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好きな人の一番良いところをあげなさいって言われたら
たくさんありすぎてさ僕なら困ってしまうんだ
君の笑顔も素敵だし
君の全てがやっぱり好きなんだ
こういったらなんだか申し訳ないけど
君の一番好きなところなんて僕には選べないよ
嫌いなところなんてひとつもないから
君のわるいところなんかないよ
優しすぎる人だとみんなからいわれる僕だけど 君がとても素晴らしい人だから
僕のだめなところが目立ってしまうね
それでも君はそんな僕を愛してくれる
なんの迷いもなく
当たり前のように
それが君の一番良いところかもしれないんだ
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悲しみの波にさらわれた君の笑顔
僕はすぐ傍にいるのに何もできない
無力さにただ打ちひしがれて 僕が君を愛すべきなのか迷いが生じるよ
さよならなんて僕には言えないから
ずっとこのまま
君の傍で
一生を送りたい
でもそれも退屈だから君の話を聞くよ
なんの癒やしにもならなくても君を愛してるから
悲しみの波が引いてゆけばきっとさらわれた君の笑顔ももどるだろう
その時こそが僕の役目
精一杯励ますから
目一杯慰めるから
胸を張ってまでは
言えないけど
これが愛かな
貝殻のようにこぼれた君の涙が光る
良かった
あなたがいて
そんな言葉がうれしくて
さよならなんて言わないよ
いつだって君は僕の大切な人さ
これが愛だよ
今、悲しみの波は静かに引いてゆく
そしてあとに残された君の笑顔がまぶしくて 月がそれに嫉妬してる
そんな夜の長話
愛かな 愛だよ
多分ね
きっと世界の終わりの日も君がいれば
僕なら最後までずっと君に笑ってられるから 傍にいてね
永遠の愛だよ。
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かけがえのない家族は世界中でただひとつ
お母さんも
お父さんも
弟も妹も
おばあちゃんも
おじいちゃんも
あなたのファミリー
かけがえのないファミリー
いつも思うね
いればいたで邪魔くさくてさ
うるさいもんだけど
いなけりゃいないで
さびしくなる
なんだか張り合いがなくなるよ
僕の家族はどこにでもいるような普通の家族だ
だけれど僕の家族はひとつだけ
どこにでもいるいるわけじゃないんだよ
いつまでもいっしょにいてね
どこにも行かないでファミリー
お母さんもお父さんもみんなみんな
かけがえのない僕のファミリー
喧嘩もするけど
いなくなってほしいと本気で思ったことは一度もないよ
口ではひどいこともたくさん言うけど
本当はずっといっしょにいたいと思ってるんだよ
同じ名前を持った者同士が乗り合わせたこの船に数人の血を分けた乗組員たちと過ごす日々
大切にしなきゃと
僕は思うから
ありがとうや
愛してる
言い損ねてしまうまえに 僕より早くに死んでしまう母と父にいつか言いたいその言葉
でも恥ずかしいね
今はまだ強がっていたいな
僕ら家族を乗せた船は荒波にも耐えるから このままずっと航海を続けよう
いつか僕も父が漕いだこの船を先導して漕ぐ日がやってくるから その時は僕も家族を持って 僕という名前を背負って
家族船の梶をとるよ
かけがえのないファミリー
僕の家族のような
そんなような
素晴らしい
家族を目指すよ
理想は今はまだ空の彼方
今日も面舵いっぱい
南南西を目指せ
二隻の家族船。
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常識という名前を借りた不条理や理不尽ならクソくらえだよ
マナーの悪い若者を取り上げた週刊雑誌の一面におどってる彼らもいろいろ苦労してる
それがどうした?
別に…
そんな続かない
会話の中
世間でいわれる若者たちは
都会の片隅
造語でコミュニケーション
自分たちの大事な何かを守るための防御策だったりするんだろう?
僕にはいまいちわかりかねるけど…
ビルがまるで雑草みたいに 次々に知らないあいだに 建ちまくるこの都会の街の中
忙しそうに
サラリーマンたちが蟻みたいに道を行き交う光景にめまいをおぼえる僕は案外暇なんだよ
幸せぼけした奴らに
戦争の悲惨さを説いても 無駄だってことわかってるよ
でも事実は事実だから…聞くか聞かないかはいいんだ
でも誰ひとり馬鹿にはできないだろう?
