詩人:どるとる | [投票][編集] |
雨が降った日は部屋の窓を閉めるように
悲しいことがあった日は人はね心の窓を閉めてしまうのさ
そうしないと壊れてしまうから
感傷にひたるだけじゃなくて傷を癒やすために少しだけ…
今日はあいにくの雨降りだね
だからなんだか気持ちまで滅入っちまうだろう
心の窓を開けては閉めて僕は1日をどぶ川に捨てるように意味なく過ごした
ああ 心の置き場所が見つからなかったのさ
ただそれだけのことで1日を費やしたのかい?なんて言わないでくれよ
悲しくなるだろう…
悲しくなるだろう…
僕はまた静かに
心の窓を閉めて
カーテンまで閉めて
一人になりたくなる
生きてればみんなちょくちょくそういう時があるはずなんだ
誰かに気づいてほしい 本当は
でもそっとしてほしい
そんな難しい心境なんだよ
わかるだろう?
まだ開けられない
開けるわけにはいかない
心の窓
外はいつも暗雲立ち込める世界
雨でよく見えない
こわい こわい こわい こわいよ
どうして僕はこうなったんだろう…
誰か 助けて…
そんな気持ちで一人口ずさむ 慰めの詩
他人にかける言葉もなくついには自分にかける言葉も失くしたんだよ
雨はまだ暫くはやみそうにないです
そういうことでバイバイ…
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「ありがとう」の種を蒔いたら
「どういたしまして」の花が咲く
そんな日常茶飯事が自然に声という形で響く世界なら
明日からでも今日からでも世界は平和になるだろう
声に笑顔がつけば
さらにグッドだよ
サンキューベリーマッチって言ってみようよ
心にあふれた感謝があるならば隠さず恥ずかしがらずに声に言葉に出してみよう
さん、ハイ!
みんな心にもっている
ありがとうの種を
そしてみんな咲かすことできる
どういたしましての花を
ただそれを恐れてばかりいたり面倒くさがっていたらどうしようもないね
ありがとうとそしてどういたしまして
種を蒔いては咲かせて
今日もそんな素晴らしい言葉や声が響く世界に居たいなあ
信号待ちしてる僕にまた君が思わせぶりにいう
今日も、1日あなたといれて良かったよ
なんか
なんか
なんか
恥ずかしいけどうれしくなった
夕陽が落ちていく
今日も終わりだね
僕も言おう
たまには選手交代で
どういたしましての代わりにありがとうの種を先に蒔いて君からもらうのさ
咲いた言葉はなんと驚き
どういたしましてじゃなく愛してるだった…
そんな他愛のない不思議でも何でもないストーリー
めぐる明日もこいねがう
強く強くここに願う
サンキューにベリー
つまりとても
マッチ あっている?
どういたしまして?
