あの懐かしい夏の音色が聞こえてくる
風鈴がチリンと鳴る
からんと麦茶の氷が溶ける
畑で咲くひまわりと
毎日のように食べていたアイスクリーム
畳の部屋に寝転んで
いつの間にか夢の中
目覚めたら 大人になってたような気がする
今はもう 遠い遠い日の夏
かけがえのない夏。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
当たり前なことができる 真面目な人は
希少動物に なってしまった
だめな人たちが 街に溢れかえり 今日もマナーを守れない人たちは我が物顔で道の真ん中歩く
裸の王様さ
どれだけ着飾っても
羞恥心をぶら下げて
バカ丸出しでえらそうにルールを破る
空き缶はゴミ箱へ
吸い殻は灰皿へ
優先席付近では携帯電話はマナーモードにして下さい
そんなことすら平気で破るような 他人のことも考えられない人は人を名乗る資格もないさ
恥ずかしいと思わないことがまず有り得ないことだよ
恥ずべき醜態を平気な顔でさらす者共にもわかるルールのあり方はなんだろう?
正しいんだってだけじゃわからない
今日も曖昧なルールの中 ただ正義だ悪だと ルールを守る人とルールを破る人が対立してる世界の中
良い悪いの言い合いの中
みんなが納得するルールがあればいいのにね
それが一番難しい
僕はどっち派につこうか? ただ戸惑うよ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕が思う幸せな世界には争い事はなく
毎日が平和な世界
無言の暴力が毎日繰り返される世界では
死体の山が できて
腐臭を放つ 悲しい世界
戦争もなくて
誰もが仲良しでいれば人との争いなどなくなるのかな?
違う欲望があるかぎり この世界からは争い事はなくならない
今日も神様は僕らを試しているかのようになんの手助けもしないよ
その証拠に弱い者が泣きを見てる
そして強くてずるがしこい人間たちが得をして 笑ってる
ゴミの惑星
美徳を語り
偽りを吐き出し
偽善を纏った
人たちが
弱者を蹴飛ばす
そんな世界で
戦争はつづいてる
アホ面で幸せに酔ってる僕らの目の届かない場所でまた今日も一輪 けなげな花が散って 血と涙が流れます
腐ってるのは僕らなのに 僕らのせいで本来美しいこの地球が汚れている
どんな言い訳も
通用しないさ
きれいごとも通用しないさ
吸い殻も空き缶も
マナーの悪さも戦争の引き金に成りかねない
心のない人間など
ただの肉の塊
魂の入れ物に過ぎない
人ひとりの過ちひとつが戦争を起こすことだってあるんだ
性懲りもなく
立て続けに起きる
くだらない理由で
人を殺め傷つける人の起こす事件
悲しいニュースも
見飽きたよ
それが普通になっていることが怖い世界
朝から そんなニュースを見る気にはならない
だけれど今日も海をこえた向こうの国じゃ 戦争が日常的に起きている
僕らには遠い夢の話
幸せボケした頭じゃ
吸い殻を道に捨ててもマナーなど破っても 痛みすら感じない
戦争はもう起きてるよ
世界の終わりはもうすぐかもしれない
僕ら人間の心がまず先に だめになる
僕の中にもそんな汚れた心がある
それでも今日も優しい誰かが 肩代わりするように誰かが捨てた吸い殻を拾い集めるよ
「空き缶はゴミ箱へ、優先席付近でのマナー」
守ることが僕らが人間として名乗れる資格。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
毎日ごくろうさま
僕自身にも言いたいその言葉
こんなに毎日頑張ってるのに ほめられもしないけど一生懸命働く僕もずいぶん真面目なもんだ
食い扶持を今日も稼ぐ
油まみれで
ごくろうさま
泥だらけで
ごくろうさま
外の勤務
中の勤務
パソコン相手
人間相手
機械相手
女の人でも
男の人でも
ごくろうさま
悩みがあっても
必死でこらえて
ひたすら
頑張るその姿
きっと
どこかで
見てる人は見てる
だから
無駄だとか無意味なんて思わないで
その涙も
その笑顔も
その努力も
その傷跡も
その汗も
その悔しさも
その切なさも
その悲しみも
全て生きてるという証
痛みを感じるならば
間違いなく あなたは生きているよ
ぶっ飛んだ金持ちや難題を解き明かす学者だとか目指してるわけじゃないなら
普通の生活に満足しろとは言わないけど
平和な毎日ほど素晴らしいものはないと肝に命じなさい
今を生きる全ての頑張る人へ贈るメッセージ
伝えたい 届けたい
引退してゆく歳をめした人から若者へと
また引き継がれてゆく世の中 それはバトンを渡すような繰り返しなのさ
僕らもいつか渡されたこのバトンを次の世代に手渡す時がくるんだ それは順番なのさ 今は渡されたこのバトンを落とさぬように 次の世代まで持って行こう
今を生きる全ての頑張る人へ贈るメッセージ
あなたの頑張りが
小さくても 確かに
世の中を動かすひとつの歯車になってること 忘れないで
あなたの汗と涙の毎日が どこかで今日も誰かの役に立っていたり 誰かの為になっていること 誇りにして 満足するのはほどほどに でもプライド持って 毎日生きてね
