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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[559] 半径数センチの奇跡
詩人:どるとる [投票][編集]


あ…
百円見っけ

これぞ
半径数センチの奇跡

ジュース代が浮くぞ。

2009/11/22 (Sun)

[558] 新境地はいつも半径数センチ
詩人:どるとる [投票][編集]


誰もかもみんなに認められる詩より
たった数人に認められるような詩を僕はかぎりなく書いてゆきたい
その理由はきっと僕が誰より知っている
みんなに認められたってそれはきっとつまらない
わずかな人たちの心にあたたかいあかりをともせればいいから
狙ってるわけじゃないけどなぜかそう思う

だから新境地は多分いつまでも変わらない
いつまでもこの場所でいつまでもこのおなじみの票の少なさで定評ですらわからないような僕の存在さ

望むのは だから
小さく光っていること
消えそうでも
消えない
そんなつよいつよい
存在であることだ

認めてくれる
あなたたちの心の中で生きていたいから
かぎりなく満ちていたいから僕は多分詩を書くのだろう
嘘偽りない思いとして

広範囲にわたる活躍をしたいとは思わない
僕は僕で勝手気ままに夢を見る
だから 新境地はいつも半径数センチ
目指すはいつも変わらない
広げもしない
半径数センチだよ

ありがとう
こんなひねくれた僕に票や感想をくれる人たちよ

僕は涙が出るくらい嬉しいんだよ
この小さな電子機械を飛び越えて伝えたいほど感謝と感動があふれている

ありがとう
ありがとう
僕はもう少し
この場所で詩を書きたい
たとえみんなの足手まといになったとしても認めてくれるあなたたちのために僕はまだ詩を書きたい

これが僕の思い。

2009/11/22 (Sun)

[557] 50回の涙と50回の笑顔
詩人:どるとる [投票][編集]


人生で100回もしも
涙を見せるとしたら
100回のうちのいくらかは笑顔を浮かべられたら幸せ
そして喜びに涙を流せたらなお幸せ
そんな笑顔と涙がちょうどよく混ざり合った人生をおくれたら素晴らしいだろう

だから なるべく笑おう
悲しいときは泣こう
つまり 素直な気持ちで生きよう
できるなら気持ちを偽ることはやめよう
心は偽れてない
作り笑いでどんなに表情をごまかしても心の中は悲しい気持ちでいっぱいなはずさ

だから 忘れないで
100回笑える時間があるなら半分はうれし涙を流すための50回だ
ほら誰もがきっと幸せになるために生まれたんだよ
きれいごとと笑うか
そうだよとうなずくかはあなた次第だけれど
忘れないで
僕の言葉

何を伝えたいかは
難しいから
遠回りだけれど
あなたに幸あれ
僕はいつも思うよ

悲しいことばかりの人生なんてただ悲しいだけだから
あなたに幸あれ
あなたに風よ吹け
元気よ漲れ
いつでも思ってる

詩をつくってしまうほどにほら気持ちは怒涛のように溢れてしまう。

2009/11/22 (Sun)

[556] 風に吹かれて黄昏て
詩人:どるとる [投票][編集]

こうしてるあいだにも
命の砂時計は僕の残り時間を奪ってゆく
一秒さえ惜しんでしまうよ
一秒なんて味も素っ気もないのに
様々な場面がまるで走馬灯のように頭の中を駆け巡る
そんな夢の中
寒々とした風に背中をなぶられて

静かに目を閉じたら
その向こうに見えた深い闇につぶやこう
まだ まだ 僕はそっちへは行けないよと

僕はまだ生きていく
自信はいつも無いけど
言葉だけなら何度だって言える
ほら また 悲しい嘘がすべてを偽るためにあみ出された

ただ僕は風に吹かれてくだらない瞑想に耽る 偉そうに腕なんか組んだりして
周りの忠告さえ無視して歩き出す その先に待つ見えない未来に何が待とうと
ただ自分を信じていればねきっと光にたどり着けると

自分のせいで傷つくなら気楽なものさ
大丈夫 大丈夫だよ
何があったってさ
物思いに風に吹かれてるふりしてればいい

部屋の三角の小窓から差し込むやわらかな光
あんな希望で構わない
黄昏 夢心地 おままごとの延長100回戦
それでいいよ
何も大人らしい未来なんて欲しくもない
ガキ臭い暮らしでいいのさ

