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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[2499] 光と影
詩人:どるとる [投票][編集]


時計仕掛けの世界の中で誰もが忙しそうに時計気にしながら今日を暮らしてる 鳥かごの中の鳥のように
僕は社会という飼い主から金という餌をもらいなんとか生き延びている
立場はいつも
地の底だけど
見上げる空には
太陽が照っている
希望はまだあるさ

数えきれない 人の中で 行き交うぶすっとした顔の群れ
誰もがため息まじりの小言こぼし疲れ果てたような顔してる

今日も理由もなく誰かが誰かの命を奪ってる中で
どこかでは誰かが誰かの誕生を祝ってる
灰色の壁の向こうで誰かの死刑が執行されているかもしれない
そんな暗い日さえ
場所が変われば
僕のように
のんきにあくびしてる人もいる

テレビも新聞も 嘘ばかりだ。信じるに値しない
僕には死んだ誰かの心までは伝わらない
漠然とした痛みだけが 文面に踊るよ

あなたの今日は光に満ち溢れていた1日でしたか?
僕の今日はどこに行こうが影がつきまとうような悲しい日だったとしても
あなたはそんなことさえ 知らないで笑っていればいいよ

誰かが落とした笑顔を誰かが拾った
ほんの何気ない一言が誰かを傷つけ 誰かを救うのさ

あなたの明日は見違えるくらい 素晴らしい日になればいいね
僕もすぐには笑うことはできないけれど少しずつ笑いたいな
そしてあなたと喜びを分かち合えたなら
きっと昨日じゃ見つけられなかった
光が心に灯るよ

散らかした皮肉も卑屈も 明日には 全部
幸せの雨に洗い流されて きっときれいな言葉が部屋中に咲くだろう

あなたの明日も
いい日になればいいね

あなたの幸せやあなたの無事を
特別願うことはしないけど

明日になればわかることさ

とりあえず今日は
明日を待とう
眠れない夜だとしても
少しずつ明けていく夜が朝の光に包まれたとき
目覚めた僕を揺り起こすのは光だけじゃなく影もつきまとう1日だって事を忘れなければ小さな幸せにも笑えるね。

2011/02/21 (Mon)

[2498] 最後の光
詩人:どるとる [投票][編集]


わけもなく ふと消えてしまいたくなる時
僕はどうすればいいかわからないよ
ただ涙におぼれてる

ぬけがらのように
魂のぬけた心
何をしても
楽しくないし
どこにいても
落ち着かない

虚空をさまよう 僕の瞳は何かを見てるようで何も見えてはいない

生きていくことにも
前向きになれない
死ぬことにも おびえている
中途半端で曖昧な自分なんてクソだ
早く死ねばいい
ゴミクズのような言葉を吐き出して
日々を送るのも疲れたけれど

不思議とまだわずかに残ってる
何グラムかの希望

眠れない夜 何もやることがないから
ただぼーっとしているだけで無駄に時間は経ってしまうよ

廃人のような 炭酸のぬけたコーラ
飲むほうだっておいしくないし
いっしょにいても楽しいはずがない

孤独を背負って いつまでも 何を待ってる? 何を求めてる?
悲しいのは僕だけじゃない
僕なんて生易しいものさ

生きていくことを投げ出したら
僕には何も残らないだろう
最初から逃げ腰の姿勢じゃだめさ
何も得られない
ゴミクズのような言葉を散らかして
日々を送るのさ
風に吹かれて

いつのまにか この手にあふれてる
何リットルかの涙

不思議とわずかに残ってる
何グラムかの希望

そのふたつが僕の最後の光。

2011/02/20 (Sun)

[2497] 心の地図
詩人:どるとる [投票][編集]


歩き出さなくちゃ
たどり着けない場所へ 向かって走れ

現在地 確かめて
どんなルートで
行くか決めても
思い通りにはいかないのが人生だ
油断するな
新しい白いスニーカーは汚れるたび馴染んでゆく
Gパンは色褪せてゆくたび 味わいが出てくる
僕ら人間は心が育つたび 輝いていく