そんな人たちの努力や頑張りの上に僕らの笑顔や今みたいな幸せな毎日があること忘れてはいけない
そう思うんだ
もし真の平和があるとするならばその定義はきっとそれほど難しいものじゃない
ただみんながそれぞれ手をつなぎあい
分かり合えれば今からでも平和は望めるんだ
でもみんながみんな同じ考えじゃないから
すれ違う平和への思想
目指すべき明日は迷走
脱線するように行き先がままならない
平和は宙ぶらりん
地に足が着かない
人は無駄に物を消費し続けさんざん物を無駄にし尽くして
それでもまだ気づかないやつは気づかない
だから世界中の平和はまだ約束されないんだ
ただ僕らは各々己の毎日を過ごすだけで
守られた環境の中
贅沢をし続ける
それを当たり前といってしまえば僕も何も言えないけど
それをいうにはあまりにもふざけたやつらが多すぎる
平和を当たり前というなら地球を汚すことは平和につながるのかい?
空き缶ひとつで環境は侵され
吸い殻ひとつで自然は病む
そんな今を生きる僕らに問われた現状さ。
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未来行きの列車に乗って百年あまりの大旅行
窓の外は
四季折々の季節が彩る美しい眺望
日常は終わりなくゆるやかに続く
途中でリタイアするのも白旗あげて社会からおりるのもその人の自由だよ
生まれたときから
すでに定められた
運命と
しりながら
それでも何かに抗うように
鉄壁の壁を壊すようなすべを探してるのさ
ここから何かが変わっていくんだ確かに
今日から僕の何かが変わっていくんだ厳かに
宛もない地図の中
日々少しずつ描かれてゆく僕という物語
感情は発情期の獣みたいに高ぶる
軌道修正だ
身を立て直して
歩き出そう
ただあなたに会いたくて
ただあなたの笑った顔が拝みたくて
ここまで走って来たんだよ
くだらないなんて
笑ってくれないで
僕はあなたが頷いてくれるまで未来をめざすのさ
隣の座席はいつも
空けておくよ
いつでも君が座れるように
未来行きの列車は銀河に走るレールの上を走る
ガタゴト
ガタゴト
同じ速度
守って走る
窓の外には
一面の星空
太陽系がこんなにも近くで見えるよ
君にも見せたいな
ここから何かが変わっていくんだ確かに
今日から僕の何かが変わっていくんだ厳かに
宛もない地図の中
日々少しずつ描かれてゆく僕という物語
ここにはここにしかない花が咲いている
ここにはあなたしか浮かべられない笑顔があるんだよ
だからだから宛などなくてもあなたとなら楽しい旅になる
楽しい旅になる
今日も見えないペンを持ち見えない画用紙いっぱいに僕は描くんだよ 今日あった出来事のすべてを
涙も笑顔も憎しみも
すべて嘘のない僕の悪事も善行も強がりも血にぬれた過ちも
未来行きの列車は走る
今日もあなたの頭の中僕の頭の中
脳みそ経由で
精神や
細胞のひとつひとつに呼びかけて
走る、走る
格安銀河旅行
片道だけの切符
握りしめてるから
帰りのがらんとした列車には誰も乗ってない。
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暖かな陽射しに手を伸ばせば季節はもう卒業と出逢いの春
桜の香りこの街を包む
目の前にある 新しい明日への扉開ければ
その向こうは
きっと雨上がりの世界
七色の虹のような笑顔にあふれてる
桜よ 咲いては散ってゆく儚い短きその命を精一杯散りゆくまで 揺れて 咲いて
僕らが笑うように
花びらを満開に咲かせて 春を彩るんだね
僕らも見習うように笑わなきゃね
僕ら 桜舞う道の上
迷いなどもうみじんもないから
歩き出す背中に手を振る昨日に別れを告げ 旅に出るんだ
宛もない地図の中に最初の一歩を刻むよ
行けども行けどもたどり着けぬ夢ならば
