詩人:どるとる | [投票][編集] |
眠れない夜は
ひとりじゃさびしいから
大好きな人に傍にいてほしい
お月さまもきっと
僕が浮かない顔をしていたら 輝くにも輝けないだろう
お人好しなお月さまはみんなの家の窓をのぞいて それぞれの人の心を照らすよ
今夜もまたどこかで誰かが泣いている
今夜もまたどこかで誰かが眠れない夜を過ごしてるんだ
つまらないことなんて 言わないでくれますか?
その人には笑えない理由があって
その人には泣いてしまう理由があるんだ
ぬぐいきれない涙は
胸の中にまだある
積み木のように次から次へと増えていく
悲しみは人には言えない
人には言えないから悲しい
人には言えないことがある
安易にきいてもほしくないんだ
なるべくならそっとしておいてほしい
でもひとりじゃさびしい
そんな矛盾が僕を支配してるんだ
だから今夜も僕は眠れない
眠れないんだ
こんな自分、自分でもイヤになる
でもかわいそうで
仕方ない
矛盾は増えていく
寝不足は明日の
自分をだめにする
誰かと一緒にいたいのに誰とも一緒にいたくない
傍にいて
でも
あまり近づかないで
そんな矛盾の中で
浮き沈み繰り返す気持ちを抱えた
僕は青光りする湖畔の水面で当たりを待つウキみたい
きっと待つだけじゃ
いつまで経っても
獲物なんかかからないのに
それを知ってても
強がりがさびしさを簡単に追い越していく
矛盾した僕だ
君もそんな自分
抱えているんじゃないのかな?
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ふるさとの夕暮れは赤く染まり 燃えている
ゆうやけこやけで帰る カラスの鳴き声
真っ赤な空に 落ちる夕日を 高台から眺めて 少し涙ぐんだりして
ゆうやけこやけ なんて 切ない響きだろう
帰る場所はあなたにはありますか?
ないならつくってみようよ 愛を育んで
ふるさとは心の中に
見えない 瞳の中に
浮かぶ 景色なのさ
あの夕暮れのように
熱いくらい燃えている あたたかい場所さ
さあ 帰ろう
ふるさとに
夜汽車 つかまえて
今すぐ 思いたったら揺るぎない心は止まらない 列車になってふるさとへ僕を連れて行く
ゆうやけこやけでまた明日 手を振る帰り道
もう会えないなんてさ 嘘言うのはやめて
明日会えると誓ったなら懐かしいあの人へも会いに行こう
待ってくれてる誰かが人にはひとりはいて
待ってくれてる場所が人にはひとつはあるはずだ
さあ 燃えるような
気持ちが沸き上がったら
着の身着のまま
あるがまま
僕は走り出す
夕日に向かって
ふるさとへつづく路を 辿っていくよ
あの顔もあの顔も
忘れられないから
あの声もあの場所も
懐かしすぎるから
会いに行こう
会いに行こう
ゆうやけこやけで日は暮れても
明日にはまた会える
明日には笑っている
そうだ、僕は帰るんだ
都会に染まりきったさびしい心を洗える場所まで
ネクタイなんか放り出して
ビルなんかない
田んぼばかりの桃源郷へ。
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明星の光よ
またたきながら
僕を包み込む
優しい光よ
目を閉じた暗闇に
浮かぶ白い光
少しの汚れもない人
懐かしいものばかりであふれてるふるさと
帰ってきました
たくさんの野菜や思い出話を風呂敷に包んで持ってきました
我がふるさとに帰ればこんなにもたくさんの笑顔に出会える
たくさんの涙に出会える
尽きることのない思い出話の話しきれない分はまた来年話そうね
いるだけで ここにいるだけで 安心できる場所はそうはないよ
我がふるさとよ
ささやかなれども
唄にこめて
伝えよう
届けよう
これが僕の
ふるさとの唄
人には誰も帰る場所がある
その場所は世界のどこよりきっと懐かしくあたたかい場所だから
帰りたくなるのさ
石頭の親父の顔がほころんで
神経質なおふくろの顔が優しくて
僕は帰ってきました
よく帰ってきたねと
僕を迎え入れてくれる優しさがそこにはある
だから帰る
迎え入れてくれる場所があるから
我がふるさとよ
ちいさいけれど
お礼のかわりに
伝えよう