自分の一番大切な宝物を指差してごらん
それは言うまでもなくこの命
そうだろ
それだけあればきっと幸せになれる余地は消えない
可能性はまだあるさ

だから 笑うよ
今がどんなに雨でも
起死回生はありえるから
命が消えないかぎり
風に吹かれて
何度でも黄昏よう
何度でもふてくされよう
何度でも旅に出よう

いろいろ新しいことを試すのは億劫でもあるけどまずはね旅に出なきゃ何もわからない
だから僕は旅人なのだろう
だから風に吹かれてる
羽織った外套は常識という概念に縛られたものの証さ
ほら悲しい世界
だけれど幸せも夢もすべてはこの世界の何処かにあるのさ

だから
風に吹かれてひとり黄昏て
日々を訪ね歩いて
この時間の意義を探す。

2009/11/22 (Sun)

[555] マンホールの上は
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僕はどこへ向かっているんだろう
自分の行き先さえわからない
ただ一生懸命に毎日を走っているだけで
日々は風のように過ぎてゆく
自分らしさも叶えたい夢も掲げてた理想もなんだか有耶無耶になってしまった

いつの間にか
マンホールの上
マンホールの蓋を引かれたらそのまま暗い下水道の中へ真っ逆さまさ
それでも自分の居場所が見つからない僕には避難する場所といえばそこしかない気がしてさ

見上げればビルとビルのあいだをただよう月が今にも落下してきそうなほど地面と月までの距離が近い

僕はどこかへ行くために旅立ったわけじゃないんだよ
きっと宛てなんか誰にもない
たどり着く場所はみんな同じ場所
されどそれまでの場所はみんな違う

たとえ 雨の中を濡れながら歩くとしても
僕はせめて生まれたことの喜びをひとつでも見つけられたら
それは永久に僕を照らす光にも変わるから
ああ僕はまだマンホールから足を洗えない
ここが僕の居場所さ

小さなこの部屋でただ
あたりまえな日々を暮らす

小さな宇宙の小さな物語を日々書き足しながら時々修正加えて
生きていけばいい

だから 僕は
マンホールの上に立つ
ここが僕の人生で最初で最後のホームグラウンドさ
ここからもしいつか旅立つ日が来てもまたここに戻る日が来る
そんなふるさとみたいな場所

ほらまた 僕に郷愁の思いを抱かせる
後ろ髪をそっと引いて

それでもね風に吹かれた僕はまた旅に出る
戻らない 戻らないよ
新しい 僕になるまでは

ふるさとよ
だから暫し待たれよ。

2009/11/22 (Sun)

[554] ガリバー
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泣いたっていいんだ笑っていいんだよ
さあ 心ゆくまま
心に映る気持ちのまま
生きていけばいい
生きていくがいいよ
ああ 心ゆくまま
瞳に映る現実見極めて

進め小さなガリバー。

2009/11/22 (Sun)

[553] 大波小波
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人生は想うほど嫌なことばっかりじゃない
ほらね生きていればわかるはずだろう
どんなに悲しくたっていつまでも雨も降ってはいない
かならず時間が経れば青空が顔をのぞかせる
太陽も輝くよ

人生はいわゆる
坂道という人がいる
僕もまったくその通りだと思うよ
上がり下がりの激しい坂道だ
気持ちも同じくらい上がり下がりを繰り返すよ
そこに人の営みがあるかぎり悲しみは人から離れない

だから

大波小波のこの日々を逆手にとりまして
楽しもうよ 楽しもう
どうせ 悲しみが消えないならば その悲しみごと楽しもうよ
少し勇気がいるよ
僕もまだできちゃいないけど 共にそんな気持ちになれたらいい

そうさ

大波小波 上ったり下がったり 本当に疲れるね それでも生きていく僕はもう狂ってるとしか思えないよ
他人の吐き出す 愚痴と文句と癇癪の中
まるで台風の目の中にいるような 気怠い日々の中 なぜか思うよ

こうして生きていくことでさ
いつしか大切な何かを見つけられたらいい
せっかく生まれられた人生だ
割に合うように
最後まできっちり
生きなきゃ損だよ

さあ 大波が僕を飲み込む そして少しずつまた波は穏やかになり油断してたらまた大波が

ああ
一難去ってまた一難
世の中に叫びたいことが山ほどある
それでも僕よ負けず
進め
世の中の荒療治に勝つために
ほら ほら ほら
正しさの神髄を
追いかけてゆこう
世の中の灰汁を
残さずすくい上げよう

大波小波で揺られまくりの日々のその中で。

2009/11/22 (Sun)

[552] 人生という列車に乗って
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今日も走る暴走列車
心の中にのびるレールをガタゴトと
音を立てて走る 走る

欲望は僕はどこまでも駆り立ててゆく
いつまでも終わらないあふれる欲望に
心はいつしか支配され
この世界にばらまかれた金の延べ棒にも匹敵する夢を探しに旅に出た
吹きすさぶ風を受け
時折、波に流され
猛吹雪に凍えそうになりながらもやがて訪れる優しい春の季節に舞う桜を見て笑うのさ

