詩人:どるとる | [投票][編集] |
今思い込めて大きな夢を抱いて飛び立つ翼は世紀末の終わりとともにまた新しい
翼を生やすだろう
光沢放つダイヤのように微塵の汚れもない美しい旅立ちに祝杯あげるぼく
昇る太陽 夜明けの空
だけど気づけば日は暮れて 空はオレンジ色
明日もまた今日と何ら変わらない日になるだろう
なんてつぶやいてね
巣にかえるように折り畳んでた翼 広げる
おれてしまいそうなほど柔く傷ついたぼくの 心に生えた
絶え間ない未来に飛び立つための翼
飛び立ちたいときに飛び立つための翼
誰にでも あるはずだ
飛びたい気持ちがあるならば きっと
飛び立てないはずなんかないから
確証なんていらない
飛び立つ 気持ちだけが明日を開く鍵になるから飛び立て その翼で 目には見えないその翼で 旅立て
新しい 明日へ まだ見たことのない始まりのその先へ
夜明けを待たずに
飛び立つ翼を今開け。