届けよう
これが僕の
ふるさとの唄
帰ってきたんだな
そんな顔してくれる
誰かがいる幸せ
そんな顔になれる幸せ
そんな幸せが待っている 僕を待っていてくれる場所がある
ふるさとはそんな場所です
ふるさとはそんな場所です。
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悲しいときも傍にいて
うれしいときも傍にいて
君がいないとさびしいよ
だから君よ傍にいて
朝から雨が降る日でも
青空のぞく晴れた日でも
隣にいてほしいのは
世界のどこをさがしても君一人だけさ
時々 僕らはケンカしてすれ違うけれど
それもまた仲のいいあかしだといえるから
しばらくすれば何事もなかったように僕らはまた
くだらないことで笑いあって
神妙な顔で 見つめ合って
朝から晩まで
茶番のような
僕らの寸劇は
きりもなく
つづいていくよ
君の笑った顔が好き
君の甘えた顔が好き
君の拗ねた顔が好き
君の泣いた顔はこの僕を男にしてくれる
なんでもない小さな日々の隙間に
差し込んだ
かげりさえ
笑い飛ばせ
ふたりの愛で
そして今日も僕がここにいてそこに君がいて たまに猫なで声で君が僕にプレゼントねだってさ
そんな毎日が僕は好き
そんなあなたが僕は好き
日本一とか国内一とかそんな規模じゃなくってさ
世界一 好きなんだよ
宇宙一 好きなんだよ
君が教えてくれた
人を愛する喜び
人に愛される喜び
僕、今、満二十と一歳
愛されて○十年
本当にありがとう
親に感謝
恋人に感謝
地球に感謝
自分に感謝
すべてにありがとう
センキュー
アニバーサリー
おかげさまで僕は今日もここにいる
そして君と笑う。
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言葉にならない気持ちを言葉にするなら
恥ずかしいから僕は歌にしてしまいたい
歌はまるでへたくそだけど思いがこもってりゃ ちゃんと伝わるはずなんだ
どれだけ君のこと
好きかってこと
伝わるように
届くように
僕は夜も寝ないで
頭ひねって
消しては 書いて
書いては 消して
そしてやっとできました
それがこの歌
心の耳できいてください
君のためにつくった
この愛のうたを
題名なんかまるで考える余裕もなかったから タイトル聞かれてもわからないけど
君が笑うところや
君が喜ぶしぐさを
思いながら
つくったんだ
悲しみに暮れる君をこの歌が慰めてくれたらいいな
そして
うれしいことがあったならその嬉しさを何倍も膨らますような盛り上がる歌になったらいいな
楽器なんか弾けないし
学問も嫌いだから
そんなに凝った歌はつくれなかったけど
素直な気持ちを精一杯こめました
だからきいてね
さりげないようで
ちゃんと見てるんだ
君の涙
君の笑顔
かわいい君の顔に
かげりがさすとき
僕は何をすればいい?わからないから
歌うよ 君に
この歌を
いつでも君を思ってるこの気持ちをそのまま歌にしたんだよ
だからきいてね
大げさかもしれないけど君が喜ぶと僕もうれしくなってまるで自分のことのように思えるんだ
そして君が悲しい顔していたら僕まで悲しくなってしまう
だから君にはなるべく笑っていてほしいからね
この歌がその架け橋になったらいいな
僕は歌うよ
名無しのラブソング
君の心へ届け
題名がないくせに
精一杯の気持ち
こめた 愛のうた
愛すべき茶番はつづく
ラララ きいてくれてありがとう
世界一愛してる
ジョーダンじゃないのさ
これが僕の本当の気持ち
名無しのラブソング。
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大切な人が傍にいる
それだけで支えになる
ひとりでできることよりひとりじゃできないことのほうが多いね
ひとりじゃ無理でも
ふたりならできることがある
僕はそれを知ってる
痛いほど
泣きたいときはある
でもがまんしなきゃだめ
大人は大変です
思っていたより
肌痛む季節
十二月も終わりだね
君の話をしたいけど
君の話をしだせば
何年あったって
語り尽くせないね
愛すべき人が傍にいる
それだけで支えられる