それも仕方ないが
信じることでそれを可能にするのだ
不可能なことではない
桜が身を持ってそれを僕らに教えているんだ
風が吹けばわかる
ああ春なんだねって
暖かな陽射しの中
目をつむっても
イメージの中
美しく咲き誇る
桜の花のように
いつまでも
いつまでも
忘れない
別れゆく恋人も
遠く離れてく友も
いつか
同じ空の下にいれば
またどこかで出逢えると笑って別れた
その時流れた涙は
旅立ちの春を彩る
いわば花びらの一枚
僕らはさよならなんて言わなかったよ
また会えるから
旅立ちの日の朝は
とてもよく晴れた青空だった
まるで僕らのこれからを予期してるようにさい先のいいスタート切れたよ
さあ、振り向かず
僕は歩いて行こう
雲の切れ間に
かすかな希望信じて
ポケットの中に入るほどの小さな幸せ
そっと抱きしめて
これから何かがはじまる
そんな予感を胸にして旅立つ春の詩。
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世の中の理不尽(ふじょうり)に今日もものの見事にしてやられながら
サルのケツみたいな真っ赤な夕暮れのなか センチメンタル喫煙タイム満喫
黄昏、
憧れ、
向かい風、
追い風、
逆らう僕らと平手食らう僕ら
財布の中の泡銭とそれでも握り拳ほどかない誇り高きプライド
夜風に溶けたため息が負けんなって言ってるようでさまだまだ若い僕だから立ち上がるよ
上司に媚(こ)びへつらい
愛想(つくりわらい)ふりまいて
お世辞売りさばくように無銭(ただ)でばらまいて
自前のネクタイ風になびかせて
靴底をすり減らし外回り
世間様の視線をかいくぐって
それも時代だとわりきりあきらめてる奴らのすぐ隣でカップめん音たててすすりながら
それでも僕は負けるもんかと ひとり荒波に立ち向かう姿勢見せるのさ
僕は安月給のいちサラリーマン
だけど、いつか
ビッグな夢
勝ち取ってやるさ
全国の肩身狭きサラリーマンよ
理不尽に今日も苦しめられて
多忙の中、時代の風に吹かれて
燃えるような
瞳を空に向け
狼みたいに
叫んでる
忘れられた愛や優しさをこの街にまだ信じてるから
嘘や嘯きなどいらなくなる時が来るはず
ああサラリーマンよ
今日もどんな思いで
堅っ苦しいネクタイしめて
満員電車にガタゴト揺られてるの?
世の中の理不尽にしてやられながら…
本当は悔しくて仕方ないくせに唇かみしめても 愛想笑いして立場を守りながら
我慢し続けてるのだろう? わかってるさ
僕も同じ立場だから
ああサラリーマンよ
断崖に咲く花よ
荒波にさらされ
潮に 侵されて
それでも
笑うのかい?
なあなあ
サラリーマン?
おまえの涙は嘘じゃないんだろう?
ならば、恥じることはない
目一杯泣きなよ
「時代の風に吹かれて」
気に入っちまったよ
その言葉
ああくだらねえ毎日
それでも愛すべきエブリデイ
さすらってさすらって…。
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悲しみの通り雨が君のほほを濡らすとき
僕は何ができるだろう
くだらないことにいつも時間を費やして
気づけばほらね
あくびばかりの日々
いつだって
同じことの繰り返しさ
間違いも笑顔も涙も
夜も朝も晩飯もサヨナラのセリフも怒る要因も全部
あなたは
あなたは
あなたは
僕の最愛の人だよ
あなたは
あなたは
あなたは
僕の最後の光
優しく照らして
言葉をなくして
立ち尽くす僕を
いつか抱きしめて
そっと抱き寄せて
アイラブユー
オーマイラブ
あなたの膝の上で眠りたい すやすや
あなたの
あなたの
あなたの
愛は永遠を描きながら僕を包み込み
あなたに
あなたに
あなたに
幸せと安らぎを与えるように
どうして
どうして
どうして
愚かな僕に愛をくれるの?
