詩人:どるとる | [投票][編集] |
悲しみも
喜びも
ぜんぶ
のみこんでしまえば
あとはすべて
記憶が食べてくれる
僕らはただ目の前にある生活に忙しくしているだけで時間などは費やされてしまう
何も考えずに
景色に目を向けるとか
風の音や木々がさわぐ音に耳を傾けるとか
そんな開け放された自由な時間恋しがりながら
本当にやりたいことはできずにいるのさ
なんとなく眠れない夜
時間をもてあました僕はバラードを歌うのさ
聴いたこともない
僕がつくったやさしいバラードで心を慰めるんだ
悲しみも喜びも
忘れてしまえば
通り雨と笑えるけど
やっぱり
ずっと消えないな
だから今夜も悲しい記憶に悩まされるから
バラードを歌うのさ
やさしいバラードで心を慰めるんだ
気休めだけど
少しやさしくなれる。