詩人:どるとる | [投票][編集] |
言葉にすれば 嘘臭くて とても口には出来そうにないや
ごめんねまた 言えないや
喧嘩して 背中あわせで口も利かない
しばらく 寂しさから縁を切れそうもない
自動販売機の隅
水銀灯の明かりの下で一人泣いた夜
いつも先に 謝るのはあなただった
どんなに僕が悪くても 君はごめんねって笑うんだ
だから、僕はいつもその優しさに泣きたくなる
自分の 不甲斐なさが恥ずかしいから強がってしまう
子供みたいな僕だけど
いつか胸を張って言えたらいいな 愛してる
目を閉じて 考えてしまうんだ 君がいない世界のこと
想像しただけで 悲しくなるよ
君に出会って いくつの季節が過ぎただろう
数える暇もないくらい忙しい日々だった
誕生日には 君と二人で 大きなケーキとご馳走を食べるんだ
特別なことなんかは出来そうにないけど
僕に出来ることなら遠慮せず言ってよ
手つきも不器用だし何をやらせても 失敗ばかりだ
でもそんな僕にもゆいいつ得意なことがある
それは 世界中で誰より君に愛されていること
そして 君を愛していること その二つの自信
君が 笑ってくれることが 僕の何よりの願いだ
君が笑えばどこまでも僕は頑張れるよ
君が 泣いてるならその涙を どう片付けるか 考えるよ
いつも先に 謝るのはあなただった
どんなに僕が悪くても 君はごめんねって笑うんだ
だから、僕はいつもその優しさに泣きたくなる
自分の 不甲斐なさが恥ずかしいから強がってしまう
子供みたいな僕だけど
いつか胸を張って言えたらいいな 愛してる
いつか大きな声で自信を持って言えたならいいな 愛してる。
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突然に 奪われた
誰のせいでもなく
崩れた建物の下に埋もれた
小さな 命がいつものようにあなたを呼んでる
その日になるたびあなたのことを
思い出してしまうから 泣きたくなる
忘れたい でも
忘れたくない
いつもその繰り返しだ
今の私が あなたに
伝えたいことは
一緒に笑ってくれて
一緒に泣いてくれて
ありがとう それだけ
まだまだ あなたのいるところには行けないけど
私もそんなに 若くはないから
あと数十年したら
あなたに会いに行く
あなたに会いに行く
思い出が 瞼の裏に
スライドみたいに映る
忘れたいなんて思うために 積み重ねた思い出じゃないのに
誰を責めればいい
誰のせいにすればいい
いつも その繰り返しだ
今の私が あなたにできることは
まだ見つからないあなたの体を
探し続けること あきらめないこと
愛してる もう言えない言葉
聞こえるかい?空のずっと向こうまで届くかな
時のレールを走る電車に乗って
夏の訪れに 風鈴を飾って
開けた窓からのぞく青空
何度、言葉にしても悲しさに変わるだけ
でも伝えずにはいられないよ
とうとう伝えずに終わった言葉
今の私が あなたに
伝えたいことは
一緒に笑ってくれて
一緒に泣いてくれて
ありがとう それだけ
まだまだ あなたのいるところには行けないけど
私もそんなに 若くはないから
あと数十年したら
あなたに会いに行く
あなたに会いに行く。
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友達だと思っていた だけどいつの間にか恋をしていたんだ
大好きな君のためになにかがしたくて
でもいつも空回りして思うようにいかないなあ
きっと困らせてしまうけど
たくさん迷って たくさん悩んで
楽しいこと 面白いこと
一緒に重ねてく思い出
あなたとなら 幸せになれそうな気がする
君から 僕にそう言わせてみせるから
十年後の僕が果たすべき約束
それは君を 守ること
物語の中の主人公とヒロインのように
運命的な出会いじゃない
君は教室の後ろの席で話をしている
歯の浮くような言葉を集めた花束じゃ
きっと君の 心には届きもしないだろう
お礼を言われるより言うほうさ
助けるより助けられるほうだ
本当は 逆じゃなきゃいけないのに
それくらいがあなたらしいよと
笑ってくれる その目には未来が揺れてた
晴れの日に白いドレスを着せてあげるよ
十年後の僕はもう少し 今よりは
頼りになる人になるよ
あの日、君がくれた笑顔は
悲しみに暮れた僕の心に
傘を差し出してくれた
今も忘れてないよ
「愛してる」
ちょっと恥ずかしいけど最後まで聞いてね
ずっと胸に秘めていた気持ちを
きっと困らせてしまうけど