今こそ心の地図を広げて 迷ってる自分の背中を押そう
悩んだって
あせたって
戸惑ったって
目指す場所はひとつだけ

心のエンジンかけて
エンストするたび萎える自信も
僕は恥には思わない

さあ 行こう

歩いていくことが可能性を広げるのさ

何を信じる?わからないなら
自分を信じよう

履き慣れたスニーカーのように
馴染んでしまった
言い訳を繰り返してたって仕方ないんだよ

だから今こそ心の地図を広げて 怠けてる自分に渇を入れてやろう
たまには背中に蹴りを入れて
僕は僕を戒めるのさ

今こそ心の地図を広げて 迷ってる自分の背中を押そう
悩んだって
あせたって
戸惑ったって
目指す場所はひとつだけ

あのよく晴れた青い空に浮かんだ真っ白な未来

簡単に叶えてやろう
見せつけてやろう

吐き捨ててやろう
自分を見せてやろう

全ては歩き出すその一歩から始まるんだ

その一歩が全てを左右するんだよ。

2011/02/20 (Sun)

[2496] ターンアンドワンツーステップ
詩人:どるとる [投票][編集]


帳尻合わせは疲れたね
こんな静かな夜には
コーヒー飲みながら
お話しよう

ターンアンドワンツーステップのリズムで月面に降り立ち
日進月歩 踊ります
くるりくるくる
衣のように風まとい
ワンツーワンツー
君とふたり 踊ります

終わりなんてないふりで有限なんてないように
無限の中で踊ります

ターンアンドワンツーステップ
くるりくるくる
僕らは 踊ります

いくつもの言葉を
抱きしめながら
いくつもの記憶を
背負いながら

僕らは同じリズムを保ちながら

ワンツーワンツー
踊ります
ワンツーワンツー
回ります

くるりくるくる
地球のまわりを
回ります
心を包むように
回ります

愛して 愛され
愛して 愛され

ワンツーワンツー
生きています。

2011/02/20 (Sun)

[2495] 詩人の部屋のテーマソング
詩人:どるとる [投票][編集]


僕の気持ちがそのまま詩になる
君の気持ちがそのまま詩になる

君が笑ってるなら
君がうれしいなら
そのまま詩に
その気持ちが
あらわれる

君が悲しいなら
どんなに笑っても
そのまま詩に
素直な気持ちが
詩になる

詩人の部屋においでよ
楽しいことばかりの毎日じゃそりゃないけど
ここにはたくさんの笑顔がある 涙がある
そしていろんな人生歩んできた人がいる
歳の幅も大小様々
性別も 趣味も 住んでるところも様々
だからおもしろい
君もおいでよ
楽しい楽しいポエニストルーム

たまには失敗する事もある
たまには非難されることもある
だけれどそれは違う人だからこその当たり前な意見の相違
気にすることないさ
自分の信じるまま
詩をうたいなさい
詩をお書きなさい

詩人の部屋は君を待ってる
詩を好きな人を待ってる

詩を愛する人なら誰でも大歓迎さ

ほら ほら 恥ずかしがらずに自分の思いをきかせてよ

君の詩がこの部屋をもっと盛り上げる
君の詩がこの部屋の中にあるいくつもの世界を広げる

だから さあ
ドアを開けて
入っておいで
詩人たちが
お待ちかね

詩人の部屋においでよ
楽しいことばかりの毎日じゃそりゃないけど
ここにはたくさんの笑顔がある 涙がある
そしていろんな人生歩んできた人がいる
歳の幅も大小様々
性別も 趣味も 住んでるところも様々
だからおもしろい
君もおいでよ
楽しい楽しいポエニストルーム

悲しい気持ちの人を慰める詩もいいね
笑ってる人にもっと希望与える詩もいいね
素敵な景色を詩にしてもいいね
だれかの心を洗うような清い詩もいいね
とにかくどんな詩だって君が描く世界なら
きっと素晴らしい詩になるはずさ

僕は待ってる
そして
話をしよう

詩人の部屋は24時間
年中無休 無料ですぐ仲間になれるよ

名前を決めてね
パスとID忘れないでね

さあ ログイン。

2011/02/20 (Sun)

[2494] 僕のラブソング
詩人:どるとる [投票][編集]


この世界に生まれて
はや20数年と数ヶ月
いくつもの季節が通り過ぎたよ
名ばかりとはいえ
大人になったからにはわからなきゃだめなこと わかってるつもりでいるけど本当はわかってない
でも人にとっていちばん大切なことをわかっていさえすればそれでいいだろう

