詩人:どるとる | [投票][編集] |
ただ好きなだけで僕は君とはいないさ
いつもいつでも大事なことは心の中さ
触れられたくない秘密や
聞かれたくない過去さえ
知りたくなるけど
僕らは黙って
ただ手を繋ぐ
唇重ね合わせても何も伝わらない夜は
背中越し へたくそな口笛吹いて おやすみもいわず眠るよ
何もできない
ただそばにいるだけの僕なのに
君はいつもまるであたりまえのように愛してくれる
だから
君は誰より 大事だ
何を失っても君だけは失いたくない
僕の最後の光さ
口には出さなくても
僕にはわかるよ
そのしぐさ
その笑顔
時折風にのって聞こえてくるその声に今心はあたたかく包まれてる
残業の帰り道
靴音も静かに
なだらかな
坂道をゆっくり
のぼる僕の耳に当てた携帯から聞こえてくる
素敵な君の声
それはどんな音楽よりも素敵な素敵な音色さ
僕の心を癒してくれるんだよ
いつだってマイダーリン
そりゃそうさマイハニー
飛び交う言葉が今夜も四畳半を幸せで満たすんだ。