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どるとるの部屋


[2406] 自分にエールを
詩人:どるとる [投票][編集]


僕は何も知らずに
ここに咲いた一輪の花
ワケを聞かずにとにかく生きろといわれたから今もわけがわからずに生きてるまでさ

マニュアルどおりにはいかない人生だ
正しさを思えば思うほどに鮮やかに間違ってしまう
流行り廃りもめまぐるしい世間の風に振り回されヨリミチしてしまう

僕は花なので いつかは枯れるのが運命だ
でもそれまで
何をしよう?
そうだ、夢を叶えよう 楽しく歌歌おう
いろんな事をしよう

結局 何を悩んだって何かが変わるわけもないから歩き出すしかないわけで
僕の人生はまるで散らかした部屋のように 片付けても片付けてもきりもなく片付かないのが常ですから

つまんないこと考えて貴重な時間費やすより まずは大きく前へ踏み出すことがたいへん重要なのです

拳を空に突き上げて
大手を振って歩き出すのさ
えらそうな態度と
妙にふてくされたスタイルがいまだに大衆には受け入れられないけど

構わずに 進めよ
大きな波がすぐそこに待っているさ

笑って 飛び越えてやるぜ
その意気だよ
鳴り止まないファンファーレと大歓声

商店街を 吹き抜ける風に迷いはない

自分にエールを
我こそが主役さ

さあ
勇み立つ 崖の上

明日へ宣戦布告だ

遠目に映る金色に 輝く 朝焼け

旅立ちにふさわしい
さい先のいいスタート

一歩踏み出したら
そこから物語は一気に 意外な方向へ。

2011/01/29 (Sat)

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