優しさを有り余るほど持っている
だれかを愛する準備なら整ってる
それなのに
届かないラブソング
空気に吐き出したため息のように
かき消されるのさ

僕は見た目大人だけど
中身は変わらず
僕は昔から僕だから
分からず屋だけど
歩いてきた距離だけ
その歩数だけ
見てきた景色だけ
その美しさだけ
心はちゃんと
育ってるから
ご心配なく
きっと僕を知る
だれかのイメージに沿うような僕だから
変わらず 話しかけてね
変わらず 語りかけてね
愛を届けるよ
優しさを伝えるよ
あふれんばかりの
思いを分けてあげる
たまには助けてあげる
困ったときは話してごらん
僕が困ったときは
話を聞いてね

流されるようにさすらって
流されるままにさすらいで

色んな出来事に揺れて
くだらないことに苛立って
時々は過ちに気づく
そしてまた自分を恥じるよ
でもそのぶん
だれかを愛したい
でもそのぶん
だれかを救いたい

ちっぽけな命だけど
非力な力だけど
僕が必要ならば
君の傍で

流されるようにさすらっていたい
流されるままにさすらいでいよう

木の葉のように
時が来れば
風にさらわれ
たやすく散るのに
まるで そんな終わりを知っているかのように笑いながら

限られた時の中で
僕は笑ってる
君と笑ってる

聴いてね これが僕のラブソング

古臭いかもしれないけど 聴く人がいてはじめて輝くよ

耳をすまして
心の耳ぴんと立てて
聴いてね

もったいつけておきながら名前さえないけど とりあえず聴いてね

僕のラブソング。

2011/02/20 (Sun)

[2493] ふたりだけのストーリー
詩人:どるとる [投票][編集]


あるところに
愛し合うふたりがいて仲良く暮らしていました

めでたしにはまだ遠いから 残された時間の中で たくさんの思い出をいっぱいいっぱいつくろう

君と出会うまでは
人生に絶望すらしていた僕だった
だけどある日
僕らは出会った
土砂降りの雨の中
雨宿りしていた
きっかけはすごく単純だった
傘ひとつ忘れたあなたに差し出した手を握った時
わかったよ
一瞬で恋に落ちたよ

そうして今になるまで 僕らはたくさんの時間の中で 愛を膨らませてきたよね
狭いアパートで
ふたりで暮らし始めて
やがて結婚して

貧しいながらも
幸せだったのに

どうして今は隣に君がいないの?

あんなに笑っていたのに
あんなに愛していたのに
残酷なほど運命はふたりを引き裂いた

出会ったことを後悔するような 気持ちになるくらいなら
最初から出会いたくなかったよ
でも、君に会えてよかったよ

悲しみも喜びも全て
重ねた唇も
あなたとじゃなきゃ
輝かなかっただろう

こんなに落ち込んだ顔をしていたら
あなたに叱られてしまうから
出会ったことの喜び
別れたことの悲しみ
僕は忘れないから
最後に君が見せたあの笑顔は僕の宝物

思えば何もしてあげられなかったね
傍にいるだけで満足してた 愚かな僕だった
でも誰よりも愛していたんだよ
でもどうして君は空の上にいってしまったの? わかってはいても 運命が憎らしい

笑ったことも泣いたことも 大切だけど
一度も君は僕のこと
責めることしなかった
こんなに不器用なのに
こんなに馬鹿な僕なのに
君はただ傍にいてくれて 何も言わずに僕の手を握ってくれたよね

愛していた僕の愛より愛されていた君の愛のほうが断然
大きかった
今気づいたんだ

この先もずっと
だれも知ることはないふたりだけの胸に残る痛みと思い出
色褪せても消えることはない

ふたりだけのストーリー。

2011/02/20 (Sun)

[2492] 生きていこうときめたのだ
詩人:どるとる [投票][編集]


『なにくそ』
次こそ実るさ
あきらめるなら
あきらめること
きっぱりあきらめられたら 次の扉を叩こう

何をなくしても
何がだめでも
生きていこうときめたからには 歩き続けてゆくさ

勇気なんてまるでないし
自信なんか消えちまいそうさ
それでも僕は無駄に高いプライドですんでのところで
持ちこたえて生きていこうときめたのだ

風に吹かれ 泣き声言って 時には 死にたくもなるけど
そんなときこそ僕は笑っていた
そんなときだからこそ自分を励ましてた

泣いたってしかたない
わかってるからこそ
泣きたい夜もある
でも泣くだけ泣いたら 夜を飛び越えて
昨日より 輝けるように
僕はより笑って
より勤しんで
生きていこうときめたのだ