季節はいつでも僕らを運ぶいわば列車のようなものなのさ
今日も少しずつ僕らは今いる季節から次の季節へとこうしている間も進んでいるんだ
雨が多いな
やたら暑いな
それなら今は夏だね
でもやがて寒い冬が来て
と思いきやあたたかい春が来て
季節はめくるめく速さで変わりゆくよ
時間という風に急かされながら

季節という名の列車に乗り込んでいるよ
僕はもう降りられない
乗り込んだら最後
もう死ぬまでなんらかの季節の中
寒がったり暑がったり眠くなったりしんみりしたり
感じたり思ったりしなきゃいけないらしいんだよ

この前、桜吹雪の中
列車は走っていた
そして
この前は猛暑の中を列車は走っていた
そして今はもう寒い寒い冬の中を走っている
これからもっとこの寒さはきびしくなる
いつまでも秋だからなんて言ってられないのさ

季節という名の列車に乗ったからには
終電までつきあわなきゃあとは途中下車するように自ら死ぬしかないらしい

なんて言ってみたりして…

今日も列車は走る 走る
命という薪を燃やす代わりに時間を与えて貰いながら僕は暮らしてゆくんだ

季節という名の
時間という名の
魔法仕掛けの
列車に押し込まれたときから僕はこうなる運命だった

ほら 今日も
走りつづける列車の中で嗤いもするし泣きもする
そんなあたりまえなようで特別な日々を誰もがみんな生きてる
それぞれの事情の重さに潰されないよう命を支えながら。

2009/11/22 (Sun)

[551] 名前のない街〜NONEMUTOWM
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名前のない街に棲む
名前のない人たち
名前がないからみんな誰かを呼ぶときも自分を呼ぶときも「おい」とか「ねえ」とかで名前を言わずに呼ぶのです
名前のない鳥が飛び
名前のない花が咲き
名前のない建物が建ち並ぶ
名前のない一日に名前のない朝が来て
名前のない夜が空を黒く染める
名前のない人たちは名前のない夢を見て
名前のない時間の中で眠る

名前のない日々はただ名無しの運命に突き動かされて名前もないまま進む

名前のない悲しささえも当たり前だと
名前のない人たちは平気な顔で今日も名前のない一日の夜明けに大きなあくびをするのさ
窓から見える一面の雪景色
それにさえも名前はない
名前をつけようとさえしない
名前のない飲み物を飲み
名前もない場所で働いたり勉強したり
名前もない教科を学び名前もない学校に進学したり名前もない仕事に就いたり
ずっと名前もない人生の中で名前もない人たちは名前すらなくただ人間ってだけの存在でこの街で生きる

ただひとつ名前があるのは人々のからだの胸でリズムを刻む心臓だけだ
なぜかそれだけはハートとみんな呼ぶ
それぞれの名前はないのにねそれだけは名前があるらしい
そんな不思議な街で生きる人はみんななぜか幸せそうだ
名前がなくても
名前を呼ばれなくても
きっとそれぞれの中でその人にしかない特別な光でこの人が誰か区別できるから
名前がなくても結局はその人は世界にひとり
名前のない街に棲む人たちは今日も名前のない一日の中で
名前もない幸せに名前もない笑顔を浮かべ時に名前もない涙を流す

幸せってきっとそんなものなんだろう
具体的なその人をあらわす名前がなくてもそんな世界ならばきっと笑えるはずだね

空は空、太陽は太陽
海は海、花は花
一つしかないもの
たくさんあるもの
たとえだぶってしまってもきっと名前がないことでその人にしかない識別箇所があるから。

2009/11/22 (Sun)

[550] 明日 明後日 明明後日の夢
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夢は時間が経てば経つほどにふくらんでゆくものなのさ
明日 明後日 明明後日と
時間が流れれば流れるほどに夢に近づいている そういうものさ
明日には今日よりも
明後日には昨日の今日よりも
明明後日には昨日の昨日の今日よりもきっと夢は立体感をもちながら現実味を帯びているだろう
手を伸ばせばほらつかめるほどにね
明日 明後日 明明後日と
時間は僕の夢を叶えてくれる
頑張り続ける
気持ちにこたえるように不思議な力が僕を導いてゆく
まばゆい未来へ
光あふれ 鳥たちは歌い 波はおだやか
そんな楽園にも似た毎日が僕を頑張ったぶん待っているよ
明日 明後日 明明後日ころには。

2009/11/22 (Sun)
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