今を生きる全ての人よ
誰でも生きてるかぎり
ひとり残らず頑張ってる人だよ
そのことを誇りに
歩いて行こう
上手になんて生きようとしなくてもいいから あなたの思うまま 生きるのがいい人生を築くのさ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
モザイクがかかったような
何も見えない未来に
無謀な期待しても
結局裏切られるのが
オチと現実的な夢しか見なかったさびしい少年時代よ 今思えばバカだったと思うよ
あの頃 よく土手で
日が暮れるまで
遊びまくった
みんなは
元気だろうか
いつの間にか
大人になって
つまらない
毎日に
ため息ばかり
こぼしている僕だけど
追いかけて
追いかけて
追いかけても
追いつけなくて
追いつけなくて
でも追いつきたくて
あの頃見たような
身も心も真っ赤に染める 夕暮れの赤い色
まだ 僕は 夕日を追いかけてる
古いアルバムの中に
閉じこめられた思い出よ できるならもう一度よみがえれ
平成の世に溢れかえってる
便利な道具に僕も助けられている
あの頃から考えればハイテクな未来に生きてるけどどこか大事な何かが 薄らいでる気がするんだ
押入の中から
出てきたグローブと
プラスチックのおもちゃのバットと
懐かしい ゼンマイ式のロボット
あの頃、おねだりしてやっと買ってもらったのに今考えればくだらないゴミも同じだね
そんなふうに思うくらい僕は腐った大人になっちまった
社会の汚い空気にさらされて 心もすさんだ
見に行こう
見に行こう
見に行くんだ
飛び出していく
飛び出していく
今飛び出していくんだ
あの頃見たような夕日をもう一度見ればきっと心洗われるような気がして 区内で一番高いビルにのぼって 屋上から 沈む夕日を眺めたよ
でも不思議だね
涙あふれるくらい
綺麗なのに あの頃見たような夕日じゃないんだ
大事なものは きっといくらお金を出しても もう戻らない
あの頃の僕にとって大事なものはおもちゃのロボットでも野球のグローブでもプラスチックのバットでもなかったんだ
きっと その時代に生きている 僕の中で燃えていた 今をただ一生懸命遊ぶという自由な気持ちだったんだ
って僕は泣いた。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
優しい言葉 厳しい言葉 聞いただけで泣けてしまうような悲哀に満ちた言葉 ただの挨拶もイントネーションで受ける印象が変わってくる
あなたの言葉ひとつで誰かが今日も傷ついて あなたの言葉ひとつで誰かが今日も救われる日々
言葉は便利な道具のように武器にも盾にもなる
時には自分を守り
時には他人を責めて
いろんな使い方がある
ただお話したり
情報を聞いたり流したりするだけが言葉じゃなくて 同じ言葉でもその人の持つ声やトーンや速さで聞く人に与える印象が変わるよ
あなたは今日どんな言葉で傷ついて
どんな言葉に救われましたか?
腐るほどあふれてる
言葉の中に愛を宿して 誰に対しても 優しい言葉で語り合えれば世界に今すぐにでも平和が訪れる
あなたの言葉に僕は傷つき あなたの言葉で僕は救われました
あなたは僕を嫌いですか? あなたは僕が好きなのかい?
あなたの本当の気持ちは あなたのその言葉の中には どれくらい含まれてる? もしや嘘じゃないでしょう? あなたの言葉をどれほど 信じて どれほど疑えばいい?
うそつきや ふざけた人間ばかりのこの世界じゃ言葉だけじゃ
他人を信じられなくて 人を愛すことや
人を信じることも安易にできないよ
言葉は使う人の手でいつの間にかその確かさが うやむやになってしまった
言葉は心の中の本当の気持ちをそのまま伝えれば 嘘などつかわなくても構わないのに 嘘をつかなければ都合の悪いことがあったりするからね
都合の悪いその現状から逃げるには言葉を汚すしかないのかな
でも言葉は嘘で汚してしまえば いつの間にか嘘をついてもなんの罪悪感も感じれなくなるんだよ
だから今日も言葉に気づかされるよ
自分の過ちと
自分の愚かさを
言葉は僕の悪意を映す鏡にもなる
他人にさんざん嘘や言い訳ばらまいてきたのにふと優しくされたとき 胸が無性に痛むんだ
言葉には悪気はない。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
人が人を愛するのに理由なんて多分要らないんだよ
その人が好きだから
その人と一緒にいたいから
それだけで人は人を愛しているんだ
家族の団欒の中
友達との時間の中
恋人との時間の中
独りきりの部屋の中
すべてがすべて
人生の一ページ
少したりとも
無駄にはできない
嫌いなはずのあの人が見せた涙は 僕の心までも優しさで満たした 気づくと肩をかしている僕がいた
人が人を守ること
人が人を助けること
人が人を愛すこと
人が人を思うこと
理由もなくただ僕ら
誰にでも優しくできるから いつでも僕らは馬鹿なくらい人間らしく 人間くさく
誰かと今日も同じ人間同士 助け合って
生きて行くのさ
