詩人:どるとる | [投票][編集] |
いつもと何も変わらない夜
だけれどなぜか心躍る夜
悲しいことは目をそらしてもどこへ逃げても消えないから
さっさと飛び越えて行くのさ
とてつもなく長い夜を
僕はいつまでも僕のまま
明日もあさっても
僕はいつまでも僕のように生きるだけさ
笑ってぶっ飛ばすんだ
とてつもなく長い夜など
片手だけで ノックアウトさ!
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僕は君が好き!
君が僕を好きじゃなくても!
勘違いしたままで
せめて好きでいさせて
勘違い野郎の叫びがたまらず言葉に変貌!
ループする愛の言葉
君には戯れ言
だけれど叫ぶよ
僕は君が好き!
たとえ君が僕を好きじゃなくても!
僕の中ではいつまでも変わらない真実だよ
それだけはね!
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今日も見れるかな、見れるだろう
大好きな僕の町の夕陽は
オレンジ色に空は染まって
燃えるような優しい気持ちがなぜかこみ上げて
今なら誰にだって笑えてしまえるような気持ちだよ
窓から見える小さな四角形の景色の向こうに広がるいつもの町の景色
あんまりいい眺めじゃないけど空だけはいつも僕を見守ってくれているようにどこにいてもこの窓の向こうにいてくれるよ
大げさなくらいに
今日に手を振って
さよならを言った
だんだん暗くなっていく空 夜という怪物に食べられてしまう
幼いときよくこわかったんだよ
夜がなぜかこわかったんだよ
あんなに綺麗な夕暮れを食べてしまうから
でも夢から覚めていつの間にかうつむいてばかりいた顔をそっと上げれば
窓の外には昨日と何ら変わらない夕陽が僕を照らしてる
きっと僕は夕陽のように1日ごとにひとつずつ魂を空に捧げてるんだね
だからやがて
僕らはやがて
天にかえるのです
でもまだ若い今は
家まで帰るだけだ
僕の町の夕陽は今日も夜の胃袋の中へ消えていったよ
街路灯が町にポツリポツリつきはじめて
気づけば 布団の中
切なさともどかしさが混ざったため息吐き出して
なかなか眠れずにいる夜
月が輝いてる空が見える
あそこには夕陽がいた
今はいない夕陽が
明日までさよならだ
なんとなくきこえた気がした夕陽の声
学校へつづく坂道のほうから昇ってくる夕陽が今日もまた空を染めて
終わりのチャイムに見送られるように夜に身をあずけてゆく
ああ 僕はただ何も言わず立ち尽くす窓辺
当たり前なことだ
でもなんだか
切なさつのるものさ
僕の町を照らしていた夕陽が明日もおなじ夕陽であるように願いながら 願いながら 目をつむる
少しずつ重たくなるまぶたの中にうつった夜を忘れない
君が僕を覚えていてくれるなら。
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今日を描くのは自分
明日を描くのも自分
未来を描くのも自分
全ての物語は描いたままにつくられる
全ては自分の力量次第
今日を変えるのも
明日を変えるのも
未来を変えるのも
全ては今この瞬間の努力が未来の夢に結びつけられるただひとつの方法さ
未来を変えたいなら今の自分を変えなさい
今日変わったら明日は変わるから
描いた自分をもう一度見直してみよう
その先のストーリーが少しでも明るいものであるために
さあ、描いてゆこう
思いのままに
イメージの空に描け描け素敵な素敵な未来のストーリー
終わりのない素晴らしいストーリー。
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あしたよりあさってを見ろ 見ろ 見ろ
きっと君の心に素晴らしい光をともすだろう
夢みたいにいつも消えてしまうよ
今日という時間は
魔法みたいに
ぱっとあらわれて
すぐに消えてゆく
あさっての方向向いてるうちに ほらまた今日もすぐに昔話に早変わり
だからできることはお早めに
なるべく後悔は残さないようにしようね
言い聞かせて
己に
あさっての方向向いてる自分の首を今日に向かせて
大事なのはいつでも今この瞬間。
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この森の中では
時間だけがただ動いている
時間だけがむなしく動いている
朝が来ても森は朝でも薄暗いから夜なのか朝なのかも判別できないほどさ
どうして 僕らは都会にあこがれるの?
