詩人:どるとる | [投票][編集] |
乳白色のスカートが揺れる
夏の晴れた空の下で青い屋根のような
青い空に白い雲が浮かぶような
そんなありふれた日に
白いスカートなびかせて君が笑う
さも楽しそうに
君と出会ったのは大げさな奇跡
しかも超ド級の奇跡なんだよね
白いスカート風に舞い上がる
僕はすかさず下心を押さえ込む
ああ 君よ
大人になった君よ
美しくなったね
幸せの鐘楼は鳴る
君を祝福する声が
僕の耳には届かない
君の隣で笑うその人にすべてたくすよ
白いスカートの揺れるころ 僕は永久に君を遠ざける
会いたくないんじゃない
会えないんじゃない
会ったらいけないんだ
心が壊れてしまうから。