独りでは出ないような力も二人三人と数を増やせば できることも増えてゆく
今日も嫌いなあの人とも 嫌々でも言葉を交わし 同じ場所で生きるなら せめて
人と人との付き合いとして 挨拶くらいは交わしたい
無愛想な態度ではこっちまで 暗い気持ちになる だから全ての人に人としての振る舞いをしたいよ
理由なんてまるでないけどなぜか 僕は
それが人という生き物のあるべき生活だと思う
今日も嫌でも顔くらいは合わすから
嫌いな人も好きな人も うるさい上司にも 生意気な後輩にも
人らしい顔で
人らしい言葉で
向き合いたい
自分の中の悪意を
見つめるように
他人のあらを
自分のあらと
重ねて 考える
はたして自分は
他人に文句を
つけられるほど
できた人間なのかと。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
思ったことをただ歌うだけだ
それができなくなったら詩人などやめてやる
僕が思う詩人は世間の反感や他人の目を気にせず思ったことを思ったように書けるんだ
それが詩人じゃないか
世の中の流行りや時代の色に流されず
僕が思うことを書くことが詩人のありのままの姿
原点はきっと忘れているところにこそあるんだよ
簡単なことだ
書きたいことを書く
そこに重点を置こう
そんな詩人になりたい
自由なメロディ
自由な発想
自由な形
自由な色
なにものにもとらわれない自由な言葉
僕が思う詩人は
自由に歌ってる
さあ足枷をはずして
身も心も軽くなろう
自由な言葉で
綴ろう 歌おう
そんな詩人になるんだ
力強くそう思うよ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
いくつもの街灯を追い越して 切なさ胸にこたえる季節にたどり着いた
歳だけくってあとはただ死んでゆくのを待つだけだと思っていた日々
たとえばそんなさびしい毎日にあなたという灯りがともったら毎日がおもしろくてとても楽しいのにね
本当の気持ち ずっと隠したまま
声にさえ出せない僕はただの弱虫だね
アイラブユー
アイラブユー
世界で誰よりも
あなただけを愛してる
そんなセリフまるで似合わない僕だけど
伝えたい 届けたい
あなたに
悲しみが雪の結晶のように舞い降りる夜にほほを伝う涙が
切なさを深める
本当のことをいえば
きっと楽になれるのに だけどそれができないから 辛いんだよ きっと
はじめての気持ち
誰かに恋をする
それを人は初恋と呼ぶ
僕にもそんな季節がもうやってきたのですね でも言えなくて 裏腹に言いたい気持ちでいっぱいで
今日もそんな気持ちを行ったり来たりしているよ
あなたのことが好き
本当はそんな気持ちだよ 嘘はつけないね
でもごまかしてばかりだ 狡い僕だ
あなたの返事がたとえどうであれきっとあなたを好きになったことは 無意味なことじゃないと思うから 伝えたい 届けたい いつか
初恋という長い夢を見ていたよ
とても幸せでたまに苦しくて
ゴールの見えない日々をさまよっていた青春が今よみがえる
初恋じゃないけどまた夢を見てるよ
あなたに恋してる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
普段は冴えないいちサラリーマンの僕も
大好きな君を思えば
なんだってできそうな気がするよ
白い雲のように
君という青空にいつまでもぷかぷか浮かんでいたい
特別なことは何もできないけど ずっと死ぬまで一緒にいてあげる そして君の話を聞いてあげるよ
心さびしいときも
一人じゃないから
辛いときは我慢せずに僕の胸に飛び込んでおいで
かっこいい決めゼリフもすごい技もなにもないけど
見えない心のマントをひるがえしてすべての悲しみからあなたを守りたい
小さな小石にも転んでるそそっかしいヒーローだけど
これだけは変わらないよ
僕はいつまでも
君の味方さ
死ぬまで
君だけのヒーロー
ブイサインで見送った今日にララバイ
終わらないこの夜を飛び越えて
流れ星に祈るのさ
明日の幸せを
どんなときだって
君がいれば僕は負けないから
これからもずっと応援しててね
君の声援をうけて
僕は強くなれるから
傍で笑っていてね
その笑顔が
その優しさが
何よりも僕を助けてくれる 強さの秘密なんだ
テレビの特撮に出てくるヒーローみたいにはかっこよくはなれないけれど
僕は僕なりのヒーローになるからね
ずっとずっと見ててね
どこからかわいてくる不思議な力
それは君の応援
聞こえる 君の頑張れの声 僕は立ち上がるよ ヒーローは負けないんだ 最後まであきらめないんだ
一人じゃない それが何よりの力になる
君がいるからさ 今日も僕がいて
君が笑ってくれるからさ 僕も笑えるんだ
今日も君だけのヒーローとして 失敗したり転んだりしながらも 不器用でもただの人間がヒーローになろうとするその姿は泥だらけで汚いかい?君はそんなことは言わない だからさ
君だけのヒーローはやめられない
今日も僕は僕ができる精一杯で 不器用なりに君のために頑張るよ
君だけのヒーローでいたいから。