都会なんて汚いだけさ
隣近所の顔すらわからないまま
僕は挨拶もなくたまに顔を合わしても
まるで青木ヶ原で首を括っている死体のように青い顔で日々を生きています
なんとなく
それとなく
都会のドアを開けてみた
開いても大したことはなかった
だけれどなんだか
つめたい街だから
長く居着くと人間性をなくしてしまいそうな ミッドタウン
君を愛している
死ぬほど 愛している
今日は会えるのかな
都会の路地裏
苔むした壁に寄りかかり
僕は別れた彼女に電話するふりをする
この街じゃ一人きりはさみしいなんてものじゃない
死にたくなるほどだから
誰も話し相手がいないんじゃ
それこそ死にたくなるから
嘘でも君に電話してるふりするよ
青木ヶ原みたい
出会う人
すれ違う人
見かける人
みんな
みんな
田舎では
見られない
つめたい
目と
つめたい
心を
もっている
もはや
生きているというよりは働くために動いているというだけの街みたい
こんな森には
時間なんて必要ないのに
時間を必要としている みんな みんな
今日も時間だけが
むなしく流れて
つめたい街を
行き交う人の波が
幽霊みたいで
横断歩道、思わず 肩を 大げさなほど引っ込めた
それなのに それなのに
変なやつを見る目をして
僕を睨む 誰か
時間だけが
時間だけが
人を縛って
時間だけが
時間だけが
うごめいている
青木ヶ原ミッドタウン
開いたらもう二度と優しく笑えない
住めば都だって?
僕にはとてもじゃないけどそんな言葉は 嘘にさえ思えるぜ
出会う人が悪いのか
住んでる場所が悪いのか
なんか不運な日々。
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ただそこにいるだけで生きていることになるならば
お粗末につくられた不細工な人形でもその代わりはつとまるね
でも僕らはそこにいるだけじゃ生きられない
いつでもあっちへこっちへせわしく蠢くアリみたいに毎日忙しい
走り去る時の残像も満足におがめないくらい僕らはつねに時間より少し前を行く
頭の中に流れるメロディー
それはいつかの母の子守歌かな
風にさらされ今にも落ちてしまいそうな蕾みたいに僕のやわい心は小さな不安にも壊れてしまいそうで
僕が今 生きているこの世界を街で一番高いビルの屋上に上がって見てみた
真っ赤な夕暮れがもうじきそのまぶたをつぶる
今日というひとつの所謂一ページの終わりを告げるように鳴り響くチャイムが母の子守歌と重なる
優しいその音色に包まれた街の片隅で僕はまた一秒ごとにひとまわりさっきよりも大人になった心で口ずさむよ
一秒を刻むものは何もないから せめて僕が覚えていよう
たんぽぽの綿帽子が風に飛ばされるようにまた違うどこかで生まれ変われ
闇に消えた一秒は
またどこかでこの僕にぬくもりを伝える
それは まるで
いつか 聴いたような
在りし日のメロディー
この僕を 包んでく
どこかさみしい街に夕陽が沈んでく
心なしかその瞬間に涙したように降った夕立
僕は誰も言わないだろうさよならを誰かの代わりみたいにつぶやいた
さよなら
今日も楽しかったよ
また明日 会おう
明日も聞かせてね
今日より きっと
懐かしさ 増した
在りし日の
在りし日のメロディー
明日にたどり着いても昨日も昨日の僕も確かにそこにいた
生きていた証に
僕は旅をしていた
在りし日の
在りし日のメロディー聴きながら。
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僕がこの生涯で唯一宝物と呼べるもの
それはひとつしかないさ
人だからひとつじゃおかしいな
ひとりしかいないさ
どんな財産より
どんなものより
かけがえのない
君は宝物
誰にもあげないぞ
誰にも譲らないぞ
君は僕だけの宝物
ずっとそばにいてもらうんだ
君という宝物
唯一の宝物
君は宝物
僕の生きる希望
命とおんなじさ。
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希望はまだ死んじゃいないさ
諦めるのは早いだろう
もう一度 光へかえれ
希望は僕を見捨てちゃいないさ
そう決めつけるのはダメだろう
思い直してよ
希望の光を浴びて
すべての運命にひれ伏そうとも消えないプライド持ち続けて
希望を生かして
希望を生かして
進め 旅人
夜明けは近いぞ。
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ひとりぼっちだって
まともに生きてれば
べつに悪いことじゃないはずだ
友達のいる奴とは考え方が違うかもしれない
だけれど 僕は慣れちゃえば案外平気に生きれると
ひとりぼっちならひとりぼっちの唄唄え
ひとりぼっちを楽しもう 孤独になったのは強くなるためじゃなかった
でも強くなってしまったよ
良かったのかどうなのかな
ひとりぼっちが性にあう僕にはもう友達と生きる生活など…
一生ひとりぼっちでいい
ひとりぼっちにはひとりぼっちの楽しみ方があるから
悲しくなんかないよ
人はいつもえらそうに孤独な奴だとか言うけどそんなの無視さ
ひとりぼっちの寂しさそれを越した向こうにある素敵な世界を知らない奴の戯れ言だ
かまわないで唄え
ひとりぼっちの唄
今日も明日も
ひとりぼっちで
浮かべる笑顔が素敵。