意味は曖昧 うろ覚えだけれどまあ兎に角 僕が言いたいのはそういうことなんだ
だから街にあふれる優しさに呼応するように響くその声その言葉
今日もありがとう
街に 風に 景色に
そして 君に
僕に関わったすべてに言うんだ
素直すぎるくらいでいいよ
ありがとう…
どういたしまして…
たまに愛してる
なんかこういうのいいね
明日もこんなんでいいや…
フッと振り向けばそんなものが自然に在るよな。
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雨上がりに咲く七色の懸け橋は僕の無感動な瞳にも美しく映ったよ
たとえば楽しい歌を低い声でひそひそと歌うようにちぐはぐな今を生きてる人へ捧げたい
雨上がりには虹が
悲しみのあとには喜びが待つってことを忘れてるなら教えたい
今日もこの街には僕の心に虹を架けるような素晴らしい出来事はなかったけど
でもね気づくと当たり前のようにここにいて生きてる
それが幸せ
ばかばかしいことで笑える今が幸せ
気づいたんだ
そんなことに
今さらながら
涙がほほを伝う
そのあとにも
虹みたいにね
笑顔がほら美しく
明日に虹を架けるように輝いていた
僕は幸せだよ…
当たり前を笑ったらきっと愚かだから
僕は今を何より幸せだと思うのさ
虹よ またよろしくね
涙のあとの嫌な気持ちを華やかに盛り上げてください
たとえばそれが君の笑顔ならカンペキなはずだから
虹は七色に輝いて
今日も雨上がりに咲くのさ。
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どんなに悲しくても笑顔を絶やさないでいてほしい
あなたの笑顔で救われてる僕には
その笑顔がなくちゃ一日は終わらないよ
だから笑顔を見せてよ
人生、生きてる間しか笑えないから
なるべくたくさん笑っておこう
泣くこともおなじだけれど泣くよりはね笑ってたほうがいいから
悲しいのに気持ちに嘘をついて笑ってくれだなんて言わないけど少しずつ少しずつなくした笑顔を取り戻せたらいい
君の美しいその顔にはやっぱり笑顔が似合うから
涙の雨に今は顔中濡れててもゆっくりゆっくりその雨をやます方法を探していこうねふたりで
涙のち笑顔ときどき無表情で日々は流れていく サラサラリ
ただそれだけの繰り返しが泣いちゃうほど笑っちゃうほど尊くて愛しいんだなあ
いつかそれは砂時計が落ちきるように
最後のひと粒まで続くからいつか僕の砂時計も落ちてしまうからおなじさだめをもつ君とふたりその悲しみを慰め合いそして愛し合うのさ
この愛は本当だ
すべての悲しみを慰めるためにあるだけじゃないのさ
君は僕の笑顔を
僕は君の笑顔を
守り 引き出して
そして
君は僕の涙を
僕は君の涙を
ぬぐい 押し戻して
そんなふうにゆるかな時が流れていけばいいな
少しずつ少しずつ
ふたりはひとつに重なる
歌いかけるように
語りかけるように
僕は君に愛を届ける
言葉はいつも不器用で仕方ないけれど
僕はこれだけわかってるんだよ
君が好きだってこと
涙のち笑顔ときどき無表情で日々は流れていく サラサラリ
ただそれだけの繰り返しが泣いちゃうほど笑っちゃうほど尊くて愛しいんだなあ
ふたりを乗せた地球ならばなおさら尊く愛しい時間だと思わせるよ
だからサヨナラの悲しみとそれまでの切なさをぬぐい去ることは難しいかもしれないけれど僕らはそれでも積み重ねる今を愛してる。
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雨上がりには虹が出るように悲しみの雨を頑張って耐えたらそれなりのプレゼントが貰えるのさ
雨上がりのそのあとには…かならず何かが
そんな流れであってほしいね。
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日々、カレンダーをめくるのは君のその手で僕がめくるのは君のロングスカート
その中のめくるめく夢さ
恋したよ
僕は君に
もうこの思いぬぐえない
カレンダーはまためくられていく
恋々カレンダー
恋々カレンダー
君は可憐だ
君は可憐だ
なんちゃって…
あ、今 星が流れた
願わなくちゃ
二人の永遠を…
なんちゃって…
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ふと目覚めたように気づくとそこはひとっこひとりいない
孤独な闇の中
イメージしていた未来とはだいぶ色あせた未来が僕をあざ笑う