たくさん迷って たくさん悩んで
楽しいこと 面白いこと
一緒に重ねてく思い出
あなたとなら 幸せになれそうな気がする
君から 僕にそう言わせてみせるから
十年後の僕が果たすべき約束
それは君を 守ること
この命果てるまで
君を愛し続けること
50年後も百年後も今と変わらずに
「あなたと一緒になってよかった」
そんな気持ちに させてあげること。
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夕暮れの街に チャイムが鳴って
君とバイバイするその時 生まれた切なさはきっと
大人になっても 変わらないだろう
いつものように歩道橋の上から 大袈裟なくらい手を振る君を
僕は見えなくなるまで 見送った
ふと見上げれば遠かった夕闇が もうあんなに 近くに迫ってる
日の短さに 冬を見つけたよ
この涙は明日にとっておいて
また明日ねって 言うときに流そう
夕暮れの街に チャイムが鳴って
君とバイバイするその時 生まれた切なさはきっと
大人になっても 変わらないだろう
僕は何度でも 君にさよならを言うよ
何度、さよならと 言えるのだろう
そして何度 会えるだろう
「明日になればまた会える」と
思うことが できるかな
恐い犬に吠えられて二人で 走って逃げた あの道に落ちてる
思い出が今もあるかな
カメラのシャッター切らなくても 瞳の中には たくさんの思い出が 残されてる
日が長くなって 夜が遠くなったよ
少しだけ遠回りして 今日は寄り道しようか
約束を交わしたよ 何歳になっても
今日と同じように 二人は大人になっても
変わらないままでいようよって
どこで道を間違えたんだろう
気づけばそんな約束を覚えていたのは
僕だけだった 隣には君はいない
ただいまを言う人もおかえりを言ってくれる人もいない
君は 今どこで何をしているのかな
誰に 愛されているのだろうか
幸せなら いいなと思いながら
広がる夜の向こうに君を思い出してた
もう随分昔のことだから
あまり思い出せないけど
笑うと 可愛かったよね
多分君は 僕を忘れてしまっているだろう
でも 僕は君を覚えているよ
叶わね恋でもいい
思い出は いつまでも 色褪せない
あの夕暮れの空の色と同じように。
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絵日記に 書き付けたひと夏の物語
たくさんの足跡で埋まってく記憶
波打ち際にたたずんでるパラソル
砂の城をこしらえる
君の小さな白い背中を見てる
ひまわり畑を 駆け抜けて 風になった
風になった
君を自転車の後ろに乗せて
夏を 追い越さんばかりのスピードで
そのうち羽が生えて飛ぶんじゃないかって
思うくらいの ささやかな幸せに 心は数センチ浮わついたまま
僕だけの ダンデライオン そばにいて
笑っていて たまには泣いてくれてもかまわないから
僕に忘れられない夏をください
水着で決めたビーチ 裸足で駆け出す
転ばないでって言ったそばから転ぶ
アルバムには しまいきれない思い出
この先の道は渋滞が予測されます
ラジオが 伝えた余計な報せ
歌でも歌おうか 自由な言葉とメロディで
君の心に 消えない思い出を 刻んでやる
あの空を追い越して坂道の向こうまで
君を自転車の後ろに乗せて
夏を 追い越さんばかりのスピードで
そのうち羽が生えて飛ぶんじゃないかって
思うくらいの ささやかな幸せに 心は数センチ浮わついたまま
僕だけの ダンデライオン そばにいて
笑っていて たまには泣いてくれてもかまわないから
僕に忘れられない夏をください。
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涙ぬぐうハンカチもないのなら
僕が君の 悲しみにそっと傘を差し出そう
小さな傘だから きっと頼りないだろう
でも君のためを思えば頑張れるよ
きれいごとでもいい 誰かを愛せたら
いつか 強がりも立派な武器になるかな
目を閉じても消えない あなたの顔を
描いてはまた消して少しずつ自分のものにしてく
手にした傘は 悲しみを 受け流すほど
大層なものじゃないが 君を守るよ
報われない君の明日に傘を 差し出そう。
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夜明けの街に 落ちた光が 開いた目に突き刺さる
今、船出の時
空回りしている自信 目の前にある数ある論理