さあ 明日の地に
降り立とう
慰めの唄
ポケットに
大事にしまって
雨の降る街を
歩いてゆくよ

この街に咲く
桜が見頃をむかえるころにはきっともう少し 笑える余裕も出るね

生きていこうときめたなら もう迷いはふっきれた

さあ さあ
さあ

歩いてゆこう
地図にも載ってない
未来という未開の地へ。

2011/02/20 (Sun)

[2491] 一日一度笑えれば
詩人:どるとる [投票][編集]


たった一度の人生だけど
ある人は本気で
ある人は投げやりに生きてる

どうしてなの?

死にたいと思って
高いビルにのぼった
そんなときに限って
空がひどいくらいに澄み渡ってる
だから死ぬ気が失せるんだ

僕はなんのために生まれ なんのために死んでゆくんだろう?
そして天に召される日何を遺すんだろう

一日一度笑えれば
それで全てが報われる
一日一度笑えれば
あとはそれで報われる

どんなに貧相な毎日だって構わない
住む家があって
三食食えて
お風呂に入れて
7日仕事して
また土日休んで
たまに出かけて

全てが灰になるまで
あれやこれやを続けて

今日もそんな気持ちで生きてる
くだらないかもしれねえけど
ドラマみたいに
その主人公みたいに
役割があるならば
そんなふうに
そんなふうに
思ってる

真夜中 なんとなく
散歩に出たよ
そして誰もいない公園でブランコに座って 泣いたよ 泣いたよ

言葉にならない
声のごみ屑を
吐き出しながら
泣いたよ 泣いたよ

一日一度笑えれば
僕の人生 それでいい

夢も彼女も親友も
もう 何にもいりません

平穏な日々よ
このまま続いてゆけ

数回のあくびとため息を繰り返してるだけ
誰かの愚痴を聞き流してるあいだに
日は簡単に暮れて
そして ただ

この身果てるまで
定められた時が満ちるまで

僕はただ ここで
さよならの時を待つ
さよならの時を待つ。

2011/02/19 (Sat)

[2490] いつもそこにいてあげる
詩人:どるとる [投票][編集]


いつの間にかそこにいた
愛する人がそこにいた
君と呼べる人がいた
守るべき人 できた

ほどけないようにときつく結んだ筈の
結び目は君と交わした口づけのように
いつまでも
いつまででも
力ずくでも消せない記憶

いつの間にか好きだった
隣にいるのがふつうになった
僕を呼ぶ声がして
返事をする僕がいた

気づかないふりしてるけど感謝してる
言葉にするのは柄じゃないからはぐらかしてるだけなんだ
だけどねいつもいつもありがとう
アイラブユー

仕方がないから
不本意ながら
嫌々だけど
いつもそこにいてあげる

仕方がないから
不本意だけど
嫌々ながら
いつもそこにいさせてあげる

ふたりは お互いに
強がりながらも
僕は君を 君は僕を
誰より求めているよ

だから いつもそこにいてほしい
だから いつもここにいてあげたい

そう思うのです

僕は君が好きだ
いつか声に出して
言えたらいいな

その時こそは
きっと 君も笑ってくれるだろう
その時こそは
きっと 僕も笑えるだろう

明日の空は澄みに澄み晴れるだろう

天使の喇叭が
天に とどくだろう

神様も運命を
啓示するだろう

決まってるさ

僕らは幸せになれる

この愛には終わりなんかないのさ

僕は笑う
君も笑う

いつも、ただそこにいるようで僕にはそれだけで大助かり

いつも、ただそこで笑ってくれてるだけで僕の心は救われる

仕方がないから
不本意ながら
嫌々だけど
いつもそこにいてあげる

仕方がないから
不本意だけど
嫌々ながら
いつもそこにいさせてあげる

悲しい夜も
寝起きのわるい朝も
君がいない 景色には華がない 華がない

だから傍にいてね

回りくどいけど
遠回りだけど

僕は君が好きだ
世界中でいちばん
アイラブユー

いつか声に出して
面と向かって
言えたら
言えたら
いいな。

2011/02/19 (Sat)
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