すべてのことに答があるというのならば
今、僕が歩んでるこの涙で濡れた道もちゃんとした意味があるのかな
もしもなくても明日はやってくる
当然だというかのように
そしてすべてがなにもなかったかのように片付いた1日が僕をまた馴れ馴れしく呼び出す
壊れた人形のように
ただおなじ動作を繰り返して毎日僕はなにをやってるんだろう
涙なんかもうとっくにかれました
僕に残されたのはただの愛想笑いだけ
こんな悲しい未来
幸せだとか待遇だとか関係なしに
僕は不幸だと思う
生活なんか成り立たなくていい
ただ僕は生きてりゃいい
そんな願いを祈っても日々なんだかすぐに気づくと死にたくなる
でも本当に死ねるわけもなく
ただ言葉と気持ちだけを抱えたまま僕は生きていく
この悲しさよ
この切なさよ
雨に濡れてびしょぬれの心に歌う歌もなく
僕はずっと意地っ張りに歯を食いしばるだけ
ああ 僕は強く思うよ
明日なんか来なけりゃいいのに…だなんて全くそのとおりだ。
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新しく生まれる命
これから消えてく命
悲しみと喜びが交差する1日の中で人はどこかで死にどこかでは生まれて
そんな繰り返しが命を運んだり命を片付けたりする毎日
今日もどこかで
人が消えて
どこかで
あらわれて
新鮮な名前を
汚れのない
その名前を
呼ぶ人の涙と
人の死を悼む人の涙を混ぜ合わせるわけにはいかない
だから
サヨナラはサヨナラ
そして
はじめましてははじめまして
どこかで今日誰かが死んでしまっても今日生まれた命に笑いかけるかはその命に関わった人によりそれぞれで
生まれた命に笑うなら本気で笑い
消えてく命に泣くならば本気で泣いて
立ち会った悲しみや喜びに魂をこめて向き合うがいい
じゃないと生まれた誰かに 消えてく誰かに申し訳はないから
命はそうして
誰かの流した涙や浮かべた笑顔に運ばれて違う場所へ流れていくのさ、それが悲しみであれ喜びであれ大切なのはどれだけその出来事に本気で向き合えるかだ
もしも本気で向き合えたらそれは正しい形になるよ
君は笑え
君は泣け
それでいい
おなじ世界の出来事なのさ
悲しみと喜びがどうしても重なってしまう命のはじまりと終わりの日に見つけてしまった涙の色を問わばそれはその人のみがわかることさ
だからある人はどこかで命に笑いまたどこかでは命に泣いてる
そんなおかしくも正しい流れが世界をぬらすのさ
夕立みたいにどちらにも触れちゃいない僕には予測なんてできないさ
だからこそ悲しいのかな
わからないまま
消えた誰かの
知られないまま
生まれた誰かの
命の影の小さな
揺れにも気づけないこの平和すぎる僕にはなんの悲しみも喜びもない
ただ今日もいつものように平穏に過ぎただけ
僕には
はじまりも終わりもなくてただ1日がまたひとつ消えただけでしたというだけ。
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誰のために詩を書いているんだろう
いつも僕はただ詩を書いている
だけれどたまには誰かのために詩を書けたなら素晴らしいね
たとえばこの先出会うまだ見ない愛すべき人のために書けたなら最高だろうな
夜空の星よりもずっとずっとずっと
たくさんの思いを君に捧げたい
どんな名前なんだろう 僕が愛する人は
どんな名前でもおくる気持ちはたったひとつさ
愛してるだけ
それをただ自分なりに詩にするだけだ
だけれどこれが難しいんだ
だけれどなるべく早いうちに伝えるよ
僕はその日のためにきっと気持ちを書き綴ってる
誰のために詩を書いているんだろう?
その答はもうここにあるよ
ほら 輝いている
君のための詩が
そして
愛の詩が君にひもとかれる日を待っているのさ
早く読んでよね
なんて
僕の詩はそんな風な主張をもとに存在しているんだ。
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君も僕も悪くないのさ
お互いがお互いに悪いのさ
ケンカなんてケンカなんてよっぽどじゃない限りはお互いに非があるのさ
この勝負引き分けにてケンカ両成敗ということでおしまい
あとは笑っていよう
もう忘れちゃって
ジャンケンポン
あいこでしょ
何回やっても
ケンカなんて
あいこなのさ
だから歌おうぜ
笑おうぜ
ケンカなんかするより笑っていようぜ
それが理想だよ
でもいつも僕の中で響いてる唄なのさ
唄みたいな思いなのさ。