正しさは なんだ
間違いとはなんだ
せめぎあい たぎりあい
ここまでやって来た小さなプライドが
花になって 風になって そのすべてが僕を 形作る礎になってく
旅立ちは 晴れた日の朝がいい
こんなふうに 青い空に抱かれて
まだ白紙のページに刻まれていく足跡
いつか 何でもない今日が思い出になるように
僕らは 今を笑って生きているんだ
時々は 雨に濡れるのもまたいい
さあ今日も夜が明けてゆく
新しい物語の始まりだ
未来まで引かれたスタートラインに立つんだよ
「夢」という名の帆をかかげて
手にした 地図には載ってない 場所だから
時には諦めの言葉にすがりたくなる
自分とは なんだ
何者なんだろうか
負けて 勝って 引き分ける
その 闘いの中で 手にしたものはきっと かけがえのないものなんだろう
夜明けの街に 落ちた光が 開いた目に突き刺さる
今、船出の時 あらゆる波を越えて 目指す場所へ
流した涙が いつか笑顔になるその日まで
終わらない冒険さあこんなところで立ち止まってる暇はない
さあ 今日も 物語を始めるよ
保証された 旅なんかはしたくない
いつ何があるかわからない旅だから おもしろい
自分がどんな宝より 価値ある財産
重ねていく それぞれのストーリー
数えきれない秘めたるヒストリー
いくつもの 出会いと別れ
また 繰り返される日々の向こうに
放て 渾身の一手
僕らは 今を笑って生きているんだ
時々は 雨に濡れるのもまたいい
さあ今日も夜が明けてゆく
新しい物語の始まりだ
未来まで引かれたスタートラインに立つんだよ
「夢」という名の帆をかかげて。
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クリスマスの街に 白い雪が降ってる
アスファルトを白く染めてゆく
吐き出すため息も白く煙ってる
君に会いたい気持ちがふくらんでゆく
電話の声だけじゃ満たされないよ
レンガの街を 歩く君と二人
同じ歩幅で 互いを気にしながら
近づいたり離れたりする その微妙な
距離感が今の僕らには似合ってる
君に贈ろう 愛してるの言葉
枕元に吊り下げた靴下じゃ小さすぎて
破けてしまうかもね だから 手渡すよ
受け取ってくれるかな 僕の思いを。
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空き地の隅っこに 落ちている思い出が
タンポポの綿毛が風に舞うように
宛もない旅に出てゆく 背中を見た
夕暮れの 街に豆腐売りのラッパが鳴る
懐かしい 写真の風景を訪ねて歩く
知らない街の知らない空に 抱かれて
大人になれない僕達はいつまでも
探してる なくした思い出の場所を
「なくしてしまったものは もう帰らないのだろうか」
色褪せてしまった ズボンの青が
継ぎ接ぎだらけでカッコ悪いや
本の中に しまわれた物語が続くのは
読む人がいるからだとあなたは笑う
いつか見た夕暮れの赤にまた
出会える日は来るだろうか
あの日の空と今見てる空が同じならきっと
ネジを巻いて 動き出す 時計の針が追う明日を 僕も 追いかける
風の向こうを 知りたくて旅に出る
大人になれない僕達はいつまでも
探してる なくした思い出の場所を
「なくしてしまったものは もう帰らないのだろうか」
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東京と地方で離ればなれの親と子を
つなぐのは 月に数回の手紙のやりとり
携帯もパソコンもなかった時代の話
電話するのもいいけど言葉に出来ないこともあるから
そんなときには 手紙が役に立つ
僕からあなたへと手紙を書いているよ
相変わらずの調子で仕事も忙しいです
「お体に十分気をつけて下さい」
普段は言えない感謝の言葉が
明日を頑張る 確かな力になっていくよ
ありがとうって言葉が言えないときには
言葉にするよりも文字にして伝えるよ
十円握りしめて 電話ボックスで
話をするようなこともなくなったね
遠く離れても離れた気がしないのは
それもまたちょっと悲しい気がする
会いたいと思うときに限って忙しい
今月も手紙だけのやりとりになりそうだ
どんなことを書こうかなあ
伝えたいことばかりが筆を遅らせる
少し弱気になって素直になってもいいかな
僕からあなたへと手紙を書いているよ
相変わらずの調子で仕事も忙しいです
「お体に十分気をつけて下さい」
普段は言えない感謝の言葉が
明日を頑張る 確かな力になっていくよ。