アイラブユー
オーマイラブ
いつもあなたの膝の上で眠りたい おやすみ
あなたの あなたの
あなたの
膝は優しいゆりかご
安らかな夢へ導く魔法の箱船
あなたの膝の上で見る夢はファンタジー
いつもあなたの膝の上で眠りたい
そしてあなたの夢を見たい すやすや おやすみ
アイラブユー
オーマイラブ
いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも
あなたの膝の上で眠りたい すやすや
狂おしい程のこの愛を フォーユー
あなたの
あなたの
全てを知りたい
あなたの
あなたの
全てになりたい
こんな気持ち
はじめてだから
最初で最後の
アイラブユー
オーマイラブ
何度でも何度でも
繰り返す
アイラブユー
オーマイラブ
いつも ああ いつも
あなたの膝の上で僕は…アイラブユー。
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人を助けることに理由なんていらない
人を愛することに理由なんていらない
人を守ることに理由なんていらない
人をかばうことに理由なんていらない
人を思うことに理由なんていらない
人に憎まれたり人を殺めたり どうして人は人の道からはずれたことを平気でするのだろうか?
人を愛したり 人に愛されたりする事に理由なんかいらないんだよ 探しちゃいけないんだよ
理由もなく人は人を愛して 人は人に愛される それでいい
それでいいじゃないか
つまらない理由で繕うならば それはもどかしいだけだから
たったひとつの理由が見つかるまでは
理由もなく僕はあなたを愛して 理由もなく僕はあなたに愛されていたい
あなたを助けることに理由はいらない
僕が君にすることに見返りなんかいらない
理由のない愛があったっていいと思うよ
僕は今日もめぐりくる明日も理由もなくあなたにいいところ見せようと奮闘して空回り 笑ってごまかす そんな繰り返し
僕が生きていることに理由なんてあるかい?
僕が生まれたことに理由なんてないだろう?
理由とはかわせない運命には結びつけられないものなのさ
僕が生きていることも
君が生きていることも
いつか生まれたことも
いつか死んでくことも
理由のないめぐりあわせ
それを動かすことができないならば与えられた時間や有余を大いに楽しむんだ
あなたは理由もなく
ここに生まれて
そして理由もなく
生きている
僕も同じだ
理由なんていらないよ
僕もあなたも理由もなく今日を生きてて
明日をめざしてゆく
そこに理由なんて
あてはめられない
でも無意味じゃない
あなたや僕が生まれたことや生きることには理由こそないけど大きな意味があるんだよ
それは理由以上の
意味があるんだよ
いつかはっきりとわかるよ
あなたがここにいる意味が
人は誰でも理由もなく最初から人だから。
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回周遅れのランナー
最下位を走ってるのに なぜか余裕な顔
単に馬鹿なのか
何か策があるのか
わからないランナーは今日も一番後ろで笑ってる
人生はいつでも競争事 少しでも気を抜いたら すぐに抜かれる
彼はそんなこと考えない
人生はいつでも楽しむものさと
自由な風に吹かれて
豊かな音色を紡ぎ出す愛着あるアコギと戯れて
歌いながら
笑いながら
走り続ける
彼こそ理想のランナー
みんなが必死こいて取り組むことも彼は不器用なのかやる気がないのか
興味も示さず
空を見上げてる
いつか彼が話してくれた
僕は青空が好きなんだ
彼は笑ったよ
一番の称号なんかいらない
いつでも笑えるなら
いつでも幸せなら
それでいいのさ
回周遅れのランナーは歌うように
踊るように
景色に咲いた
花のように
生きると言った
彼は前を向くことしか考えない
人生はいつでも楽しいものさと
自由な思想を広げて
豊かな色彩をかもし出すひと味違う夢を抱きしめて
歌いながら
笑いながら
走り続ける
彼こそ本物のランナー
青空に浮かぶ雲のようなランナー
彼が目指しているのはゴールじゃない
どこまでも終わりのない明日なんだ
笑っちゃうよね
でも素晴らしい
彼は素晴らしい
一番後ろを走りながらも気持ちだけは僕らの何万キロ先を走ってるんだね
僕の理想は彼のようなランナー
青空に浮かぶ雲のようなランナー。