ひとりじゃできることには限界がある
でもふたりならばたいていのことはできる
ひとりじゃ持てない
荷物でもふたりいれば持てる だから君の力が必要なんだね
やっとわかった今
君と出会った意味
君を一言でいうなら
簡単だけど優しい人
何年経っても返しきれない恩がある
だから君の傍にいることで何かできることがあるなら僕は精一杯つきあうからそのつもりでね
数ある君の話の中に
事あるごとに愛を込めて 文脈も文法も何もいらない
僕は君をただ思うだけ
君は僕をただ思うだけ
それだけでいつまでも終わらない君の話
それだけで無限に増え続けるふたりの話
おしゃべりは続く
愛と平和に守られたこの世界の中で。
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どうして僕は生きるのか
どうして言葉を紡ぐのか
詩人だからなんて理由じゃ
人間だからなんて理由じゃ
もう納得できないな
生きることと歌うことはどこか似てるな
でも生まれながらに僕の中にはきっと歌が宿ってて
それを言葉にすることでやっと形になる
だから僕はイメージを形にすることでより鮮やかな世界を創造する
できればそれがバラ色で
素敵な言葉なら
僕は大好きな君にこの思いを歌にできる
瑠璃色の朝ならば
バラ色の夜だろう
悲しいことがあってもそれを忘れさせてくれるくらいの優しい人が傍にいて笑ってくれたらもう何もいらない
歌うのは下手だけど
精一杯ここにいて
生きる意味 その喜び
君と探していこう
少しずつ君といることが ただそれだけが僕の幸せと気づいてもしらばっくれているよ
恥ずかしいから…
今日も君が照らす
光の中で
僕も笑うんだ
君の前じゃ
嘘はつけなくなる
本当の言葉だけが
真実を語る
僕は君を愛してる
瑠璃色の朝に
朝刊より早く
君の耳に届く見えない心の郵便。
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心の中に浮かんだ
風景を僕は思い出と呼びたい
どうしてだろう
僕はここにいるのに
いつかいなくなる
影のような
幻のような
存在です
手を伸ばせば
届く場所には
夢はない
希望はない
期待しかない
不安しかない
心の扉は閉まったままだ
心の扉は開く気配すらない
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遠い昔 僕はパパと望遠鏡持って 星空見に行ったんだ
いくつもの星が見えた
名前なんかわからなくたってきれいだから
今も僕の心の中輝いてる
僕もやがて大人になって結婚して子供ができて かたちだけでもパパになったら
一緒にきれいな星空
見に行くんだ
嘘やごまかしなんて
通じないくらい
透明な景色を
歩いていこう
迷っていこう
悩んでいこう
困っていこう
ふてくされてこう
僕はやがて星になる
きれいなあの空の星のひとつに
それまでしばらく
ここでウダウダしていよう
心の空に輝く
銀河を泳いで。
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朝起きて 仕事行って
また帰ってきて
お風呂に入って
気づけば零時過ぎで
やっと寝床に着いても昨日の疲れが残っててやる気しなくて
僕の日常生活は
失敗ばかり
べつに失敗しようと思って生きてるわけじゃないけど
ただ不器用っていえばそれだけ
性格が優しいのは
悪いことかな
傷つきやすい心は
孤独を抱えた
深い深い闇の向こうに 星の光を期待しても 見えるのは
ただ果てしない夜の闇だけ
繰り返される毎日に
言葉などは必要なくて本当に大切なものはだんだん忘れ去られていく
朝起きて 仕事行って
また帰ってきて
お風呂に浸かったまま寝ちゃう日もあるさ
気づけば あわてて
独り笑ったりして
このまま僕はどうなっちゃうのだろう
消えない不安を
消えない迷いを
抱えた心は孤独にのまれた
心に夜は遅かれ早かれやってくる
夜明けには遠い
夜の真ん中で
僕はラジオを聞いている
明日の天気予報は晴れ
だけれど喜べないよ
心の天気は今日と変わらずどしゃ降りの雨だから。